《改行表示》 8.《ネタバレ》 みんなが酷評するほど、そんなに悪い評価だとは思えない。 ロードショーで見たら、少し腹が立つ程度。 前半は最高にハラハラ。後半の消化不良気味の展開もいつものキング映画と同じ。 ケツから出てくるエイリアン。きっと痛いんだろうなあ。 ゲイの人とかどう思って見たのかな。というか、あの四人は実はハードゲイで、その喜びを教えたのがダディッツか。ふーむ、象徴的な映画だ。 となるとあの赤い蔓延する菌はエイズだな。これはゲイ嫌いのキングの怨念映画か。 それにしても宇宙人。なぜ山の中に不時着する。都市に来て菌ばらまけばすむことだろうに。25年も地球に来ている割にはオマヌケだ。 「ワタシタチハナニモシマセーン。ムガイナウチュウジンデース。」みたいなことをテレパシーで送るという小技にもびっくり。 そんなもん通用しないということも25年間でまだ学べてないのか。 凄い科学力のわりには裸体で攻めてくる不思議さ。戦闘力のない自爆するだけの巨大宇宙船。いくら地球人が馬鹿でも、こんな奴らにはやられないだろう。 PS ラスト近くの「アイ・ダディッツ!」。これにはやられた。映画史に残る名文句となるだろう。白血病の菌に感染して死んでいくエイリアンは、ウエルズの宇宙戦争からの伝統をしっかりと受け継いでいる。はははは。 【くぼごん】さん 7点(2004-12-06 18:58:32) (笑:3票) |
《改行表示》 7.友人からDVDを渡され、何の予備知識もなく観た。 ごはんを食べながら、きれいな作品だなーなんて思いながら冷静に観ていた。 便器からキラーコンドームみたいなのが飛び出してからは 食事もおぼつかなくなりました。飛び回るクリーチャーや、モーガンフリーマンが部下をヘリから狙うときのマジ顔や、チャイムのように不定期に挿入される「アイ ダディッツ!」の与える脱力感とか悪夢みたいでした。この作品ははみんなでつっこみながら観たいですね。ひとりで食事しながらなんて観るもんじゃない。食事も忘れて観入ってしまいました。 【ことり式】さん 7点(2004-11-25 12:16:14) (笑:2票) |
6.恐ろしいまでに不完全で、それを楽しむか怒るかは完全に各個人に丸投げされたというセルフサービス映画です。ちなみに私は楽しみましたが、嫌いになる方の意見は十分理解できます。というより、好きになる方がおかしいと思います。この映画ではスティーブン・キング作品の悪い面がドバっと出てますね。スティーブン・キング最大の特徴は、前半のネタふりがやたらうまいわりに後半の尻すぼみ加減が尋常ではないことですけど、この映画はまさにそれ。これが嫌いと言う方でも、前半の盛り上げ方のうまさは認めると思います。うまく伏線を張っていくし、アイデアがおもしろいので先読みさせないし、印象的なビジュアルがいくつもあるし。しかし、一転して後半では「本当にそんなオチでいいの?」と思わせるのがスゴイところ。「あそこまで伏線張っといて、まさかこれはないだろう」みたいなことを堂々とやってきますからね。シャマラン映画と同じと言えば同じなんですけど、一方巧妙な脚本で想像力をかきたてないのがシャマランのうまいところ。しかしキングは容赦なく想像力をかきたて、期待を膨らませるので、後半の脱力感は高級フランス料理のデザートがガリガリ君だったみたいな感じです。4人の特殊能力や宇宙人の生態など、拾い切れてない伏線も山ほどあるし。みなさんこれに怒ってるんだと思いますけど、「イット」「ランゴリアーズ」「ザ・スタンド」などを経験してしまえば、「あ、またか」程度で許せるようになります。それどころか、その破綻ぶりが楽しみにもなります。そんなわけで、お客さんを選ぶ映画ってわけですね。これだけ豪華なメンツでそれをやってくれるってのが、好き者としてはまたうれしかったりするわけですけど。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-09-07 11:19:39) (良:2票) |
5.「見せてあげよう。見たことを後悔するものを。」というキャチッコピーだったんですけど、本当に後悔している人がたくさんいるようですね~。じゃあ、あのキャッチコピーは間違って無いってことで、ウソ偽りの無い出来に7点。 |
4.酷評されているけど、自分には面白かった~。ドキドキしっ放しで、あっという間に時間が過ぎて言った。。って感じです。中盤ぐらいまではタオルで顔隠し、ビビリながら見ていました。『サイン』を見た時思ったのだけれど、これを見て確信しました。私は宇宙人映画が好きだということをw 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-06-16 00:59:12) (良:1票) |
