11.話はありきたりで正直おもしろいとは言えない。しかしこの作品にはそんな事は小さな問題だ。全ては”ガン=カタ”を見せる為の繋ぎであるのだから。いや~とにかくカッコイイ”ガン=カタ”という新しいアクション。はっきり言って全然リアルじゃないし「おいおい!」とツッコミたくなるようなアクションなのだが、そんな事はどっかに吹っ飛んでしまうカッコ良さなのだ。アクション自体にコレほどまでに感動したのは何年ぶりだろうか。あーもっと見てみたい”ガン=カタ”。ぜひとも続編を撮って欲しい1作です。 【カズゥー柔術】さん 7点(2004-05-05 17:50:28) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 この映画にはすごく関心させられて予想以上に面白かった。感情のない世界など創造もしていなかったので非常に楽しめた。なによりガン=カタが最高(笑)クリスチャン・ベールも役柄にあっていたと思います。終盤でのブラントとのどんでん返しや戦闘シーンなどでハマる方が多いかと思います。ブラントの顔が切れ落ちるシーンには驚いた。犬を撃ち殺す場面がありましたが撃たれる時のあの犬の悲しい鳴き声を聞いていると心が痛かった。感情がなければ愛情も生まれない恋愛がないということはセックスなどの意欲もなくなるので子孫が生まれないのではないか・・・。良い方で考えてみると感情がないのでいじめなどの行為がなくなるという利点もあるかと思う。また、欲という感情がないので犯罪行為をなくせるのではないのだろうか・・・。プロジウムが実際に存在する薬品なら大変なことになるという考え方の人も居てると思いますが使い方によれば利用価値が高いものだと思う。自分の考えを語っていますが同じ考えの人や納得した方が居てると嬉しいです。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-04-15 23:48:44) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 アクションのアイデアで勝負した、意外と面白い作品。近未来、戦争を廃止するために人間の感情をコントロールし、「怒り」「哀しみ」「笑い」などが全て取り除かれた社会。感情の発露が戦争に繋がるという短絡思考には閉口するが、その中で管理されない人々を取り締まるためにガン=カタ(特殊な格闘戦法ですか)を身につけた主人公が、段々感情を持ち出すというストーリー。世界観は無機質な感じが、都市、人々の衣裳、オフィスの中などに黒色で活かされており、(反面車等は白色)寒そうな「絵」づくりに成功しています。無感情な人々の集団が歩く場面では、昔のドイツ映画「メトロポリス」を思い出しました。そう言えば、その影響が多々あるのか、ドイツの感覚(建物、服装、旗などの美術)が見られます。ナチスをイメージした方が、伝わりやすいのでしょうね。しかし、最大の見せ場はガン=カタのアクション。いちいち型を決めるそのポーズはまんま劇画です。しかし、単純に面白いのです。ありえないでしょ、そんな。を上手に描いて、不自然を自然に見せるあたり、スタッフの意気込みを感じます。「マトリックス」を意識した数多くの模倣映画が乱立する中、これはしっかり観れますね。楽しかったです。 【映画小僧】さん 7点(2004-04-05 11:03:01) (良:1票) |
8.戦争を起こさせないために感情を抑えるというかなり無理のある稚拙な設定ではあるけどアクションとかは結構いい感じだべさ。 【ばかぽん】さん 5点(2004-02-01 01:09:00) (良:1票) |
7.第三次世界大戦後の近未来とか、国家による民衆弾圧とか、それに対抗するレジスタンスとか、自由が大事とか、ありがちで陳腐な設定が目白押し。その分、アクションに見応えがあるかと思えば、うわさの「ガン=カタ」も、「ちょっとハデな銃撃戦」という程度で、そこまで大絶賛されるようなものとは思えませんでした。てっきり、「カタ」が「刀」で、「銃と刀が合体した武器」の事かと思い、「遠距離が銃、近距離で刀」とアクションを使い分けるのかと思い込んでいたので、単なる「銃を使った戦闘術」の事と知って拍子抜け(すみません、個人的にどうしても分からないのは、この程度のアクションなんて、今や大抵のアクション映画には付きものなのに、どうして「アクションが斬新!」みたいな評価が多いのかという事です。