82.私には、理解できない映画でした。もう一度見たら変わるかもしれないけど・・・二コール・キッドマンの演技もよかったのか疑問です。私にはこのような映画は不向きなのかもしれません。 【はりマン】さん 3点(2004-05-16 01:52:03) |
81.この映画は“感じる”映画だと思った。 登場する三人の女性達はみな、喪失感と虚無感にとらわれ苦しんでいる。彼女達にとって、生きることそのものが苦痛なのだが、そこまで追い込まれた理由について作品の中では詳しく述べられてはいない。
ただ“ある1日の出来事”が淡々と、同時にもの苦しい程濃縮された時間として描かれている。そこでは、生きること=苦しみという前提が容赦なく私たちに突きつけられてくる。 朝目覚め、花を買い、忍び寄る死の影を身近に感じる。 彼女達の苦しみの中に自らの不安、苦しさ、疑問を見出した時。 私たちは4人目の登場人物となる。それがこの作品を良いと思うかそうでないかの、境界線になるのだと思う。 【narasuke】さん 10点(2004-05-10 16:44:01) (良:1票) |
80.とてもよくできた脚本であると思う。しかし、全編を通して苦しかった。見ている間は誰にも感情移入できない、と思っていたが今思い返すとこの苦しい気持ちは出演者と共有していたからなのでは、と思った。 【めめこ】さん 6点(2004-05-05 13:21:08) |
79.役柄に合わせて肉体改造をすることに異議を唱えるつもりもないし、特殊メイクにも楽しませてもらってきた。でも、この作品で、キッドマンの特殊メイクに違和感を覚えた。「そんな顔になったからどうだっていうわけ?」な気分。そこに私の焦点が合ってしまったせいか、「めぐりあったからどうだっていうのよ??」と攻撃的なまま眺めてしまった。 いつか、冷静になってから、ストリープとハリスの演技をしっかりと見直してみたい。 【日雀】さん 4点(2004-05-03 18:37:55) (良:1票) |
78.2回見てやっと少し見えてきたような。いやー、いろいろめぐりあってますねー。この作品は“めぐりあう”アイテム探しの映画ともいえます。で、わたしが最もハートフルにめぐりあったのはストーリィには関係ないけどジョン・C・ライリー。わー「シカゴ」のミスター・セロファン(このキャラが好きなわたし)だ、とほんわり感激していたら、まただ!またミスター・セロファンや!うー、ケーキは愛の証拠ですよね、ローラ。「シカゴ」でも言ったけど、再度言わせてください。ミスター・セロファンに幸あれ。 【彦馬】さん 8点(2004-05-02 00:10:10) |
77.ニコール・キッドマンの主演女優ということで見にいったんだけど、面白くなかった。というかよくわからじ。かなり暗いです。 【ちひろ】さん 4点(2004-04-17 16:54:48) |
76.演技はよかったけど、なんか引きつけるものがない映画。 【BAMBI】さん 5点(2004-03-22 00:41:00) |
75.かなり難解でした。これを観る前に「ダロウェイ夫人」を読もうとしたんですが、20ページくらい読んで挫折してしまいました。独特の文体でした。映画もそんな感じでした。でも、決して「わけわかんない!」と怒る気にはなりません。なんとなくおぼろげにわかる気がするんです。あと何回か観たら感じたことを言葉にできそうです。3人の女優たちの演技はやっぱり素晴らしかったので、感じたことを言葉にできたらもっと点数上がると思います。 【きょうか】さん 6点(2004-03-17 17:35:52) |
74.二コールキッドマンかっこよすぎ!!この作品でかなり好きになりました。撮り方もうまい。 【ナノーマル】さん 9点(2004-03-17 00:40:41) |
73.人の女優が3つの時代の女性を演じ、それぞれに悲しみと秘密を持っていてそれはその3人しかわかりあえないというところにこの3人の共通点があり、この物語の芯になっている。 難解な中に隠微な、そして暗闇からあふれ出す感情の表現が秀逸。それにしても男の人って愚かで弱くていとしくて可愛そうだ。 |
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72.3人の女優の演技(+エド・ハリスもすばらしい)も、ダルドリー監督の演出も、脚本も、たぶんパーフェクトに近いと思うのですが、「技術」を見せられるようであって、「物語」にいまひとつ入っていけませんでした。なぜだろう・・・。「アタマ」で理解できた気がするのですが、「ココロ」にひびいてこないというか、いい映画のはずなのに・・・という不思議な感情を抱えて映画館を出たのを覚えています。 【ころりさん】さん 6点(2004-03-08 01:32:27) |
