4.真田広之や老中の子倅かぶき者達を始めとするキンキラ衣装には閉口してしまうが、キャスティングや遊びのない脚本などを観るに、これは劇場版必殺シリーズの最高峰といっても、イイんじゃないでしょうか。
リアルタイム本放送世代の私としては、蛇足ながら「影の軍団、必殺シリーズ参戦?」と、感じてしまった。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-05 23:42:18) |
3.「必殺」の生みの親である深作欣二をむかえての本作だが、手掛けたのは「仕掛人・藤枝梅安」ということもあり、「仕事人」には余り愛着が無いように思える。千葉真一率いるJACを用いて好き勝手やってしまっているのだ。真田広之は近年の落ち着いた役よりこちらの方が好きなので良かったが、問題は千葉真一を仕事人にしてしまった点である。千葉真一は柳生十兵衛以外はどうしても浮いてみえる。中村主水や秀などは余りにも出番が少なく、出来れば単純に深作チームvs仕事人という戦いが観たかったというファンは少なくないと思う。深作らしいと言えば、センスの良い音楽を最大限に活用した爽快なアクションで、繰り返し何度観たか分からない。 【まさサイトー】さん 6点(2004-07-19 04:01:03) |
2.確かに必殺らしくありませんよね。結局、必殺シリーズを映画化するってのが無理なんじゃないかなあ。話を大きくすればするほどテイストがなくなってしまうから。 だから必殺としての評価はしにくいです。けど、映画としての出来はとても良いと思います。見せ場たっぷりで、家光の乱心で描ききれなかった建物内での殺陣アクションがようやく完成したかなっていう感じ。サニー千葉ちゃんよくやった!主水をはじめ、他のメンバーの印象はかなり薄いんですが。 【熊山くまじろう】さん 6点(2003-11-26 00:25:06) |
1.悪党が最後に始末されて、あースッキリ、という「必殺」のノリを期待していると裏切られます。私としても仕事人個々の見せ場を観たかったですね。 |