5.山本太郎ェ |
4.DVDにて鑑賞。原作読了済み。私は通常版よりこちらのほうが好き。追加シーンで事件前のクラスの様子がよりわかりやすくなっているので。原作の面白さにはかなわないが、“うまく”作られていると思う。時折の字幕や体育館での相馬光子の表情の挿入で、緩急をつけて、ただのドンパチで終わらないこの映画独自の“旨味”がよく出たように感じた。最後に、この映画に限らず鑑賞の選択権が明確になっている映画なのですから、映画について語るとき『子供の教育上~』とか無粋なことは言ってほしくないなぁ。失敬。 【いわぞー】さん 8点(2004-08-28 11:10:00) (良:1票) |
《改行表示》 3.中学3年生42人を殺し合わせるという、日本映画の「駄目」な点を最もよく主張している史上最低の映画。まあストーリーが「殺し合いをしなさい」なのだから、国会で取り上げられるのも無理はない。それに設定にも矛盾がある。一つを取り上げるとまず、中学3年生がショットガンや拳銃、サブマシンガンなどを普通に撃っていることだ。 普通に見ていると何ら問題ない気もするがこれは大きな矛盾だ。 まず、普通の人が十分拳銃を扱えるようになるには1年以上訓練が必要だ。それがどうか。あの映画では普通にかつ、正確に当てているではないか。それに拳銃を発砲したときの反動も馬鹿にならない。 深作監督には失礼だが、この映画はまったくもって「駄目」である。 例えR-15を付けてもとてつもない悪影響を子供に及ぼす。 簡単に言ってしまえば、こんな駄目映画があるから少年犯罪があとをたたないのだ。この映画を見た人の中には「人殺しの中で大切なメッセージを伝えている。」「中学生が立派に生きようとしている事を描いている評価すべき作品だ。」などと述べているが、自分には「単なる殺し合いの映画」にしか思えない。 |
2.設定も平凡。内容も薄っぺらな駄作だが「ほら、こんなに人を簡単に殺してるよー、中学生だよー、ショッキングだよー、スゴイって言ってよー」というメッセージがうざったいほどスクリーンから投げつけられる。 国会で取り上げられるなどマスメディアが映画を誇大にしてしまった悪例。 日本映画界に多大な貢献をした深作監督の遺作である第2作がまったく見向きもされなかったのは観客が真贋を見分けてしまったからに他ならない。 【海野やよい】さん 1点(2003-11-16 21:09:04) (良:1票) |
1.♪ママ~ たった今人を殺したよ あいつの頭に照準を合わせて 引き金を引いたら奴は死んだよ ママ~ ゲームは始まったばかりなのに ボクはもう友人を殺してしまった ママ~ あぁママ~ ママを泣かせるつもりじゃないけれど 3日後の今ごろになってボクが戻らなくても 今のままで生きていって…なぁんて、シラジラしくもボヘミアン・ラプソディをパロってみましたが、ぶっちゃけ何も考えずに見るとこーゆー映画です。しかし、この作品に込められたメッセージはとても深く、考えさせられる内容です。俺は、気に入ってる作品や心に残った作品はDVDを買って保存版にしてんるんで、この映画も、凄く考えさせられたことと、どうせなら通常版じゃなくて完全版にしようということ、そして栗山千明の出演作という理由がちょっとあってDVDを買ってしまい、この前イマジンさんと殆ど同じような理由で番外編を見てしまった俺です。皆さんの中にも、こんな映画グロいだけだとか、満点つける奴の気がしれねぇとか思ってる人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。ロックを例に取ってみますと、このジャンルの音楽が出来た当初は不良の音楽だとか駄目な人間の聞く音楽だとか散々言われましたが、ロックの持つ音楽性やメッセージ性のよさ、素晴らしさなどを理解する人が居たからこそ現在でもロックは存在しているわけで、これは極端な例かもしれませんが、映画にも同じことが言えると思うんですよ。なので、この作品を頭からけなしてる人は、もう少し良く考えて、この作品に込められた深いメッセージに気づいて欲しいと思います。 |