5.面白かったです、とても。思っていた以上に刺激的で、繊細で微妙な感情を突いていてうまいなぁと思いました。 自分の考えや体験を赤裸々に話すのって一種のセラピーですよね。何がいいってマニアックでエロティックな緊張感。男がビデオカメラを回し、女が質問に答える。ムリして話すわけでもなく。すごい告白をしているのに男は質問をするのみ。すごい緊張感と色気でした。 その奇妙なセラピーを通しての4人の変化具合もとてもよかったです。恋愛映画としては異色だけれど、傑作だと思う。。 【るいるい】さん 8点(2005-02-09 21:42:19) |
4.大人になるとセックスに関連した嘘をいっぱいつかなくちゃいけないんですね。大変です。 【paraben】さん 8点(2004-11-19 15:08:09) |
3.最近のどっ散らかしたソダーバーグ映画は好きじゃない私ですが、たった四人の登場人物を、じっくり掘り下げた本作は興味深く見る事が出来ました。「セックスなんか重要じゃないわ」と言いながら、性に捕われているアンと、「セックスが好き」公言して、自由なようでいながらしみったれた生活をしている妹との対比が、女性心理を深く的確に描いています。アンが「世界中で餓えた子供が苦しんでいる時に、私の悩みなんて」という台詞は、金持ち専業主婦のすごく良い所を突いていて、監督の観察眼の深さを感じます。ただ、妹のピアスを見つけて掃除機で叩くとか、夫が「女房より仕事だ~」と雄叫びをあげるとか、やや芝居がかった(いや、芝居なんだけどさ)シーンが苦笑を誘われました。 【ともとも】さん 8点(2003-12-05 19:04:26) |
2.ずっとこの監督は女性だと思い込んでいました。ジェームズ・スペイダーが繊細な美青年で、二重丸。 【きなこ餅】さん 8点(2003-11-06 23:28:49) |
1.変態にも善人はいるんだと思いました。今の世の中、こんなの変態に入らないけど。表面じゃなくて、本音の部分でこそ人間は生かされる。何だか何かを突きつけられた気がした作品。 【こがね】さん 8点(2003-05-30 23:55:36) |