4.《ネタバレ》 さすがは志穂美悦ちゃん、カット割りで誤魔化すことなく、一連の流れるような動きで格闘アクションを見せつけてくれます。多少、単調なところもありますが、まあ、千葉チャンも大体こんなもんでしょ。構えのポーズもちょっとヘンですが、いやいや千葉チャンだって。 単調さを補うのが、敵のキャラの多彩さ。ほぼ怪人。ほぼ妖怪。多彩なキャラが多彩過ぎる武器を手に、次々に襲ってきて、次々にアッサリ斃されていきます(笑)。 死に方もバラエティに富んでいて、脳天に剣を刺されるヤツ、内蔵をはみ出させるヤツ、剣山に串刺しになるヤツ、面白いように血を噴き出させるヤツ。秀逸なのは、首をねじ切られて180°回った状態のまま、後ろ向き(前向き?)に歩いていくヤツ。 戦いの舞台が突然、崖の上に切り替わったりするのも、いいじゃないですか、夢があって。 燃えよドラゴンのパクリ感をあちこちに感じさせる作品ではありますが、逆に言えばその高いハードルに挑戦した悦ちゃん、なかなかお見事でした。 しかし、あの、吊り橋から転落するシーン。最近、私も視力に自信が無くなってきているのですが、見間違えでなければ、あれはもしやダミー人形。いや、どう見てもダミー人形。後の映画で真田サンに無謀極まりない飛び降りスタントをやらせてたのに比べると、千葉チャン、悦ちゃんにはちょっと甘いんじゃないの~。 いえいえ、真田サンがやり過ぎなだけです。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-17 08:03:05) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 志穂美悦子主演の映画を全く観たことがなかったんだけど、圧倒されてしまいました。なんじゃ、この不思議な世界観は!?(笑) ブルース・リーの作品が元ネタだというのは誰が見ても一目瞭然。しかしこの作品、ただのパクリでは終わっていない。敵側の格闘家たちの怪しげなネーミングや容姿が最高に面白い! 吹き矢の男が持っていたあの大きな盾は、ちゃんと役に立っているのだろうか?(笑) 【たけたん】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-01-29 04:38:31) (良:1票) |
2.志穂美悦子様の美貌とアクションの両方に心から酔う事の出来た作品です。こりゃ長渕も惚れるわなとか思ってしまったり・・・。私が少林寺拳法を習っていた事もあって益々感情移入が楽でした。勧善懲悪モノは安心して観られますね。そして女ドラゴンの名に恥じないカンフーで、まさに敵を倒した時のイッちゃってる悦子様の表情が、全然似ていないのにブルース・リーっぽく映ったり・・・。ソニー千葉は思った程手助けもしてくれませんでしたが、その分悦子様がバッタバッタと敵を倒す豪快ぶり、異名ばっかりゴリッパで結局なす術なくやられていく個性的な敵グループも70年代アクションの古き良き時代を彷彿させ、堪能いたしました。1976年にはブロマイドの売り上げが1位になったという悦子様、なるほど納得です。これを観ちゃったらもう「キルビル」のユマ・サーマンでは満足できなくなってしまいました。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-10-01 14:46:00) (良:1票) |
1.志穂美悦子様から繰り出される技のキレの良さ、熱血な演技、どう考えても危険すぎるスタント等彼女全てに拍手喝采です。これ程の実力がありながらあまり作品に恵まれなかった悦っちゃん。今作品でもそうですが、ファンとしては見逃せない作品です。すごい形相で「キェ~ッ!」とか「チョア~ッ!」とカンフーカンフーのアタックに熱い気持ちが伝わります。失踪した麻薬Gメンの兄を追って香港からやってきた女ドラゴンこと紅竜。彼女はタイガーマスクの『虎の穴』並に個性的な刺客達と戦い、麻薬組織の壊滅を試みる。余りに大げさな演技とビジュアルで圧倒させられる悪役達に、強引極まりないストーリー展開ですが、JACことジャパンアクションクラブの面々が恥ずかしげも無く演じてます。サニー千葉(千葉真一)、宮内洋(仮面ライダーVS)、シャリバンなんかもやられ役で出てました。全体的には仮面ライダーが変身する前のストーリーを延々と見せられた感はありますが、涙あり、笑いあり(違う意味で…)、オッパイポロリンありで盛りだくさんな内容でした。とにかく、主人公の割に登場回数が少ない気もする志穂美悦っちゃんのハイパーウーマン振りに圧倒されますよ。 【さかQ】さん 7点(2003-01-23 04:58:34) (良:1票) |