9.《ネタバレ》 この手のコメディ映画?(笑)は、点数に困る。めちゃくちゃっぷりが最高なだけに・・・
しかし、高得点をつけれるほど、素晴らしいか。。。というのは考えもの。
ファンタくらい助けてあげてよ。なんて、みもふたもない映画は好きだけど。
スピード感あふれる、お化け屋敷ムービー。
高校生が作ったなら100点満点の出来★★★
神保美喜さんなんですかね、カンフー?武道で戦ってたお嬢さんの曲がよかった。
大場久美子さんはかわいいまま、かわらないですね。
主演の池上季実子さん、綺麗すぎます。 【新しい生物】さん [DVD(邦画)] 2点(2016-06-02 02:04:25) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 これはすげえや。今までに数千本という映画を観てきましたが、ここまでぶっとんだ映画は他にお目にかかっておりません。なんというか、一般的には欠点と指摘されるようなことを、徹底して貫いてそれを魅力に転換させているという感じを受けますね。例えば、背景の絵なんかは、凄く綺麗に描いてるけれども一目で絵とわかるわけですよ。それは普通ならチープさの一言でマイナスに受け取られるけど、この作品だとそれが漫画的なファンタジー世界を作り上げるにあたって、逆にこのキッチュさが魅力になってるわけですよね。それから、キチガイみたいにやかましい音楽も、台詞が聞こえずらくなるほどで普通ならこれも欠点の烙印を押されそうなもんだけど、これがまたこの独特な雰囲気を生み出していてプラスになってるんです。やたらと多用されるワイプとか早送りや巻き戻しなどのエフェクトなんかも、映画的な意味は全くないと思うんだけど、それもまたシュールさを生み出す構成要素になってる。お屋敷の内装だって、見るからにセット臭いんだけど、それがまた異世界感を出して良いんですよね。そんなわけで、マイナスを全て魅力に変える事に成功してる希有な作品だと思います。いや勿論、ほとんどの人は受け付けない内容だと思うし、大林監督の少女趣味が全開なのでとても人にはお勧め出来ないんですが、こういうヘンテコな映画は大好きなので、高得点差し上げちゃいます。メロディーがピアノに指を食べられ、「あら、ないわ~」なんて言いながら全身も食われちゃうシーンとか、オシャレが巨大化して、「おおきい唇~」だなんて言われるシーンとか、ガリが全裸になって水中バレエするシーンとか、猫の掛け軸が「ニャー!」って恐ろしい顔になってクンフーが電灯に頭から食われものすごいサイケな映像になるシーンとか、印象深い場面はたくさんあるのですが、個人的にはそのクンフーが見せるクンフーアクションの唐突感がツボです。僕の頭の中、凄い勢いでかき回してくれました。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-24 16:24:52) (笑:1票) |
7. 今から35年前の映画なんですよねー。それを考えると、すごく頑張って作りましたって感じが伝わってくるのですが。 しょぼしょぼ映画です。っていうかこれ映画なんですかね。 ドリフみたいです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 1点(2012-04-11 12:51:42) (笑:1票) |
6.《ネタバレ》 7人の女の子が恐怖の家に閉じ込められる脱力ホラー。 登場人物の名前が「オシャレ」「ファンタ」「クンフー」「スイート」ってところから、もうおかしい。演技、演出、編集全てが狂ったように雑でクッチャクチャ。雑すぎて腹が立ってくるんだけれど、停止ボタンを押す気にはならない勢いがある。 良くも悪くも正気の沙汰とは思えない出来。 時代が成せる業なのか。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-25 17:53:42) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 なんだこれ!すげー!真剣ふざけてる!!笑 これが30年以上前の映画??信じられません。古いのか新しいのか不明な作品だ‥。漫画の中から出てきたとしか思えない不自然なノリの女子たち、必要ない所でもすっごい綺麗な絵画が背景、完全にキモイ小林亜星‥。シュールだ。メインの動きの後ろでチョコチョコ小ネタいれすぎ。笑 おばあさんが冷蔵庫にしゅるりと入った時、口の中でぎょろっと動く目、ちょっと怖かったです。 でも明らかに爆笑なシーンが多いです。小林亜星がダバダバしながら「あんたスイカ好きかぁぁぁ~!」「スイカ嫌いぃぃ~(?)」のシーン、カンフーの形に抜ける壁、「ハッ‥」「唇‥」「大きすぎる‥」の流れ、雰囲気とテンポが秀逸過ぎて爆笑!面白い!カンフーいいなぁ。先生は何で大量のバナナになったのか?? 最後PVの如く池上きみこが切なげな顔で髪を振り乱す映像(スロー)とともに、「愛する人はいつまでも心の中に生きている云々~…」とかいって綺麗にまとめようとしている。完全にふざけてます。これ作る時楽しかっただろうな~! 【まりんこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-11 01:52:43) (良:1票) |
4.山口百恵主演の「泥だらけの純情」の同時上映作品として公開された大林宣彦監督のデビュー作で中学生の原案をもとに作られたB級ホラー映画。普通、映画監督のデビュー作というのはまだ作風や映像のスタイルなど何も確立していない場合が多いと思うのだが、デビュー作とは思えないような異様に凝った映像や少女たちを主役にしているなど、既にこの頃から大林監督独特の世界観が確立されちゃってる感じがしてとても楽しい映画だった。主人公の家の表札が「木枯」(父親を演じているのは笹沢左保。)だったり、監督一家がチラリと出ていたり、無声映画風のシーンがあったり、ラーメン屋に寅さんがいたり(松竹に許可はたぶんとってあるんだろなあ。)と遊び心も満載。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-22 02:41:30) (良:1票) |
3.すっげえなあ・・・、この映画。もう全編通じてこれ唖然呆然感激感動大失笑の嵐。尾道三部作や「ねらわれた学園」、「異人たちとの夏」等で僕の青春時代の映画記憶に生涯消え去らぬ刻印(←いろんな意味でね)を残してくれた大林監督のルーツがここにある!「愛とは語り継がれていくものである」・・・って全然映画の内容とは関係ないやん! 大場久美子を起用したのは「ハウス」プリンのコマーシャルに出てたから・・・なんてふざけてるにも程がある!けどカワイかったから許す! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-24 11:02:58) (良:1票) |
2.珍奇で楽しい映画だねー。バカなせりふ回しも背景を背景画として見せちゃうメタなノリもチープな特撮も適度のグロさも活きのいい女優陣も~すべてがうまくかみ合ってる感じ。これほどポップに明るさとグロさが共存している邦画は他に類例をみないのではないか。その後作られた同監督の漂流教室なんかの失敗をみるとこれがいかに奇跡的な作品か良くわかる。ラストに近づくと女の戦い的テーマが思わせぶりぽく立ち現れるが、到底そんなこと本気で描きたかったとは思えないので無視!大林氏はバカになりきることに罪悪感でもあるのかな?いいじゃん変態で! 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-01-17 17:57:55) (良:1票) |
1.この作品そのものが「映画」へオマージュを贈る、絢爛たるCMだと思うと、スンナリ見られる。ハチャメチャだけど、その底に、大林監督らしい「映画」への礼節と尊敬が感じられて好感が持てます。好きです。 【ひろみつ】さん 8点(2003-11-03 02:32:32) (良:1票) |