3.CMが…CMがかっこよかった…んで見に行った!「フロム・ダスク・ティル・ドーン」以来の途中で思わず腰浮き状態。CMで一言も紹介しない名俳優も登場し、まず思い浮かんだ言葉は金返せー!でもだまされた自分も責任があるとおもいつつ、C級映画のツボも抑えてあり、さらにいつものキング節少年時代があるのでなぜか許してしまった私。見た後、友人との会話も花が咲くわけで、中途半端な作品よりはネタに使えたのでこの点数です、はい。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-04 21:53:58) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 『純正ホラー』ではないと云う事だけは、鑑賞前に耳にしていたので「これなら、自分でも..」等と馬鹿な考えを起こし、お気楽に本作を手に取ってしまったが運の尽き。どうやらそのバチが当たった様だ。 序盤はどことなく「スタンドバイミー」を彷彿とさせる、青臭くも心温まる友情劇で、すっかり私は油断させられのほほんと画面を観ていた。 だが“それ”は静かに近付き、息を潜めその時を待っていたのだ(!) だんだんと雲行きが怪しくなり始め、<41分40秒>ボンクラな私はやっと“それ”の気配に気付く「なんかイヤな感じ..」<44分46秒>そして、嫌な予感的中! <48分20分>「なんてこった!ホラーはホラーでも、きしょいクリーチャーが出てくるモンスターモノだったのか!?」私はこの作品を観た事を心底後悔した、正にキャッチコピーそのまんま!!その後、重苦しさとむかつきを抱えたまま鑑賞を続行。<1時間6分57秒>私はもう一つの“それ”に気付く。この辺りから胸のむかつきは期待へと変化する。主演の繊細な演技も加味して見応えは充分。「なんと、SFだったのね(笑)」はさほど気にもならず、序盤の雰囲気が徐々に戻ってゆく感じが良かった。この作品の意外性と云うか、突飛な展開は効果的ではなかったのかも知れないが、終点に待つ“友情”“絆”に私は好感を持った。 しかし、まんまと制作者サイドの思惑に嵌ってビビリまくっている自分が可笑しい。 【MAZE】さん 7点(2004-04-25 22:45:59) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 やっぱり全体的に評価低いな~。しょーがないわ。だっておもろないもん。前半は確かに「うわーすごいことおこるんちゃう?」って感じでえーねんけど、問題は後半や。話だけがドンドン進んでいって俺は映画に置いてけぼりくらわされた感じ。オチとか脚本もあるやろーし、観た後、マジで後悔したで。しょーもなくて。でもこういう映画好きな人って、しょーもないってわかってても、自分が観て納得せな気がすまんって思うねんな~。あのキャッチコピーはそれを見込んでつけたんかもしれん。・・と前にかなり酷評したにもかかわらず、最近、B級にはまり、なぜかこの映画がもう一度観たくなった。そして観てみたら、なに、これ、おもろい。おもろいやん。B級宇宙人侵略SFとしてみたら、B級なのにA級なみの映像でおもろすぎる。おならゲップをする人のケツから登場するモンスター。エイリアンの下品バージョンとゆうべきか。その姿もグロテスク、インパクトは十分。その後のグレイ登場がさらにすごい。キモカワイーをそのまま具現化したようなデカ頭の奇妙な姿が振り向けば立っている。この状況すごいシュール。ゆえにより現実的かも。その後は幼き青春ストーリーでホノボノしたと思ったら、なぜかテンションあがるエイリアン大虐殺シーン。宇宙人に体をのっとられた精神状態をこれまた分かりやすくシュールに描いた記憶倉庫。疫病パニック的な展開、異常なほどエイリアン根絶に執念を燃やす軍人、微妙に役に立つ超能力、B級の幕の内弁当状態。楽しいな~。色々な要素で強引に物語はすすみ、ラストはモンスター同士のバトルでこれまた強引に盛り上げ終結。話はB級、クオリティーはA級、こんなB級映画めったにない。ああ、オレ、どーかしちまった、この映画がおもしろく思えてしまう。あきらかに映画の好みが変わってる。とゆうわけで心変わりしました。7点に付け直しさせてください。ごめんなさい 。みなさんも観方を変えればこんな風に急におもしろくなる映画、あるかもよ~。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-02-28 00:20:26) (良:1票) |