71.3人の女性を中心とした、宿命にも似た異なる時代の1日を描いた人間ドラマ。それぞれのストーリーを途切れなく、過不足無く、くどくなく描くその様は美しく、鮮やかで、また詩的だが、しかし残酷である。その映像美と残酷さのコントラストにまず、舌を巻いた。たとえ例えば同性愛が許容される時代であっても、人生は表層的な自己満足の連続に過ぎない。そのことを悟り、自分の為ではなく、生死を超えて本当に自分らしくあることを望むとき、過酷な選択が待ち受ける。ヴァージニアやローラやリチャードの選択を自己中心的であると責めるのはたやすい。しかし、この映画を見終わってカタルシスにも似た感覚を覚えるのは、彼らの選択に誰しもが心に秘める部分があるからではないか。ジュリアのようにローラを抱きしめてあげたいと思ったのは、僕だけではないはずだ。逆に言えば、静寂を覆い隠す為にパーティーを繰り返すダロウェイ夫人にも、誰もが自分自身を投影する部分があるだろう。そして、意識的であれ無意識的であれ、誰かを”殺している”のかもしれない。ストーリーや演技は言うまでもないだろうが、それを支える演出、音楽の完璧さ(確かに音楽はややでしゃばり感が否めないが、それによって醸し出されている統一感は特筆すべきだろう)。この映画の見事さには、溜め息が出た。文句なしの満点。 |
70.なんだか、後味の悪い映画・・・。 【法子】さん 5点(2004-02-19 18:34:49) |
69.ふーむむむむ・・・・劇場で見たあととてもゆううつな気持ちになって銀座の街を歩いてしまいました。けして映画が悪いのでなく、よく出来た映画だと思うのですよ。はい。伝えたいこともとても深遠だと思うのですよ。しばらくこの映画のことを気にしていたほどなのですよ。しいて言えば自分の見たくないところを画面で大写しにされたような感じがしたというか・・・。壊れていく彼女たちがとても痛々しかったです。 |
68.先天性か後天性か、情緒不安定な女性達の不可解な行動物語。やはり人の幸せとはその人の素養である心の内によるものが大きい。最初の2人はおかしいが、メリルストリープ演じる役の人は、まあ普通に近いのではないか。この人だけ誰かの役に立つ事を幸せに感じている。構成の面白さや女優さんたちの熱演、きれいなピアノ伴奏で一応飽きないで見られましたが、もういちど見たいとは思わない。この作品を見た後、超B級アクション映画を見たらバランスとれてスキッとした。 【チューン】さん 6点(2004-02-04 10:31:07) (笑:1票) |
67.深い映画でした。また見ると思います。見るたびに共感したりぐさっときたりする場面が変わるだろうなと思います。選択というのは難しいし、自分の人生をどこまで貫き通すかというのも難しいと思います。たった1日の話なのに、頭の中でどんどん考えは広がっていって、素晴らしいと思いました。 【無雲】さん 9点(2004-02-02 00:01:55) |
66.集中して観ないと理解できないと思いました。もう1回観て理解しようと思う自分と、もう観なくていいやという自分がいます・・・。難しい映画は映画館で集中して観ないとダメですね。 【neozeon】さん 4点(2004-02-01 22:48:42) |
65.この作品が描き出すテーマは人間にとって物凄く深遠であり、同時に極めて身近なものである。それはすなわち「欲望」、人間として本質的なそれである。多くの人間、いやすべての人間が欲望を消化するために生き、欲望を抑えながら生きている。ほとんどの場合、欲望を抑えて生きている人が多いのが現状かもしれない。この映画で描かれる3人の女性像、彼女たちの生き様は欲望に対する狂おしいまでの自分自身の解放によるものだったと言える。欲望のままに生きることができればどんなに幸福だろうと、多くの人は思う。しかし、欲望に対し自分を解放することは、これほどまでに苦しく、エネルギーが必要だということを今作は訴えかけてくる。時間軸の異なる3人の女性のある一日の人生をひとつの時間枠に捉えることに成功した脚本が見事の一言に尽きる。 【鉄腕麗人】さん 10点(2004-01-30 21:50:48) |
64.うまいね! 【k】さん 7点(2004-01-30 11:13:54) |
63.男ですけど、考えるものがありました。 【愛人/ラモス】さん 8点(2004-01-20 10:20:20) |