嘆きの天使(1930)の投票された口コミです。

嘆きの天使(1930)

[ナゲキノテンシ]
Der Blaue Engel
1930年上映時間:107分
平均点:7.47 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーモノクロ映画ロマンス
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2006-03-13)【もっつぁれら】さん
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監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
キャストエミール・ヤニングス(男優)ラート教授
マレーネ・ディートリッヒ(女優)ローラ
原作ハインリッヒ・マン
脚本ロベルト・リーブマン
音楽フレデリック・ホランダー
撮影ギュンター・リター
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2.《ネタバレ》 ローラ・ローラ、別に悪女じゃありませんよね? 少なくとも自覚のある悪女ではない。むしろこの教授があほというか、真面目すぎて勝手に自滅した感じ。「美しいって罪よね」という言い回しがあるけど、この人に罪があるとしたら魅力的過ぎることぐらいだ。マレーネ・ディートリヒは不思議なオーラを持った人で、脚線美なんかは今見ても目がちかちかするぐらい眩い。真面目一辺倒に生きてきた人が虜になってしまうのも無理はないと思わせる。 

教授がプライドを捨てて笑いものにされる場面はあまりの痛切さに胸が詰まる。だけど教授を玩具にした座長も根っからの悪人というわけでもなくて、後から教授に謝罪する。教授をあんな状況に追い込んだのは、他でもない教授自身なんだよね。 

誰が悪いというわけじゃなく、自らの純粋さゆえに破滅する。この巨漢のおっさんを「天使」と形容するのは抵抗があるけど(そういえば生徒たちの落書きに天使のように翼を生やした教授のイラストがあったなあ)、彼の行動は美しい光に飛び込んで羽根を焼かれてしまう天使のような、純粋な愚かさに端を発するものだ。だから彼の行動を笑いものにすることができないのだろう。ただただ切なく、やるせなかった。
no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-21 10:24:56)(良:2票)
1.これは無名だったマレーネ・デートリッヒのデビュー作であると共に、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督とのコンビ第1作でもある。真面目一筋だった高校教師(エミール・ヤニングス)がキャバレーの妖艶な踊り子に一目惚れして日参したあげく、学校を追われ旅興業の道化役者になってまで彼女について行く。嘲笑され挙げ句の果てにのたれ死にするという話。デートリッヒは脚線美、歌、色っぽさでその魅力をいかんなく発揮した。その後このコンビは同年作「モロッコ」をはじめ7本の作品を作り、彼女は大スターになった。監督はこの高校教師のごとく彼女に精魂傾け作品を作り、別れた後はパッとしなかった。それを思うとこの作品はまるでこの二人の関係を暗示するようで感慨深いものがある。真面目だった男が人生を狂わせ、惨めに転落していく様をヤニングスが絶妙の演技で見せている。
キリコさん 8点(2003-05-31 14:13:42)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 7.47点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
515.88%
6211.76%
7635.29%
8529.41%
9211.76%
1015.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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