5.この退屈な映画のどこに、他の人が惹かれているのか、よくわからない。ミュージカルやダンス映画って、どんなにつまらない筋書きでも必ずそこそこは見せてくれるものだけれども、これは音楽もダンスも何も胸を打つものがなかった。最近「紳士は金髪がお好き」を見た直後だっただけに、あちらではマリリン・モンローと同様の役をあてられたレニーの歌唱力、演技力、ダンスの貧弱さばかりが目についたからだろうか。照明や音響効果だけで、もとの貧弱な音楽とダンスはカバーできないことを良く教えてくれた作品。 ちなみに僕にとってはムーラン・ルージュもナンセンスでしかなかったが、そちらには少なくとも反発させるだけの力はあった。これには何もない。ゼロ。 【小原一馬】さん 0点(2003-11-15 16:46:17) (良:1票) |
4.キャサリン様に、100万本のバラの花束を差し上げたい! でも、彼女が出演していなけりゃどうなっていたことやら、この映画(なんて、わざわざ倒置法つかうこともないが)。すべてに計算された演出はインテリジェントで達者ではあるものの、ミュージカルの”いのち”である歌と踊りを細かくカット割りする野暮ったさに閉口。こんなところまで、ボブ・フォッシーの悪いトコ見習うなっての! レニー・ゼルウィガーも、健闘してはいるもののやはりミスキャスト。ギアは、まあまあってところか。面白く見られはするけれど、こんな程度の映画に喝采をおくるアメリカ映画って、やはり衰退してんだなあ。 【やましんの巻】さん 6点(2003-09-04 17:28:33) (良:1票) |
3.「ミュージカル」という観点からすると何故レニーなのか?ミュージカル出身のキャサリンとはダンスに差があり過ぎる。それを隠すためのカメラワークも不自然に思えた。またシカゴという街を表現するのであれば、この役を切望していたマドンナのほうが(演技力の問題を差し引いても)強かな汚れた女役を演じるには合っていたような気がする。6月にロンドンのアデルフィ劇場で観たライヴには絶対勝てない。ただ日本人はある劇団のせいで70点のミュージカルしか知らないので映画でも100点に見えるのかもしれないし、同じようにオスカー審査員たちも映画しか見ないからなのかもしれない。リチャード・ギアも歌へた過ぎ。キャサリンが良かっただけに残念なミスキャスト。 【デヘデヘ】さん 4点(2003-08-18 18:28:58) (良:1票) |
2.ロブ・マーシャル振り付けのキャバレーをホーフツとさせる。キャサリンはプロだからさすが、迫力満点。レニーちゃんは歌、ダンス素人なのを考慮すればとっても努力賞。ギアも意外に良かった。お話は嘘っぽいけど、そんなこたぁどーでもいい。素直に上出来のミュージカルを楽しみましょ。レニーちゃんはこの他の作品でもとってもキュートでうまい女優さん。裁判場面で嘘妊婦のふりして、バッタリ倒れて「うまいでしょ」うまい、うまい。ギアに操られる人形のシーンもうなっちゃいました。近い将来あなたが間違いなくアカデミーの主役です。アカデミーは作品賞とキャサリンだったけど、この作品に関わったみーんながもらったと思えば納得です。 【キリコ】さん 10点(2003-05-02 17:45:49) (良:1票) |
1.これがなぜアカデミー作品賞に・・・。ム-ラン・ルージュのほうが質も面白さも格段に上でしょう。 【サンとピア】さん 1点(2003-04-28 20:49:36) (良:1票) |