7.《ネタバレ》 アルツハイマー治療薬の実験動物が何でサメやねん、という根本的なツッコミはありますが、相当面白かったです。サメの獰猛さはかなりのもので、怖い怖い。まあ、知能を持ったサメという設定はあんまり生きてないんだけど。あの棟みたいなところを登っていくシーンの緊迫感は最高。下から迫り来る水、その水面を旋回するサメの背びれ、上から落ちてくる火の粉、中間の抜け道に全てを託すも途中で折れてしまう梯子。すごくハラハラしました。ストーリーも、生き残るのはカーターとヒロインで、最後にカッコよく死ぬのがサミュエルだろうなあ、という定番なあたりをつけたら見事に裏切ってくれました。でもよく考えたら一番感情移入できる2人が生き残るわけで、中々よく出来ています。食い殺された中で、インコが一番かわいそうだった位だから(汗)。まあ、ヒロインは逃がしてしまった1匹分を既に勇敢に戦って感電死させていたので、あそこまでしなくてもとも思いましたが、考えてみたらあのサメたちの創造主ですもんね。…ところで私、ジョーズが6点どまりなんですよ、最後に決定的な張りぼてを見せてしまったことで。張りぼてって言うと怒るファンが多いんだけど、全体像を見せなくてもちゃんと絶妙な恐怖演出が出来ていたのに、最後の最後になんで張りぼてを見せちゃうんだろ…と子供心にも思ったから。やっぱり全体像を見せるならこの位の技術はないとね。ジョーズが優れた映画であることは確かであり、こういう「後発品」にあちらよりいい点つけるのを非常に後ろめたく感じつつ、7点献上。 【あっかっか】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2009-05-27 13:35:34) (良:2票)(笑:1票) |
6.《ネタバレ》 サミュエル、パックンチョ!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2004-12-26 02:55:32) (笑:2票) |
5.《ネタバレ》 『ポセイドン・アドベンチャー』に『ジョーズ』をミックスしたような映画で、ただ基本のモチーフはしっかりSFを守っていて、予想していたより面白かった。アルツハイマー治療の目的で鮫の脳を膨らませたら鮫が高度な知能を持ってしまい、医薬品の材料にされてたまるかと鮫が自由を求めて反乱するって話。SF小説の古典「脳波」にも通じていく設定で、自然界で人間が優位に立っていられるその基盤の脆弱さ、ってなことに思いがいく。ただ肝心の発達した鮫の知能ってのが、強化ガラスを割るために“道具”を使ったりするぐらいで、もっと被実験物が何かを考えているという不気味さを、手を替え品を替え押し出してもらいたかった。けっきょく元からある鮫の原初的な獰猛さが恐怖のメインになってしまっていたような。半分水に浸かった部屋ってのが怖い。下半身が未知の世界に浸かっている、部屋の半分が確認できない、っていうどこか異次元につながっていくようなブキミさ。そして人があっさり死んでいくその唐突さ。ヒロインは償わねばならなかったからなあ。実業家ってのは食われてもいい部類に入るらしい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-07 12:15:05) (良:1票) |
4.テンポが良く迫力があって飽きなかった。ヒロインがあっさり食われてるのにたいして悲しまない主人公はどうかと思うが、B級っぽくて良い。 【戒】さん 7点(2002-01-14 03:29:31) (良:1票) |
3.たべるの早かった、サメ怖かった、ジョーズとはちがったおもしろさ。 【タコス】さん 7点(2001-06-07 20:05:42) (良:1票) |
2.僕は鮫物が結構好き。誰が死ぬかわからないというのも最近ないのでうまかった。 【プリン】さん 7点(2000-11-19 15:38:10) (良:1票) |
1.ぱにっく映画の中ではなかなかの出来 が最初のほうで生き残るキャラが分かってしまった・・・ 【とまそうく】さん 7点(2000-10-23 15:19:39) (良:1票) |