4.『羊たちの沈黙』は、ぼくにとってはジョディ・フォスターの映画だったんだなあと再確認。エドワード・ノートンも好きな俳優だけど、『羊たち』に漂っていたセクシャルな雰囲気が消えてしまうと、レクターとのやりとりにどうも緊迫感が足りなくなってしまう。ダラハイドとリーバのシーンの危うさはよかったけど、やっぱり普通のサイコサスペンスになってしまった感じでした。ただ、ラストのおまけは、ファンにはうれしいですね。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-06 16:20:43) (良:2票) |
3.見終わった直後の感想が「久々に美男・美女が一人も出てない映画を見たなぁ~」で、私も堕落したもんです(笑)。ほんとのとこE.ノートンてどーなんでしょう?カッコイイスか?彼。私は序盤のレクター逮捕云々のシーンで「あ~、この人(ノートン)がレクターさんに殺されて死んで、もっとカッコイイ人が主役で登場するんだな」と思ったくらい、ビジュアルに問題を感じました。ごめんよぅ、ノートン。演技はうまいんだが‥‥あの”なで肩”がイカン!ジャコメッティの針金彫刻じゃーないんだから!「モーリス」じゃないんだから!(怒) はぁはぁ。‥‥失礼しました。映画自体は普通に面白かったけど、「羊たちの~」のハラハラはないし「ハンニバル」のグログロもなく、前2作に比べるとインパクト弱し。レイフ・ファインズはよかったです。彼のほうがノートンよりステキと言ったら、友人に「あんたは筋肉好きだもんね」と問題発言されました。違います、役者の持つ雰囲気とイメージに対する好みなんです、と今ごろですが反論したい。 【りりらっち】さん 6点(2003-12-03 00:39:56) (笑:2票) |
2.決してつまらなかった訳ではないのですが、見終わった後に物凄い物足りなさを感じました。猟奇性もイマイチだし、幼少期の虐待と現在の猟奇性がどのように結びついていったのかが全く分かりませんでした。 見落としただけなのかも知れませんが、ドラゴンの刺青もどんな意味があるのか分からなかったし・・・ 【TINTIN】さん 6点(2005-01-03 02:47:46) (良:1票) |
1.キャストの豪華さにつられて観ましたが、よく言えば上手くまとまった作品、悪く言えば印象の薄い作品。まず勘違いしないで頂きたいのがレクター博士の犯罪ルーツや彼自身がメインでは無いと言うこと。宣伝ではいかにもレクターが主役の様に見えますが...しかしこれだけ豪華なキャストを用いながら印象が薄いのはやはり監督の力量不足か、原作の世界観を大事にしたのか。ストーリー的にも今回の犯人であるレイフの犯罪動機がサイコサスペンスに見慣れた観客にしてみると「えっ?そんな理由?!」と肩透かしを食らう。出来ればエドワード・ノートン演じるグレアム捜査官の心理描写をもっと重点的に彫り上げて欲しかったですね。ただ驚くべきなのがレイフに恋心を抱く盲目の女性を演じたエミリー・ワトソンの演技!彼女がいなければこの作品の全てが霞んでしまうかの如く、素晴らしい演技でした。これをみてファンになりました。大好きなフィリップ・シーモア・ホフマンもおいしい役どころで相変わらず存在感バッチリでした。芸達者と言われるエドワード・ノートンは今作品に関しては物語を引っ張っていく存在でしかなく、印象薄いです。そしてラストで「羊たちの沈黙」への白々しい伏線を見せたり、変な爆破シーンがあったりいらない所に気を回されるとかえってそれが鼻につきました。「羊たちの沈黙」ほどジットリとした恐怖感や心理描写は無く、「ハンニバル」ほどの美しさやスリリング(いいか悪いかは別として)も無しという感じでしょう。 【さかQ】さん 6点(2003-02-19 00:49:17) (良:1票) |