4.せっかくいろいろと設定しているのに、結局全員同じような人にしか見えないのが最大の問題。ただ、この種のほろ苦系青春ものの源流としての価値は意味があると思う。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-11-09 01:17:33) |
《改行表示》 3.この後の「青春群像」モノの先駆け、それがこの映画の最大の価値だろうか。 作品単体としての面白さを評価するのは難しい。素直に観るとあまり興味を持てない。おそらくこういったものの情報に触れすぎているからかもしれない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-01 19:21:25) |
2.暫くして誰が誰だか分からなくなってきたので最初から見なおして把握。ずいぶん老けた若者たちだなと思ったら実際も30代の俳優が多かった。浮気性の嘘つきで泥棒のダメ男が嫁さんの家出で反省するが、その姿に全然説得力がない。この程度でチャラ男は変らんでしょ。彼らのふるまいにチャランポラン気質やマフィアにも通ずる家族愛を感じるが、老け過ぎと青くささがマッチしていないのでいまいち入り込めない。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-31 15:31:06) |
《改行表示》 1.「アマルコルド」と同じく、フェリーニの故郷の海辺の小さな町を舞台にした自伝的要素が強い作品です。 「アマルコルド」が少年時代の記憶をノスタルジックに幻想的に描いているのとは対照的に、本作では、そろそろ人生の方向性を見つけ出していかなければならないのらくら達が定職に就く訳でもなく、だらだらとつるんだりする姿や、家族や町の大人たちと彼らが関わる様が淡々と綴られていきます。 午前3時。ある者にとってはもう働きに出る朝。でも、のらくらは夜遅くまで遊び回り、まだ町をふらついている。時間を持て余し、人気も無く殺風景な海辺に彼らが佇む姿は人生に行き詰っているように見える。ネオリアリスモ的な空気感もありますが、その一方で彼らの姿が意外に陽気に描かれており、現実の厳しさもありますが、そんな中にもフェリーニの優しさが感じられます。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-05 00:07:23) |