10.劇中で流れる歌の歌詞、おもろ。「ドアの外には借金取り」なんて、なんかセンス良すぎ。日本じゃ精々ラブソングがいいところ。やっぱり自由の国アメリカだな、と感心させられる。人生気楽にやろうぜ、って感じのエディーの演技もナイス。<追加>すみません、日本にも植木等という有名な面白シンガーがいましたね。 【ooo-oooo-o】さん 1点(2003-09-30 15:59:05) (良:1票)(笑:1票) |
9.元はリチャード・ドナー監督×シルベスター・スタローン主演の企画だったものの、まずドナーがフォックスの『レディホーク』を優先して降板し、スタローンもプロデューサーと方向性が合わずに降板。その後、監督としての実績は少ないものの急なスケジュール確保が可能な人材だったことからマーティン・ブレストが、また『おかしな関係』の撮影がちょうど終了するところだったことからエディ・マーフィーが各々代打に選ばれたという経緯があるのですが、アクション映画の経験がほぼなかったエディ・マーフィーに合わせてアクション要素が大幅に削られ、代わりにコメディ要素が拡充されて完成版の形に落ち着いたようです。 また、十分な準備時間を確保できなかったことからストーリーも至ってシンプルであり、脇道にそれたりせず一直線に話が進んでいきます。つまり、アクションもストーリーも最低限度に抑えられ、見せ場はエディ・マーフィーのおしゃべりのみという作品だったわけですが、これが日本人にとっては厳しかった。エディの早口の英語を聞き取れず、もちろんスラングも分からない日本人には、この作品の面白みはほとんど伝わってこないわけです。本作については2種類の吹き替え(富山敬の地上波放映版と山寺宏一の新録版)と字幕版を見たことがありますが、どれもアクセル・フォーリーのセリフの1/3も表現できていないように感じました。そのためかコメディではあるものの大笑いできるような場面は少なく、全盛期のエディ・マーフィーが醸し出す楽しい雰囲気のみで何とか105分を完走できたという状況です。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2018-06-18 18:43:56) (良:1票) |
8.テンポのいいお気楽アクション映画の代表格みたいなこの作品も、こうやって久しぶりに観ると、それなりにまったりした部分があって、それなりに緩急がつけられている。我々の側の好みの変化ってのもあるのかも知れないけれど、やっぱり今の世の中がセッカチ過ぎるんじゃないのかな、と。 何にせよ、お気楽軽妙な本作、エディ・マーフィありきの作品で、「48時間」「大逆転」が、いわばカキ混ぜ役の二番手だったのに対し、ここではついに主演(だけどやっぱりカキ混ぜ役でもある)。ですけれども、そもそも80年代当時、この「エディ・マーフィ人気」ってのが、何だか押しつけがましくって、正直よくわからんかったのです。当時そう思ってた人って、結構多かったんじゃないかと思ってるんですけど、どうでしょうか。何が「星の王子ニューヨークへ行く」やねん、と。 本作でも、別にアクション映画やるような体のキレがあるではなし(スタントマンが演じている部分は別として)、何かと言えば高笑いをし、何かといえば腕を組んで見せるばかり。なーんかテキトーだなあ、と思うんですけど、しかし実際のところ、そのテキトーさが本作のすべてにマッチしていて、憎めないところでもあります。アクセル刑事の実に能天気で場当たり的な言動の数々。しかもそれで本当に何でも乗り切ってしまう、楽天的なノリ。んなアホなと思うが故の痛快さでもあります。 昨今、実社会でもこういうイイ加減な奴が増えてきたんでは、なーんて思い始めると、笑いも「苦笑」に変わってしまうのですが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-12 11:56:49) (良:1票) |
7.やはりエディ・マーフィーと言えばこれですね。 人懐っこい笑顔、怒涛のように繰り出される軽妙な台詞まわし。エディの魅力が存分に出ています。 それをしっかりサポートするのが、結果的にエディと共に悪に立ち向かうことになるビバリーヒルズの地元警察の2人の刑事。 規則や原則に縛られた2人と自由奔放なエディの刑事ぶりとの対比が面白く、 彼らの存在が更にエディの魅力を際立たせています。