「ブレイド」や「マトリックス」にしても、日本のアニメ作品にしても、この程度のアクションシーンは、いくらでも出てきますし、大事なのは演出センスであって、カッコつけて銃を撃ったり、カンフーやってればいいってものでもないと思うんですが…)。そのくせ、アクションシーン自体が少なく、また主人公以外、目立つ活躍をする登場人物もいないため盛り上がりや場面変化に乏しく、内容の大半が感情を取り戻す主人公の葛藤ばかりを追っていて退屈です。せっかく変化を出せるはずのレジスタンスとの兼ね合いもほとんど無し。また、他の方も仰っていますが、いくらなんでも警備兵達が弱すぎでしょう。未来の話なのに、何で防弾チョッキくらい着てないの?現代でさえ、暴動鎮圧のための効果的な武器や防具がいくつも開発されているのに、みんな揃って同じ銃しか持っていない上に、一発二発の弾であっさりと撃ち殺されていく。最近の防弾チョッキでも、44口径のマグナム弾や9ミリ口径のフルメタルジャケット弾を止める事が出来る程なのに、要所を守るべき警備兵が防弾チョッキも着ていないなんて、娯楽作品とは言え、あまりにもリアリティに欠けるのではないでしょうか?ラストのファーザーの正体もありがちだし、そのボスを守る部下が何で銃じゃなく刀?また刀も構えず、不意討ちもせず、ノコノコ主人公の目の前に出て行ってやられるなんて、あまりにもアホでしょう。ボスとのラストバトルも盛り上がらず、あっさり終了。あと、どうせアクションメインの娯楽映画なんだから、犬だけでなく、相方の恋人も助けてあげようよ! 【FSS】さん 4点(2004-01-26 12:16:04) (良:1票) |
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6.設定は重苦しいが、アクションシーンは純粋に楽しめた。2003年のアクション系映画では1番 【am】さん 7点(2004-01-26 08:23:29) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ストーリーの予測は出来ましたが、アクションはなかなかのものでした。 【壬生狼】さん 7点(2004-01-18 06:47:22) (良:1票) |
4.面白いです。アクションが良かった。 【亜空間】さん 8点(2003-12-18 11:42:32) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 チープ感は否めない。兵士弱すぎ。格闘シーンも普通。感情のある世界と抑制された世界が曖昧で危機感がなかった。同僚の恋人とのやりとりはいやだった。同僚に触発されて感情を持つようになる展開のほうがよかったかも。同僚がいい味だしてたし・・長男もよかった。 【蘭丸】さん 4点(2003-11-19 16:47:09) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 男の子の妄想(あるいは少年漫画の原風景)を、丁寧に結晶させて、映画化したような作品。非常に単純なストーリーだし、ガン=カタなる武術の、笑っちゃうほどの圧倒的強さは、ツッコミをせずに楽しみなさいという感じ。犬に愛情をおぼえた主人公が、その犬のために部下を殺し、反逆者を逃がすために、さらに多くの部下を殺す。自分の身が危うくなれば、職務に忠実なだけの同僚を陥れようとする。感情が芽生えはじめても、周囲の人間を同じ人間として認識していない主人公の、ゆがんだ部分というのは、意図したモノなのか??? 主人公の息子と、ショーン・ビーン演じるパートリッジが、なかなか存在感があって興味を惹かれた。芸術品や装飾品の一切を禁じた独裁者の部屋に、名画が飾られ、装飾的な内装になっていたのは皮肉たっぷりだ。たぶんかなりの低予算で制作された映画なのだと思うが、一つ一つのカットが案外に美しいので感心した。マトリックス3部作で、CGを多用しすぎた映像に食傷気味だったので、こういう映画のほうが制作者の思い入れが伝わる気がしてくる。抑圧された独裁体制下より、節制無き無秩序状態のほうが、実は恐ろしいので、独裁者を倒して市民が武器を取って反乱を起こしたラストの「その後」のほうが、壮絶なストーリーがありそうだが、だからといって続編を作ろうと思わないで欲しいものだ。 【ルクレツィアの娘】さん 6点(2003-11-10 09:39:32) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 だったら最初っから1人でのりこんでけよ 【紅蓮天国】さん 4点(2003-10-13 21:06:02) (笑:1票) |