9.ベッソンはB級を狙わせるとかなり巧く撮れる監督だが、A級を狙った本作では見事にずっこけている。分相応という一語を教えてくれた作品ではある。 【K】さん 5点(2004-01-31 22:40:30) (良:1票)(笑:2票) |
8.最後は収拾つかずに逃げやがったな、という展開になってしまったが、監督が監督だけに映画としてのセンスはイマイチながらも一通りポイントは押さえてあり、まずまず楽しめた。ただ、本物のジャンヌ・ダルクは、もっと電波ゆんゆんだったんだろうけどね 【永遠】さん 5点(2004-06-21 07:58:49) (笑:1票) |
7.ミラ・ジョボビッチ自体はまあまあ好きなんですが,この映画には合ってないかも.歴史的に有名な出来事を扱った作品にしては,かなりしょぼい印象でした.ここは思い切って,ドリュー・バリモアを起用して,何かの絵にあるように,トップレスで馬に乗ってもらったら・・・余計評価が下がったかも. 【マー君】さん 5点(2004-06-06 23:37:43) (笑:1票) |
6.中世においては魔女として、現代においては敬虔な信徒の理想像として(字が読めなくったって農民の娘だってのし上れるんだ、というサクセスストーリーの見本として・・・?)神格化されすぎたジャンヌ・ダルクの姿を見かねたリュック・ベッソンが、彼女を映画の世界で「人間」に立ち戻らせた・・・って解釈でいいんだろうか?にしてもこの映画のジャンヌ・ダルクはちょっとひどい。あれじゃ過激な○違い狂信者じゃん。あと、あんな髪型のマルコヴィッチはマルコヴィッチじゃない。 |
5.歴史上の英雄なんて聖人君子でもなんでもなくて、自己中で根拠の無いなぜか揺らぎようが無い自信に支えられた人間だったんじゃないか・・・そう言う考え方もあるなと思わされた作品。頭の片隅ではどっかおかしいとは思っても、自身に確固たる核心が無いので、とりあえず行動する人間についていこうとする劇中の将軍や兵士の姿は、小泉首相を祭り上げる現在の日本国民に通ずるものがあるような気がする。 【摩吏雄】さん 5点(2002-12-09 23:38:47) (笑:1票) |
4.戦闘シーンは結構迫力あったんだけど・・・。とにかく、ジャンヌが「こんなヤツについていけるか!」というような女なんで。新解釈だったのか何なのか、こいつからは聖的なものを全く感じない。ただの思いこみの激しい自己中女の話に成り下がってしまった。 【C-14219】さん 5点(2002-07-10 23:05:10) (良:1票) |
3.ベッソンがジャンヌダルクをモチーフに映画を撮ろうとした意図って、一体何だったのだろう。一般から見ても興味の尽きない歴史上の人物なわけだが、フランス人からすれば、英仏百年戦争の泥沼から祖国を勝利に導いた救国のヒロインということになろう。また、カソリックの視点で見ても、聖人に列せられたカリスマということになる。そこで、ベッソンの映画であるが、これは意味不明ではないか。ここで描かれているのは聖と俗の相克なのか?はたまた、政治と信仰の軋轢?どうも、この監督は自分の描こうとしているジャンヌ像が何なのか分からないままメガホンを取ってしまったようだ。あるいは、確信犯なのか?あえて、ジャンヌの聖性を貶めたかったのか?ん?そう考えると、辻褄が合ってくるような気もする。神に導かれた救国のヒロイン像は、単なる個人的な復讐鬼として、俗世を超越した聖性は、独善的な妄想に取り付かれたパラノイアとして描かれているのも当初からの目的だったのだろうか。そう言えば、後半登場するダスティン・ホフマン演じる「良心」なるものも、一見すると、戦前のサイレント映画時代の傑作「裁かれるジャンヌ」へのオマージュとも見えなくもないが、内容はまったく別物だったりする。もし仮にこの男が「良心」なら、これほどジャンヌを言葉巧みに惑わしたり(結果的に)するのだろうか。このやりとりを観ていて、荒れ野で40日間の断食を行っていたイエスを誘惑した「サタン」をイメージした西欧人は少なくなかったのではないかと思う。釈然としないのも当然だろう。ジャンヌは「良心」なるものとのやりとりに疲れ果て、降参するように火刑台に上がるのだ。ジャンヌの実像を確かめる術はない。しかし、だがらこそ、この映画がどんなジャンヌ像を描きたかったかが問われてくるはずだ。 【ヨアキム】さん 5点(2002-06-13 08:05:03) (良:1票) |
2.内容はたいしたことないけど、ジャンヌ役の人がキレた演技で、おおいに笑わせてもらいました。みんな突っ込むのよ!! 【ジャンジャン】さん 5点(2002-02-25 14:06:18) (笑:1票) |
1.観ていて、いじいじしてくる。 【向日葵】さん 5点(2001-03-07 12:41:49) (笑:1票) |