モモの投票された口コミです。

モモ

[モモ]
Momo
1986年西独上映時間:104分
平均点:6.42 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ファンタジーファミリー小説の映画化
新規登録(2003-07-26)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-19)【イニシャルK】さん
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キャストラドスト・ボーケル(女優)モモ
ジョン・ヒューストン(男優)マイスター・ホラ
レオポルド・トリエステ(男優)ベッポ
ブルーノ・ストリ(男優)ジジ
マリオ・アドルフ(男優)ニコラ
ニネット・ダヴォリ(男優)ニノ
アーミン・ミューラー=スタール(男優)時間泥棒の首領
ミヒャエル・エンデ(男優)Mr.エンデ(ノンクレジット)
小桜エツ子モモ(日本語吹き替え版【DVD】)
村松康雄マイスター・ホラ(日本語吹き替え版【DVD】)
田原アルノベッポ(日本語吹き替え版【DVD】)
後藤敦ジジ(日本語吹き替え版【DVD】)
木村雅史ニコラ(日本語吹き替え版【DVD】)
稲葉実時間泥棒の首領(日本語吹き替え版【DVD】)
渕崎ゆり子モモ(日本語吹き替え版【VHS】)
大塚国夫マイスター・ホラ(日本語吹き替え版【VHS】)
奥村公延ベッポ(日本語吹き替え版【VHS】)
古川登志夫ジジ(日本語吹き替え版【VHS】)
江原正士エージェントBLW/553X(日本語吹き替え版【VHS】)
神山卓三ニコラ(日本語吹き替え版【VHS】)
藤木孝時間泥棒の首領(日本語吹き替え版【VHS】)
牛山茂(日本語吹き替え版【VHS】)
井上和彦ニノ(日本語吹き替え版【VHS】)
原作ミヒャエル・エンデ
配給アスミック・エース
美術ダニーロ・ドナーティ(プロダクション・デザイン)
衣装ダニーロ・ドナーティ
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【口コミ・感想】

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4.《ネタバレ》 原作を読んだことがあり、その時に印象に焼き付いたのは、花が咲いては消えゆく大振り子の場面と、ラストに列車内でのおじさんのお話として締めくくられるところでした。もともと大人が読んだって難解このうえない物語だと僕は思ってますが、自分が思うに、この物語は社会の搾取的なシステム構造について「自分たちがいったい誰の為に人生の多くの時間を使っているのか気づけよ」とほのめかしている話だと思っています(全然違うかもしれないけど)。けれど、この物語をそのまんま映像化したからって、さらにワケ分からん感じだなと思いました。頭よくないから、ホントのことは分からないけど、この物語の原作は文章の中にいっぱいいっぱい謎かけが隠れてるんだと思ってます。大きな搾取構造がどのようなカラクリで人々を騙しているのかってことを、いくつかの職種の灰色の人たちの登場で説明している感じもしました。喋るおもちゃのくだりなんかリアル過ぎてゾッとした程です。だから、その謎について解釈できていないと、ただ文章にある通りに映像化したって、なんにも理解できないんじゃないかなと・・・それに、自分が原作読んで強く印象に残した花咲く振り子の場面とラストの列車の場面、この映画で観た記憶がない(あったのかもしれないけど、映像として見た記憶が残ってないんです)。単に意味もなく映像化するにしても、こういうのこそCGが発達した今の時代に映像化をチャレンジして欲しいです。ふと思ったけれど、『モモ』をカーペンター作品の『ゼイリブ』テイスト交えてアレンジしたらスゴく分かりやすい映画が出来たりして(笑)
だみおさん [ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-08 18:08:13)(良:1票)
3.《ネタバレ》 もうあの町が良いですね。とっても温かくて喧嘩しているシーンですら微笑ましいです。生きる喜びに満ちている感じがします。ほんとに何でもないちょっとした事を人生の楽しみとして描く事によって、機械的で利潤ばかりを追求するせかせかした現代社会を風刺し警鐘を鳴らしているかのようです。でも時間泥棒に数的解説をうけた時には私もちょっぴり危なかったですよ;。それにしてもミヒャエル・エンデは象徴が巧みですね。〝時間泥棒〟はもとより、その時間泥棒と対決するモモを規範や制度の枠組に囚われない孤児とし、手を貸してくれるカシオペアを長寿で時を感じさせないゆっくりとした動作の亀にしてしまうのですから。原作の勝利というところですが、その世界観を壊さない役者さんもモモのイメージに合っていたと思います。ただ冒頭の列車のシーン、たしかあれは原作のあとがきの場面で、それを丁寧に映像化しているのですがミヒャエル・エンデを知らない方が観たらちょっぴり訳が分らず、余計なシーンになっている気がします。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-10 18:15:34)(良:1票)
2.とても綺麗に心に残るファンタジー、セットや特撮なんかが現在の映像技術と比べるとたしかにチャチなんだけど、舞台劇みたく一つ一つのセットを人の手で作ったハンドメイドのぬくもりみたいなのがあって、そういうのも含めて作品全体がとても暖かく感じられた。たくさんの人形が宙を舞ってトランクに吸い込まれるシーンがあって、そこで人形についてる釣り糸がチラリと見えたりするんだけど、むしろ、ほほえましく思えたり。CGを多く使っていたら、かえって大げさで味気ない感じになってしまいそう…。モモが時間の国で「命の花」を見せられるシーンや、最後の大団円のシーンは美しくてジンと来ました。頭がつるつるな灰色の時間泥棒たちには笑えもしたし、切実に考えると恐ろしくも思えてきた。時間に追われ、あげく灰色の心や表情になってしまっている人々に対して「時間とは命そのものなのです」というメッセージが原作には込められているようですが、かなり胸に響きました。余談ですが、以前、都心部のオフィスビル街にあるマックで、レジカウンターに砂時計を置いて時間内に必ず注文の品を用意する、という試みをやっているのを聞いた時、真っ先にこの「モモ」の話を思い出した。経営戦略とか事情はあるだろうけど、店員は大変だし、見ているお客のほうもハラハラしてしまうだろうし。何より、楽しく仕事をして楽しく食べることは、そこでは許されないことだろうな…などと、考えると虚しくなってくる…。
kiku☆taroさん 10点(2004-06-24 00:43:31)(良:1票)
1.個人的にミヒャエル・エンデ原作の映画なら「ネバー・エンディング・ストーリー」よりこっちがおススメ。何しろエンデ自身も脚本に参加してるし(出演もしてるし)、かなり原作に忠実な作りになってます。特に前半30分くらいの出来はとてもいいです。モモ役のラドスト・ボーケルも可愛いし。ただ、マイスター・ホラの部屋でモモが時間の秘密について知るシーンと、時間泥棒との戦いの最後のシーンがちょっぴりしょぼいのが残念。。ま、とっても神秘的かつ哲学的なシーンなので映像化はかなり難しいところではあるのですが(あそこだけS・キューブリックに頼めればよかったのに・・・って無理か?)。ともあれ、なかなか良質のファンタジー映画に仕上がっていますので、日々、時間に追われている人(ひょっとして知らないうちに時間を盗まれていませんか?)におススメです。
ぐるぐるさん 8点(2003-08-01 19:26:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.42点
000.00%
100.00%
218.33%
318.33%
418.33%
500.00%
6216.67%
7216.67%
8433.33%
900.00%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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