序盤、エディ演じるアクセルがバーで機転を利かせ、 バーで強盗を逮捕した際のウソの報告に対し正直に本当のことを喋ってしまう彼ら。 しかし事件解決後は上司も一緒になって、更にその上を行くような壮大なウソの報告を。 アクセルとの数日間で彼らもデカとしてすっかり頼もしく?なっていた姿に思わずニッコリさせられる。 ラストの「まあビールくらいならいいだろう」も同じく。
大ヒットしたサントラ、グレン・フライの“heat is on”に ハロルド・フォルターメイヤーのアクセルFのテーマも印象的。 本作といい、数年後の「ミッドナイト・ラン」といい、 この頃のマーティン・ブレストのこんな小気味いいコメディは面白かった。 またこんなコメディを撮って欲しい監督の1人です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-20 14:01:56) (良:1票) |
6.オゲレツと思われがちな彼ですが、そういう表現はイヤなんだ、と語る彼のインタビューを見たことがあって、よくよく思い出すと、彼は声やニュアンスで笑いをかもそうとしていたんだと思います。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-14 20:36:29) (良:1票) |
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5.アクセルことエディの原語ではもはや何を言ってるのか聞き取れないマシンガントーク炸裂の良作。日曜洋画劇場などで繰り返しリピート放映されるのも納得の、誰にでも楽しめる定番の刑事アクションコメディではないでしょうか。 【ライヒマン】さん 6点(2004-09-04 20:55:25) (良:1票) |
4.アクセル(エディー・マーフィー)がボケ役かと思いきや(彼もそうなのですが)、ローズウッドとダカートの方がお馬鹿コンビぶりを発揮しています。 アクセルは凄く饒舌なのですが、言ってることとやってることはハチャメチャで、ローズウッドとダカートは振り回されっぱなしなのですが、だんだんとアクセルに感化されていく様が面白い。 コメディー作品として最高峰に位置する作品だと思います。 【おはようジングル】さん 7点(2004-03-15 17:09:46) (良:1票) |
3.当時、アメリカ留学していた友人がボヤいていた。エディ・マーフィーの英語は速過ぎて理解できない!と。この映画、まさにエディの魅力全開の映画です。そうそう、聴いた事がないのですが「レディオヘッド」というバンドがあるそうです。先日アメリカ人の友達と話していたら、彼らの歌は何言っているのか分からん…と言ってました。ネイティブにすら分からない曲ってどうなんでしょ?映画とは関係ない話ですいません^^; 【クルイベル】さん 7点(2004-03-04 11:59:49) (笑:1票) |
2.故・富山敬が吹き替えたバージョンを見た。上映当時はエディ・マーフィが大嫌いだった。今見るとノリノリのアメリカンムービーで最高に面白い。DVDは日本語吹替版未収録なのが残念。 【HILO】さん [地上波(吹替)] 9点(2003-08-08 20:29:23) (良:1票) |
1.当時はサントラのセールスが良くて、ワタクシも映画観る前にそっちから入ったほうデス(笑)オープニングとエンディングは聴いてた人なら許せるんじゃないのかな??オフザケなノリの映画かと思いきや、アクセルの友人が殺されるシーンなんか、引いた画でズトーン!!だもんな。しかも「処刑スタイル」だもの。各キャラはシリーズ通して、使える個性は出てるし個人的にはこういうヤツラ大好き。次々に起こるトラブルや難事件の核心に近づいていく方法がヒーローの特殊能力ではなく、エディ起用のキモである「シャベリ」なのがまた良い。元不良少年は優秀なデカになる要素アリってのも説得力がある。 【シュールなサンタ】さん 8点(2003-04-05 20:05:49) (良:1票) |