5.《ネタバレ》 ~On The Town~町で・・・(アレやって、コレやって、ソレもやって、あと当然恋もして)…みたいな意味かと。 当時も今も最先端の大都会ニューヨーク。24時間という限られた時間で目いっぱい楽しもうって映画。 かなりツボにはまった。-24-みたいな時間表記も新鮮。 朝6時から元気いっぱいに街に飛び出す3人組。あっちこっちの観光地を駆け抜けるように見て回る。 ミス地下鉄。NY市交通局の、たぶん暇つぶし企画の、毎月入れ替わる、ミス。 アイビー・スミスを有名人だと思ったゲイビーたちの純粋さ、田舎者っぷりが良い。 クラブでの、女性陣のアイビーに対する気の使いようが、粋でとっても気持ちいい。 サービスは文句ないけど、あそこまでの上げ底ビールにも驚き。
クラブ・サンバカバーナ これにて終幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ クラブ・ディキシーランド これにて閉幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ シャンハイ・フロア・ショウ これにて終幕 おやすみなさい お気に召したら うれしいわ~♪ 3か所とも同じかい!おんなじ歌と内容なのかい!…いやまぁ、どこに行っても同じように満足できるショウなんだろうな。
アイビーがルーシーに代わって、一人落ち込むゲイビーに吹き出した。 でも決して美人とは言えないルーシーへの優しさもとても良かった。 のどかだけど思いのほか迫力のあるカーチェイス。あんな深夜ににぎやかな遊園地。1949年なんだよな?ニューヨーク信じられない… 6時になって別な水兵さんたちが元気に飛び出してくるのもエンドレスな感じで良い。 東西冷戦が始まるころで、緊張感も高まっている傍らで、こんなに楽しく、思いやりがある町があるアメリカのデカさが感じられる。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-04-10 17:45:29) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 最初から最後まで突っ走るテンションの高さであるとか、全体をきっちり24時間に収める様式美であるとかがとりあえず目につきましたが、実は歌とダンスの影で脚本もしっかりしているのではないかと思います。3組のカップルがきちんと使い分けられていることはもちろん、その絡みの中で研究家のお姉さんがミス地下鉄に裏で気を遣うところなど、何とも細やかです。また、すでに指摘されていますが、笑われ役のルーシーにも最後に配慮しているところが、作品に奥の深さと気品を保っていますね。●今の脚本だったら、最初にミス地下鉄を探し出すまであれこれステップを入れたりとか、エンパイア・ステートにたどり着くまででもハプニングがあってハラハラしたりするんでしょうけど、そんなものはなくてもよい!というかない方がよい!ということもよく分かります。●唯一、終盤入口の、それまでの話をダンスで再現、は要らなかったと思います(そこまでにダンスで十分表現されているからこそなおさら)。ここは、ケリーの独唱で悲しみのダンス、とかでもよかったんじゃない? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-01-04 01:26:38) (良:1票) |
3.水兵さん達が歌って踊りまくるミュージカル。 しょっぱなからいきなり街中で踊りだした時には、やばいなと戦々恐々だったのだが、 お話が落ち着き始めてからは楽しく鑑賞できた。 一応ロマンスは絡ませているけど、ストーリー自体はほとんどなし。 明るさが売りのミュージカル映画なので、変に凝ってないほうが気楽には観れるかなと。 キャスティングはバランスが取れていて非常に良かった。 ジーン・ケリー、フランク・シナトラの安定感、ヴェラ・エレンも踊りがうまくてかわいいのだが、 特にアン・ミラーのスタイルの良さと、迫力のあるタップダンスには思わず見とれてしまった。 ミュージカル映画が好きな人にはお薦めの作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-14 21:10:31) (良:1票) |
2.意外にこれ評価低いんですね~。僕はジーン・ケリーの主演作では「雨に唄えば」(9点)の次に好き。よく映画ファンの間で、ジーン・ケリーとフレッド・アステア、どっちが好きか?って話になるけれど、自分は断然「波止場人足風体育会系ダンサー」ジーン・ケリー派。僕がアステアの「エレガンス」を未だに根本的に良く理解出来ていない不粋者だからかもしれません(汗)ミュージカルでは「ウエストサイド物語」(8点)がスタジオからカメラを街に出した先駆者という評価だれど、こちらの方が遥かに先にニューヨークの街中に飛び出してますよね。セット撮影ももちろん多いけど。24時間の休暇をもらったノーテンキ水兵3人による、ご都合主義に満ちた(←そこがいい!)ワンナイトスタンド・ラバーズ探し。ダイナミックな主役6人によるダンス&ソングをスピーディな展開で堪能できるミュージカル映画の秀作。特にエンパイアステートの屋上から、夜の街に繰り出す一連のシークエンスが好き。この時期のシナトラはまだ出しゃばり過ぎず、控え目なところが逆に好感が持てます。ダンスと衣装に誤魔化されてるけれど、お相手の女性陣がそれほど美人じゃないのがミソ(笑)特にチンチクリンなキャラクターとして登場する女性に対しての、ケリーの心優しいエチケットには「男意気」を感じました。見習わねば。ちょっと最近元気ないな~って時に観るのがお勧めっす! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-28 10:17:59) (良:1票) |
1.アイドルから大歌手へと躍進しつつあったフランク・シナトラと、 歌も踊りもおまかせのジーン・ケリーの二人の競演。 音楽はレナード・バーンスタインとくれば観る価値はありだが、 レニーの音楽は「ウエスト・サイド」に比較すれば少々落ちるのが 難点。ただ、画面からわき上がる、「最後まで楽しませよう」と いうスタッフの意気込みは充分。 【Acoustic】さん 6点(2003-10-19 15:58:35) (良:1票) |