5.まあ怖いといえば、みんな期待して観ちゃって、結局、そんなたいした怖さの映画ちゃうやんってなってしまうので、あえてゆーと、この映画はそんなに怖くない。特にホラーを見慣れてる人には。ただ、じゃあ、つまんなかったのかとゆーと、意外に俺はおもろかった。まず、お話がよく出来てる。邦画の幽霊系ホラーにありがちな、解決してから、また幽霊が人を呪い殺したりなんかしちゃって、つじつまあわないってゆーか、幽霊だから理屈なんてないの、とにかく脅かして人を殺しちゃうのって感じじゃないなのがよい。この映画でもラストは、もう一回ってことをサービスでやってくれてるけど、この展開に無理がなく(能力は移植しちゃってる)それでいて結構鳥肌たちました。しかもそれがうまく終わりにつながってたりして、ラスト、ジーンときてしまった。それに主役の子の演技が非常に好感持てる細かい演技なのも映画にのめりこませてくれてよかったかも。もし俺が急に幽霊が見えたらこんな感じかもってことを体感させてくれた演出もよかった。そして、この映画はいくつかウルウルきてもーた点もよかったな。泣ける映画やったのが意外で。ただ、ここに登場する幽霊は基本的に人を殺しませんから、殺す幽霊が好きな人には不評かも。それに基本的にストーリーはありきたり。似た映画はいくつか観たことある。でも観てる間は、あんまそんなこと気にならんかったけど。それに実をゆうと、俺、ホラー見慣れてるけど、幽霊が登場するシーンのいくつかは5.1chで観たからか、非常にビビッた。急に後ろから声したんやもん。しかもでかく。あ、実話ってゆうのは気にせんで観たほうがいいかも。実話な箇所はあっても、映画はやはり作られた話が多いので。俺は実話ってゆう宣伝文句があったことすら知らずに観ましたから。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-24 03:20:49) (良:2票) |
4.前半はとにかく怖い。タイトルバックからして怖い。いつの間にか脳細胞が主人公と同化して見たくないのに見てしまう恐怖を体験する。そして脳が十分柔らかくなったところに後半に入り込んでいく。やや大げさな展開ではあるが、けちをつけるような客観的な見方より、主人公と一緒に苦しみ喜ぶ事ができればラストシーンが何か救われた気分になる。これは怖がらすだけのホラーとは違う名作である。この映像による洗脳が監督の意図した演出ならすごすぎる。 【はげのぶ】さん 10点(2004-06-03 22:10:28) (良:1票) |
3.この映画の素晴らしい所は,映像の見せ方にあると思う。前半は主演の女の子が目を見えるようになり特殊な体験していく様を観ている者も一緒に体験しているかの様にみせてくれる。また,でてくる霊は誰もが生気がなく恐怖を盛り上げてくれる。さらに後半は謎の解明という要素がプラスされ飽きさせない。ラストのあの大爆発にも驚かされたが,最後にあのような結果になってしまったのは賛否両論あると思うが,自分は残念で悲しかった。 【daipitz】さん 7点(2004-01-19 12:31:22) (良:1票) |
2.自分の中ではこれはホラー映画ってかんじじゃない。確かにエレベーターの中なんかのシーンはドキドキしたけど、ホラーっていうかサスペンスぽかったかな。その他のシーンなんかは怖いって言うよりビックリした・・・・・効果音にね。それでも映画自体の質は結構よかったと思う。ダルかったり説明不足だったりするシーンもところどころあったけど評価を下げるようなこともなかった。 【よっふぃ~】さん 6点(2004-01-19 11:14:36) (良:1票) |
1.この作品への自信を覗かせるような、点字と触覚を意識した白地のタイトルバックが、まず巧い。眼の見えなかった女性が、手術により、本来見えないものまで見えてしまうという恐怖を描いた本作、例のエレベーターのシーンやショッカーなど、その怖がらせ方に熟知した演出力には只ならぬものを感じる。まさに纏わりつくような恐怖といったところだろうか。ただ、後半の謎解きあたりからクライマックスにかけては、いかにも強引で作り話っぽくて残念だが、近年では出色のホラー映画だと言える。 【ドラえもん】さん 8点(2003-07-21 15:43:43) (良:1票) |