64.クライマックスで心の清い登場人物に独白させて観客の涙を搾り出そうとするのは、浅田次郎の一貫したポリシーなんでしょうか? 「天国までの百マイル」では私も泣かされてしまいましたが、本作では白けてしまった。これは作劇に問題があると思う。余り巧みな構成とは思えない二人称の回想形式。そして、たぶん世界一の名優が演じたとしても白々しくなってしまうであろう独白シーンを、「映画に」そのまま導入してしまう滝田洋二郎の相変わらずのセンスの無さ(ここはナレーションにすれば、まだ見られるものになったと思う)。これもダメな邦画演出の典型例でしょう、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2005-02-26 00:09:33) |
63.いや、良かったです。基本的に邦画、特に時代劇なんて全く見ないに等しい私ですが、これは観て良かった。なぜだか感情移入できた。思うに、歴史・時代劇が苦手な人にはちょうどいい映画なんじゃないでしょうか。新撰組とかって、ファンや歴史に詳しい方は知識もこだわりもたくさん持ってると思うんです。私みたいに歴史が苦手だと、わかりづらい所もありますが素直に楽しめる。そして幕末について勉強してみたくなりました。吉村と娘の別れのシーン・ラストの吉村の回想シーンは泣かせられてるとわかりつつも、号泣してしまいました。このラストは長いですが、私にはほどよくじんわり来ましたね。「ラストサムライ」は全くもってピンとこなかったので、やはり侍を撮るなら邦画だな、と。ちなみに私は東北出身なので訛りはだいたいついていけましたが、DVDなら英語字幕で観ると意外にすんなりわかる言葉もありました。 【pb】さん 7点(2005-02-14 12:49:32) |
62.義のために生きるということは格好良い。そんな生き方をしたいと感じさせる。言葉の分かり難い部分が有り、少し残念。 【クロ】さん 8点(2005-01-17 01:09:40) |
61.テンポが悪いよ。新撰組(斉藤一等)を取り上げるのは面白かったけど・・・ 【ボバン】さん 3点(2005-01-06 00:19:50) |
60.時代劇は北野監督のザトウイチに次いで2つめですが、苦手っぽいです。昔の言葉で分からない単語とか表現が多々あった。 【A.O.D】さん 5点(2005-01-04 16:45:23) |
59.原作とか史実なんか何も知らないで観てるので「斬り合いに次ぐ斬り合いの中で己を研ぎ澄ませて生きた一人の剣士の物語」ぐらいなチャンバラものと思ってました。パクりでも構わないから吉村どんがプラトーンのエリアスばりにずたぼろに銃で撃ちまくられてるシーンを観たかったです。それにしても中谷美紀の和服姿はとても素晴らしい。 【tetsu78】さん 7点(2005-01-02 20:34:01) |
58.久石譲の音楽は流石に良かった。なぜか全く泣けませんでした。 【真尋】さん 7点(2005-01-02 15:59:41) |
57.中井貴一氏の演技と久石譲先生の音楽で泣けました。まあ「泣け」という演出といわれたらたしかにそういう感じなんでしょうが、自然に泣けたのでわたしは満足でした。原作の評価が非常に高いのですね。読んでみたくなりました。 |
56.佐藤浩市かっちょいい。いい声してる。久石譲の音楽もかっこいいですね。中井貴一の演技もすばらしいですね。邦画にしてはかなり面白かった。ただ後半がいらないです。突っ込んでそこで終わってほしかった。 【りょう】さん 6点(2005-01-01 20:15:22) |
55.個人的にダメでした。つらくて暗いお話が苦手。その上この映画は、長くてつっこみどろ多数。とにかく字幕付けて放送してください。「武士道とは死ぬことと見つけたり」といわれても美学を感じませんでした。「たそがれ清兵衛」は共感できたのですが、この映画は無理。残念。総合的に3点と4点の間です。(TV) 【mhiro】さん 4点(2004-12-31 12:36:31) |
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54.堺雅人が鬼の形相で血を吐くシーンで、腹を抱えて笑ってしまった。山南ファンの方、すみません。腹サパッと切ります。 |
