《改行表示》 5.《ネタバレ》 赤と白のバラにオーバーラップする姉妹の人生。 最後のセリフがよかった。 |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 老年のリリアン・ギッシュをなんとか確認できるが、ベティ・デイヴィスにいたっては全く同定不可能である、しかし、それはベティ・デイヴィスの知ったことではない。ひとはせっかく長年に渡って対世間用に作り上げたペルソナを老いとともに失っていくというのではなく、老いという名の熟成の時間が「あらためて自分のために深く生きる」顔へと作り直していくのだ(と思いたい)。それは絶対的で神秘的な時間だ。二人の往年の大女優に失礼のない美しい撮影である。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-28 19:14:29) (良:1票) |
3.あくの強さが抜けきって穏やかな安らぎのある可愛いお婆ちゃんとなったリリアン・ギッシュの妹役と対象的な姉役ベティ・デイビスの刺のある憎々しいお婆ちゃんのガップリ四つ相撲といった感じの楽しい黄昏をきれいな風景と共に描かれていて、いつまでも見飽きない。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-30 11:01:11) |
2.上手に老いるのは、難しい。老後の為に「昔話の出来る友達{兄弟)関係を、大事にする」という人生設計も、追加。 【aksweet】さん 7点(2004-05-19 23:37:07) |
1.あんまりにもノッペリマッタリした老人ペースの展開。というか展開というほどのものもなく、さすがに少々ビックリいたしました。自分もコレぐらいの年齢になってから観たら実は結構スピーディな展開の映画なのかも?? 老人の出てくる映画というと、例えば頑固な一人の老人に周囲の若い人が振り回されるようなのを想像しがちですが、この映画では、あくまで、老人たちの人間模様が静かに描かれます。我儘な姉も、その我儘に困らされる妹も老境。いまさら互いの関係に大きな変化があるはずもなく、一見、人生の残された日々をそれぞれの歩み方で歩むのみ。しかしその日常の中にもちょっとした事件があり、心の揺れがある、そんな姿が、飾ることなく、そっと示された映画です。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-08 02:33:13) |