6.ジャンヌ・ダルクという聞きなれた題材をうまくまとめている。特にジャンヌを描く際の視点が良い。使い古された題材だけに、ある意味この切り口、見せ方が王道になりつつあるのかもしれないが、全体的によくまとまっている。映像も良い。ゆえに作品時間の長さも気にならなかった。後半が冗長との意見も多いが、演出はともかく、あの部分がなければ作品のクオリティははるかに落ちる。後半にこそ、リュック・ベッソンがこの作品を作るにいたったモチベーションがあるのではないだろうか。 【ムッシュ★いち~ろ!!】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-13 17:08:41) (良:1票) |
5.個人的には前半よりも後半のほうが面白かった。ダスティン・ホフマン、いいじゃないですか。けど確かに、「その時歴史は動いた」でやってたヤツのほうが面白かったんですけどね(汗)。あ、シャルル(王)の母親はロボコップに見えました。 【ゆうろう】さん 7点(2004-03-24 00:01:10) (笑:1票) |
4.純粋な乙女が自己暗示によってどんどん深みにはまっていく様を、ミラ・ジョヴォヴィッチは好演していたと思います。当時の魔女狩りがどんなであったかは文献と想像でしか判断できないけど、純粋な乙女のこういった思想も、一種の「憑依現象」のように取られていたのではないでしょうか。 【ソフィーの洗濯物】さん 7点(2004-02-18 01:46:19) (良:1票) |
3.酷評されておりますが、自分は深い思いにとらわれました。何が正しく何が正義なのかは誰にも決められないって事ですね。ジャンヌ像としても狂信を理由にする事でリアリティが生まれてるんじゃないでしょうか。ミラのきれた演技は悪くないと思います。 【nazu】さん 7点(2003-09-21 13:02:00) (良:1票) |
2.歴史スペクタクルとしては、なかなかの出来映え。本作はリュック・ベッソン流のジャンヌ・ダルク像で、救世主というよりも復讐者としての少女をドラマチックに描いている。大好きだった姉を英国兵に惨殺されるという過去を持ち、ジャンヌ(ミラ・ジョボヴィッチ)の心にあるのは愛国というよりも英国兵に対する“憎しみ”だけである。「神のおつげ」ですべてを正当化しようとするジャンヌだが、やがてそれは神への大罪であることに気付き心の葛藤と苦しみが始まる。ジャンヌの良心(D・ホフマン)との会話の中、彼女の心の奥底が明らかにされていく。そして史上有名なラストシーンへ…。やっぱり英語じゃなくて、フランス語でしゃべって欲しかったネ(-1)。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-05-25 11:09:00) (良:1票) |
1.高い評価が得られるはずはない作品だが(特に非クリスチャン国では)、個人的にはインパクトが残った。予告編からしても、戦闘シーンと「フォローミー!!」系スーパーヒロインで押し通すのかと思いきや、どんどん内に入るわ理想のヒロインからは程遠くなるわ・・・。一緒に見た女性(勇気をもらえると思ってた)を落ち込ませた意外性に7点。 【屯ちん】さん 7点(2003-01-03 00:14:13) (笑:1票) |