6.この映画を観た後、当時7歳の娘が突然「お父さん、わたし女優になりたい!」と言い出した。私は驚きを隠しながら冷静を装い「ほー。で、どんな役をやりたいの?」と尋ねると、娘はすかさず「ろくろ首!」ガクッ!!コケたねぇ。コケましたよ。だって私は『二面女』のファンなので...(←そういう問題かい!) 【nizam】さん 6点(2004-05-20 12:46:34) (笑:3票) |
5.江戸っ子河童にハイトーンボイスの油すまし(何故だか関西弁!)、妖艶ろくろ首の姐さんに意外と活躍する二面のお姉さん等日本古来の妖怪が人間達の為、はたまた日本妖怪のプライドを賭けて戦ってくれるファミリー作品。出てくる妖怪はチープなハリボテとは言えど、そのキモ可愛い容姿やぎこちない動きに心震わせられます。外国の吸血妖怪ダイモン(確かこんな名前)が墓荒らしの為目覚めさせられ、自国で仲間を増やせばいいものを、迷惑な事にわざわざ日本まで来て横暴の限りをつくします。何度リトライしようが全然ダイモンには歯が立たないものの最後は全国の妖怪達がワラワラとやってきて知恵と力を合わせ退散させます。(※やっつけるのでは無く退散させるのがこの作品のやさしさ。)ま、その後ダイモンの報復に遭えば100%の確立で敗退するとは思いますが...ラストは日本の妖怪達が列をなしてスキップしながらどっかへ返っていくという何とも幻想的で微笑ましいハッピーエンド。ほんと癒されまんな~。大映作品万歳! 【さかQ】さん 8点(2003-03-27 00:47:59) (良:2票)(笑:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 ろくろ首の毛利郁子さん、出演作品見てみると、、すげーな 漢字だらけだ。このひと履歴書書く時大変だあ。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-11-29 19:32:45) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 妖怪たちはみんなユーモラス。当時はそんな捉えかた自体が斬新だったのかもしれない。しかし、妖怪を正義の味方として描くことに好感を持たせようとしたプロットが甘っちょろく、間延びした演出やぐだぐだの戦いはさすがに眠くなった。大戦争なの? ダイモンに捕らえられていた子供達が二面女の背面を見ながら大人しく誘導されるシーンにずっこけ、製作年度を考えてもリスペクトするような出来じゃないという意見。妖怪たちが色んな方言を喋っていたけど、眠い目をした油すましに関西弁を割り振ったのは違和感ありましたね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-17 23:10:23) (良:1票) |
2.この質感、ストーリー、クオリティ、総じてこの映画。もうこれから先絶対に登場しないであろう。そういう意味で文化財てきな映画と言っていい。ろくろ首や二面女のエロがあれば、これは文化財ではなく、「重要文化財」になれた。 【no_the_war】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-30 00:33:27) (笑:1票) |
1.大映妖怪シリーズ第二弾は前作と趣をガラッと変え、妖怪達を主役に据えた派手な特撮映画となってます。特にオープニングのダイモン復活シーンが凄い。古代バビロニア遺跡の遠景、見る見る広がる暗雲、大規模な崖崩れ、そしてダイモンの登場と、恐怖感満点。わざわざ遠い日本まで来て、しかも田舎大名に取り憑く理由が不明ですけど悪役に相応しい迫力です。対する日本の妖怪達は揃いも揃って愛嬌満点。伊豆の妖怪なのに、何故か全員の方言がバラバラなのには笑った(皆さん出身が違うんでしょうか?)。【あまみ】さんの仰る様にクライマックスの、豆絞りの捻り鉢巻もいいです。最近では「さくや妖怪伝」などというしょーもない映画もありましたけど、これは是非現在の技術でリメイクして欲しいと思います、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-11-09 00:10:08) (良:1票) |