雪の女王(1957)の投票された口コミです。

雪の女王(1957)

[ユキノジョウオウ]
The Snow Queen
(Snezhnaya koroleva)
1957年ソ連上映時間:70分
平均点:8.27 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ラブストーリーファンタジーアニメファミリー小説の映画化
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監督レフ・アタマーノフ
岡本茉利(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
太田淑子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
熊倉一雄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
平井道子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
里見京子(日本語吹き替え版【NHK】)
吉田理保子(日本語吹き替え版)
梅津秀行(日本語吹き替え版)
原作ハンス・クリスチャン・アンデルセン
脚本レフ・アタマーノフ
音楽ジョセフ・ガーシェンソン
フランク・スキナー(音楽)
製作レフ・アタマーノフ
配給三鷹の森ジブリ美術館(リバイバル)
美術レオニード・シュワルツマン
その他三鷹の森ジブリ美術館(提供)(リバイバル)
スタジオジブリ(提供)(リバイバル)
日本テレビ(提供)(リバイバル)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提供)(リバイバル)
あらすじ
北国の長~い、長~い冬。主人公の女の子ゲルダは、お隣の仲良しカイくんと一緒に、暖炉でお婆さんのお話を聞いています。遠い遠い北極に住んでいるという、雪の女王のお話をね。でも男の子のカイくんは「雪の女王なんて怖くないやい!」って…あ、ちょっとちょっと! 凍った窓の外から、女王が覗いてますよ! カイくん、女王に氷のかけらを撃ち込まれちゃったよ! …やがて北極へと連れ去られたカイを追って、一途で純な乙女ゲルダの、長く果てしない追跡が始まります。
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2.《ネタバレ》 原作をほぼ忠実に再現。製作者は原作の意図をよく理解し、そつなく仕上げている。主人公ゲルダが女性で、関わる人物も女性が中心。魔法使いの女、城の王女、盗賊の女、盗賊の女の娘、北方の女、更に北方の女、雪の女王。「女性のもつ内なる力」が主題である。原作では更に北方の女が、カイは雪の女王の囚人になっていることを教える。トナカイが、この娘に力を与えてくれ頼むと「この娘に生まれついて持っている力よりも大きな力を授けることはできない。力を得ようとしても無理。それはあの娘の心の中にある。ごらん、どんなにして、色々と人間や動物が、あの娘のためにしてやっているか、どんなにして、裸足のくせに、あの娘がよくもこんな遠くまでやって来られたか」と諭す。無欲の愛こそが何物にも勝るということだが、それはゲルダ一人に依るものではなく、彼女を助ける女性も分担している。雪の女王の心を溶かしたのは、女性陣の愛のリレーの結晶だといえる。敵役も女であるが故に愛にはもろいのだ。女性賛美のメッセージが込められているといってさし支えない。重要アイテムは靴。靴は「子供、保護」の象徴。ゲルダがおろしたての赤い靴を川に捧げたことで、船が動きだし、冒険の旅が始まった。ゲルダがカイを真摯に心配し、甘えた子供心を捨て去ったことが奇跡を呼んだのだ。途中、城の王女から長靴をもらうが、最終旅では裸足になる。厳しい環境に身をおいてこそ、真の心の成長があるのだ。ゲルダが靴を脱がなければ、カイの目と心の中に入った氷を溶かすことはできなかったし、雪の女王と対決もできなかった。雪の女王はあっけなく溶け去ってしまうが、それは二人の無欲の愛に打たれたから。だが、少しあっさりしすぎていないか?原作では、「氷の板で永遠の文字を作る」という最終試練があるのにそれを省いている。その代わりに原作ではさらりと流している、盗賊の女の娘が悔悛しゲルダを助ける場面をこまやかに描く。ここが最も涙を誘う。この娘は、「子供版雪の女王」だ。このように全体としてバランスがよい。原作では、二人が町に帰還したとき、心は子供のままだが大人の姿になっていた。子供心を捨て去った代償である。後に「風の谷ナウシカ」「千と千尋の神隠し」を制作した宮崎駿氏がこの映画に感銘を受けたと伝えられているが十分にうなずける事だ。案内役を夢の神のおじいさんがするが、これは不要だろう。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-06 17:31:27)(良:1票)
1.《ネタバレ》 美しい絵。吹雪に揺れる少女の髪は、CGで一本一本丁寧に作られた髪の毛でさえ及ばない。主人公のゲルダを始め、雪の女王のキャラクターの表情や顔立ちなど、現在の日本アニメにも共通しているところがあるような気がします。そういう意味でやっぱり影響力の強い作品だったのでしょうか。「川さん、カイの居場所に連れて行って」「扉さん、道を開けて」と、こんな少女から頼まれたんじゃ断れないよ~。でもそれじゃあ結局彼女自身は何もしていないじゃないか。と言われそうですが、愛する者を助けるために一人見知らぬ土地へと飛び込んで行くというだけで、既に彼女も立派に戦っているのだと思います。最後に元来た道をそのまま戻るというのも面白いですね、普通のアニメならそこで省略されて終わりでしょう。
かんたーたさん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-06-01 12:42:45)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 8.27点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7218.18%
8545.45%
9327.27%
1019.09%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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