53.語りがあまり好きではない。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-12-09 18:47:20) |
52.新撰組にほとんど触れてこなかったので結構新鮮でした(ダジャレではないよ、と予防線)。堺雅人は軽くていいねぇ。山田辰夫ははまってるねぇ。 伊藤英明はちょい役だねぇ。 【はざま職人】さん 7点(2004-10-19 22:14:34) |
51.話に関しては皆さんも書いてらっしゃるように、後半が長いと思いました。映像で独り言をやられてもねえ・・・といった感じ。キャラクターはそれぞれいい味出てるし、特に中井貴一さんは予想に反してはまってた。ただ佐藤浩市さんはちょっとかっこ良すぎというか、この人がこういうタイプを演じるといつも「狙った芝居」になってるような気がして、自然に見れないんですよね。イジワルな見方かも知れませんが。それと個人的なツボは沖田総司!悪魔の微笑みがインパクト強すぎです。これから堺雅人さんにホラー系の役柄の依頼がたくさん来るのでは・・・・とちょっと心配です。 【そうしょくみ】さん 4点(2004-09-29 23:01:24) |
50.あれ?池田屋事件が終わってるのに芹沢さんが生きてる。山南さんもずっと生きてるぞ?あれれ? 【あすぺん】さん 5点(2004-09-27 01:21:12) |
49.吉村貫一郎が、おにぎりを斎藤一に食わせるシーンが有る。自分は食べていないのに人のことを先に考えるというところまでは感心(感動)したが、斎藤に「おまえは食ったのか」と聞かれた際、「まだ食べていない」には呆れた。本当に優しさが有るのなら、「食べた」と言うべきではあるまいか! 疑問も有る。終盤の闘いで、貫一郎は一人で敵に突っ込んでいったけど、一体どうやって生き残って大野次郎右衛門のところまでたどり着いたのだろう・・・。あんなに勇猛果敢に突入したのに、結局は有る程度敵陣を引っかき回してすぐに撤退したのだろうか? これ程までに説得力のない「実は生きていた!」という演出は、キン肉マンを彷彿させるものがある。 さらに疑問をもう一つ。真っ白な雪が積もるなかで、思いっきり血痕を残しながら次郎右衛門屋敷に入ってきたのに、どうして偵察隊の奴らは気が付かないのだろう・・・。 と、いろいろ「?」なところは有るが、そんな“明らかに破綻をきたしている”ところがある意味面白かったでありんす。 |
48.三宅裕司の作ったおにぎりを見て、某料理番組を思い浮かべてしまった。ちょっとミスキャストだったかな。結局作品としては・・ちょっと感情移入できず。見方によって評価は変わってくると思う。 【たまごくん】さん 4点(2004-08-22 08:07:39) |
47.出だしの音楽が良いですね。あれで一気に引き込まれました。映画館では客席を見渡すと、かなり平均年齢が高かったのと、終始鼻をすする音が印象的でした。映像は切なさを出す演出が巧いなぁと思いました。確かに原作を映像化するには時間的に無理がありますが、映画として面白かったです。映画・原作どちらも未見の方は、映画を先に観ることを私はお勧めします。あとから原作を読むときに、映画のシーンが思い出されて、臨場感もあり、なかなか良いです。(キャラクターのイメージが合わないと感じる方もいらっしゃると思いますが) //WOWOWで数回観なおしました。何度観てもぐっとくるのが長男の「大好きな父上を一人で三途の川を渡らせることはできない」です。主人公はさぞや家族揃っての団欒を夢見たことでしょう。死にたくはない、もっと長生きして幸せになりたい。今の時代では当たり前のことを夢見る主人公が、「生」に対して未練がましく振舞う最後のシーンは、決して無駄な長さではないと思いました。だからこそ、長男の台詞に涙が止まらなかったのです。そこでポイントアップしました。 |
46.ラストが長すぎる(くどい)..途中まではそれなりに良かったのに.. 【コナンが一番】さん 2点(2004-07-26 12:22:36) |
45.中井貴一は頑張ってはいたけど、やっぱりきつかった。 佐藤浩市もなぁ・・・。老け役は無理ありすぎだし、斎藤一役も巧いことは巧いけど、それほど存在感を感じなかったし、カッコいいとも思わなかった。もっと存在感が出せる俳優だと思ってただけに少しガッカリした。 【夏目】さん 4点(2004-07-13 18:43:54) |