4.最初の方はガチガチのSFアニメ調で、うっわー、最近のディズニーはなんだかヘン!と思ったのですが、ハワイに話が移ってからは良くも悪くも安心な世界でした。ディズニーの枠から決して外れる事なく、それは安心して見られるのだけれども、同時に最初からディズニー映画の限界点というのも見えちゃってて、と。予定調和の道以外にディズニー映画に選択の余地はない!という悲しい宿命。なので見終わって感動しても、それは毎度印象の似た感動。キャラクターが個性的で美術が美しく、十分に魅力的な世界ではあったんですけど。そうそう、でもリロの家が幸せな家庭ではなくて離散の危機にある状態、という部分は今日的でしたね。家族というシステムが必ずしも機能しなくなっている時代に、その代わりとなる道を模索しているような感じ。シリアスな重さもあって、それはディズニー映画の成長と言うよりは、時代の反映なんでしょうかね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-01-24 22:02:51) (良:2票) |
3.やばい、かわいい、かわいすぎる。絵自体はほどほどかわいい程度なのに、しぐさや、会話とかのおかげでものすごくかわいい。ツボに入りまくりです。この作品って原作なしだったのでしょうか。原作なしでここまで作れるのなら、これからもオリジナルで作ってほしいなあって思いました。 【りょう】さん 7点(2004-04-21 15:21:57) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 最近では珍しい程、懐かしい匂いのするアニメです。ディズニーの古い時代のあの独特の動きや自然の背景、家屋等の造形物にとても強いノスタルジーを感じます。また、丁寧に描かれたことにも、「手作り」のセンスの良さが見られます。ハワイを舞台にしているのも、各キャラクターの体温が伝わるようで、観ていても暖かくなれました。お話としては、1人きりで友達のいない少女とこれまた乱暴者で宇宙から追放となったコアラ型エイリアンの交流を描いた、孤独同志が友達になる、ありきたりと言えばありきたりな内容です。しかし、先に述べた要素が上手く活かされていて、新鮮な印象を与えてくれています。適切な言葉が見つからないのですが、まるで時間が止まったような、古いアルバムの中の思い出話のような、そんな錯覚を覚えます。泣けるまではいきませんが、胸に少しジーンとくる良品です。 【映画小僧】さん 7点(2004-04-05 10:43:52) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 一言で言えば子供が見ても大人が見ても楽しめる作品。でもそれだけじゃないのがすごくよかったです。もし私が子供だったらきっとスティッチが可愛くて、スティッチの行動一つ一つにはしゃいでたと思います。たぶんレコードを再生するところでは大はゃぎ!子供でも大人でも男性でも女性でも、きっと一人一人違う感想が持てるのではないでしょうか。すごく内容に幅のある作品で好きなパーツを一つ一つ選び取れる感じ。ディズニー作品としてはいつもと違ったテイストでしたが、テーマがはっきりしてる分、落ち着いた雰囲気になっていると思います。 【彩犬】さん 7点(2003-11-05 04:26:12) (良:1票) |