5.高校か大学のとき付き合いで劇場で観た。あの裸のランデブーは、自分にとって『模倣犯』の首チョンパと並ぶ名シーンになってます。「いくら設備がなくても俺の方がマシな映像作れる」と感じた記憶があります。乱闘が挨拶代わりの親友って、そこまで遠慮ないマブダチいたらいいなとか思ったけど、ぱっと見分からない病気や怪我でもしてる時に、そんなダチと不意に出くわしたら「今日はダメ!」とストップかけるのが先か、パンチ食らうのが先か、やっぱり疲れそうだなー。真っ黒いバックにミカンかリンゴが膨張するCGがあったなー。ライトに照らされたプラモが映ってたなー。ユーミンの歌「Voyager」はなんでアルバムに入れないのかなー。覚えてるのはそれくらいです。親のスネかじってたあの頃、これほどのつまらない映画に千何百円も出して「もったいない」と思うことすらなかった自分のことに思いが巡ります。ああ、ドブに捨てる2千円もあるなら、さぞ美味しいマンゴーが買えるのに、自分は2時間の退屈を買ったのだ。 【だみお】さん [映画館(邦画)] 0点(2011-06-09 17:00:01) |
4.小松左京氏のSFはたくさん読んでいて好きでした。この映画の原作も読みましたよ。当時の日本のSF界ではまぎれもないトップランナーで、スケールの大きな作風はクラークに通じる読み応えがある、などと私は思っていました。(褒めすぎ…?) でも、映画になるとダメなんだよねぇ~。何が(誰が)ダメなのか? この映画に関しては、しっかりと製作に関わっていたから言い訳できないんだけど、小松氏はやっぱり活字の人ということなんでしょう。 それと、日本の映画の作風がこのジャンルと相容れなかったことも大きな要因だと思います。原作をフツーに映画にすることすら出来ない。変なところ(例えば無重力セックス)に力を注ぎ、余計な突っ込みどころを累積させる。精神性を強調し過ぎて、共感を減衰させる。日本映画の特徴みたいなものが悪い方向にストレートに出た作品ですね。 もう少し突っ込むなら、監督の責任は大きいでしょう。例えば、リドリー・スコットにこの原作を映像化させたら面白いものになった気がします。映画は「監督のもの」です。 この映画のエンディングで、小野みゆきがいきなり「いやよ!」って叫んだのを覚えてます。どんなシーンだったかは曖昧になってますが、その芝居がものすごーく大根でした。キャスティングの問題も大きいですね。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 0点(2008-09-17 12:30:23) |
3.序盤の三浦友和と変な外人さん(失礼)の無重力エッチのシーンでかなりオイテケボリをくらい(しかもエロくもないのにやたら長い)、さらに、その後の松任谷由実の挿入歌シーンでこっちのテンションは途中で見る気がうせるには十分なほどダダサガリでした。(いきなりショボイ青春映画感覚。ユーミンは嫌いではないけど映画向き音楽じゃないですね)。序盤から、大変な苦痛でしたが、それでもがんばって耐えて見ました。ここのレビューを書くという趣味がなければ、途中で止めてます。邦画のB級感覚あふれる特撮が好きになった最近、おもろなくても、こっちから映画にのってくで~と、かなりの愛情を持ってして観ても、また馬鹿映画として笑って余裕を持って観よーとしても最後まで俺のテンション低いままなのは、よっぽど俺にはあわないか、もしくは何もない映画だと思われます。 【なにわ君】さん 0点(2004-10-26 01:28:43) |
2.いくら原作者だからって、やっていいことと悪いことがある。スペースセックスの刑に処す! 【伊達邦彦】さん 0点(2004-02-23 05:26:37) (笑:2票) |
1.SF以前にこの監督は基本的な役者の演出さえできていない。 【ロイ・ニアリー】さん 0点(2003-12-12 12:27:15) |