12.子供の頃に雪が積もると集団登校時に雪中行軍とか言ってタンボの中を歩いてみんなで遅刻して怒られた。でも彼らは命がけであんな事やらされて大変です。「冬の八甲田を歩いて見たいと思わんか? 」上官から言われたらイヤとは言えない。彷徨い歩く姿は亡霊のようで恐ろしい。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-09-12 16:43:52) |
11.たしかTVか何かで中学か高校の頃に見た。1回みただけで引き込まれてしまった。吹雪の描写に難ありとの意見もありますが、私はこの映画の自然描写に魅せられて、俳優の迫真の演技もよかったので、隊員達の苦労ぶりや、ずるずると深みに嵌って、遭難していく様がとても印象に残りました。あと、高倉健以下のの演じる明治の日本軍の描写なんですが、案内人の女の人に敬礼をするシーンがあったのですが、映画上の演出とわかっていても、この頃の兵隊は本当の意味でかっこよかったんじゃないかと感じました。礼儀も節度もあったのだと思いましたね。(この映画にはそうじゃない人も多く出てますけどね^^;) 【はむじん】さん 8点(2003-09-09 04:23:16) |
10.アホな上司を持つと命取りですね。実際にこんな事があったのかと思うと恐ろしい限りです。 【カズレー】さん 7点(2003-08-08 00:12:52) |
9.史実を忠実にやっていると言う事で、この評価なのだけど、ちょっと出演者が格好良すぎな気がする。当時の記録等を見るともっと泥臭い面が露骨なまでに出てるのだけどね。あ、それじゃ映画に出来ないか。(笑)【じふぶき】さんが言うように映像で極寒のリアリティを表現するのはするのは本当に難しいと思います。でも当時としては結構良く出来ていたとは思いますけどね。 【奥州亭三景】さん 7点(2003-08-05 18:27:47) |
8.この映画の何が面白いのか、まったく分かりません。だもので、もう一度見直そうか…とは、やはり決して思いません(笑)。確かに撮影は大変だったろうし、作り手の苦労が画面からヒシヒシと伝わってくる。けどさあ、それが作品を救うどころか、ただうっとうしいだけに終わっているってのが、最大の”悲劇”でしょう。唯一記憶に値いするのは、秋吉久美子に高倉健たちが「礼っ!」と敬礼する時の、彼女のはにかんだ笑顔だけ。やっぱり映画を「救う」のは、女たちなんだな。 【やましんの巻】さん 4点(2003-08-04 11:24:03) |
7.当時、大量にオンエアされていたCM「天は我を見放した」のセリフにつられて見ました。見た後で見たって思ったのを憶えてます。今はほとんどこのシーンしか思い出せません。 【omut】さん 5点(2003-08-03 02:06:00) |
|
6.三國さん演ずる大隊長みたいな人って結構いると思いません?功を焦って余計な口出しをして現場をかき回し、事態を確実に悪化させて抜き差しならぬどん底に周りを巻き込んで突進する馬鹿って。そしてそれに追従するお馬鹿な取り巻きたち。北大路さん演ずる中間管理職は己のベストを尽くそうとするも上官には逆らえず中隊は全滅…。今も昔も繰り返される官僚組織(会社組織)の悪弊ですね。組織に属する人間は必見の映画。上司に持つなら高倉健さん演ずる大尉さん。少なくとも緒形拳さん演ずる伍長でありたい…(人に頼らず自分だけ助かる算段を忘れない、自分の安全は自分で確保)。 【ぶくぶく】さん 8点(2003-05-05 15:10:59) |
5.新田次郎はすごいですよ。山岳愛好者で気象観測員で富士山レーダーつけた人だけあって、描写のすごさは感動ものです。この映画もなかなかうまくかけていると感じました。 【みんみん】さん 7点(2003-04-28 22:44:34) |
4.雪の映画は大抵そうなのだが、この作品も雪のリアリティはない。雪質は湿っているので極寒にはみえないし、風の音だけの吹雪も壮絶さがない。確かに描写は難しいと思うが、もっと追求してほしい。また映画はノンフィクションを元にしたフィクションなので、真実には遠く及ばない。真実はもっと悲惨である。この事件は無謀な計画、無知、組織の失敗が原因の、完全なる人災であって、決して美談ではないのだから。ともあれ良く製作したなとは思う。大変な撮影であったろう。映画が八甲田山の遭難を改めて世に知らしめた功績は大きい。 【じふぶき】さん 6点(2003-04-15 13:51:05) |
3.見ててホントに寒くなった。これを実際にロケで撮ってるからそれだけでもすごいことです。俳優やカメラ、スタッフの苦労はどんなだったでしょうか。こんな軽装備で極寒の雪山訓練なんてのがだいたい人命軽視もはなはだしい。明治の陸軍のアホさかげんが分かります。寒さと疲労で次々死んでいく兵隊たちが可哀想で恐ろしい描写だった。寒さで精神状態がおかしくなるとホントに服を脱ぎ出すらしい。上官が誤った判断をするとひどいことになるというの生々しく見せてくれた。新田次郎の原作も読むとなおいい。 【キリコ】さん 8点(2003-04-08 23:52:22) |
2.50回見たら傑作とわかる。 |
1.あまり期待していなかったけど面白かった!人間の極限状況を描いた映画だけど、高倉健の中隊と北大路欣也の中隊が対照的で、後者がいかに無茶な雪中行軍をしたかがよくわかった。雪山の怖さをいやというほど教えられた。典型的な暗い日本映画だけど、この作品は本当に考えさせられるものも多く感動できました! 【たなぼた】さん 9点(2003-01-15 20:50:34) |