7.《ネタバレ》 いつも思うんだけど、マイケル・ケインのコメディ演技はどの映画でも最高です。シニカルでスノビッシュなキャラではとくにその技が冴えわたりますね。彼こそ、デヴィッド・ニーヴンの正統な後継者だったわけですね。 コン・ゲーム映画としては『テキサスの五人の仲間』に匹敵する後味の良さを持った映画でもあります。相手役のスティーヴ・マーティンがこれまた絶好調で、ケインの可哀想な弟に化けるシークエンスはもう爆笑です。オチは中盤からだいたい察しがつきましたけど、それでもラストのケインとマーティンが呆然自失となるダメ押しには大笑いさせて頂きました。これ、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットをフィーチャーしてソダーバーグが監督でリメイクしたら面白いんじゃないですかね。コルゲート嬢はジュリア・ロバーツなんかを使って、おっとこれじゃあ『オーシャンズ』シリーズそのまんまでした(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-24 23:17:41) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 ああ、最高です。サスペンスとはこうでなくては!これぞ最高の騙し。最高の脚本と最高のキャスティングです!優雅さの中に胡散臭さが同居しているマイケル・ケイン、チンピラ風情ながらしっかりと仕事をこなしているスティーヴ・マーティン、どっからどうみても純朴そうなグレン・ヘドリー。彼らの見事な仕事ぶりに拍手を送ります。特にグレン・ヘドリーの騙されっぷりとオチの「声」!本作は声が重要になる場面が多く、彼らの演技に胡散臭さとリアリティをもたらす要因になっていますが、オチのグレン・ヘドリーは凄まじい。あの声のために映画を見ているようなものでした。凄い。素晴らしいです。映画という芸術の素晴らしさを再確認しました。やられた。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-06 22:46:51) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 コメディ好きにはたまらない一本。大いに笑わせてもらいました。もうオープニングから可笑しいです。まず最初に登場するのは名優マイケル・ケイン。品のある胡散臭さを漂わしての登場がお見事で、どんな役を演じても本当に上手いですね。お次はクセ者スティーブ・マーティン。怪しさ全開の作り笑顔で現れ、安っぽいホラ話を軽やかに話す彼が最高です。ここまででも十分可笑しく、これからこの二人は何をやらかしてくれるんだろうという期待感が高まる冒頭の掴みが素晴らしい。で、その後のテンポよく進む楽しい展開も期待通りの面白さでした。2人の演技合戦、その表情を見ているだけでも十分楽しいのですが、本当に可笑しくなるのは後半、二人のとある対決が始まってからなのです。車椅子でワザとらしくご登場のシーンや、名医登場のシーンは爆笑でした。・・・後は観て下さいね。オチをご説明できないのが残念! 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-02 21:25:12) (良:1票) |
4.そんなに面白いとは思いませんでした。設定(目標)自体も設定のための設定という感じだし、何よりも、この種の作品に不可欠な、スピード感、テンポ、シャープさというものに欠けています。やたら長く感じました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-12-03 01:41:55) (良:1票) |
3.今まで観た中で最高のコメディ。スティーブ・マーティン、マイケル・ケイン、2人の芸達者達の演技と、奇想天外なストーリーにグングン引き寄せられて、最後の最後まで息つく暇もなく楽しめた。大どんでん返しの後の3人が再会するラストシーンには“参った!” 最後の最後までサービス精神満点。こんな気持ちのいいラストシーンはちょっとお目に掛かれない。 【Miranda】さん 9点(2004-06-06 23:14:22) (良:1票) |
2.是非とも吹き替え版で見て欲しい一作。テレビ東京の昼のやつを録画しておいて見たんですが、かなり面白すぎ。騙されたと分かった時のスティーブ・マーティンの表情最高!それに、マイケル・ケインも、実際にこの人こういう人柄なんじゃないの、と思わせるくらいの名演振りです。ペテン師・詐欺師の豪華な暮らしぶりを見てちょっぴり豪華な気分になりつつ、安定感ありありのコメディーでゆったりとしたひとときを過ごしたい人にオススメの一本! |
1.コメディー最高傑作。 まんまとダマサレた!!! お見事。 【Beretta】さん 10点(2003-11-13 18:40:06) (良:1票) |