4.《ネタバレ》 ロイド作品、初めて鑑賞!チャップリン、キートンに比べると笑いという要素は低い。好みの問題かもしれないけど、私はチャップリンやキートンの方が好きです。ただ、そんな中でこの人の身体を張ってのアクション、例の高層ビルを登るシーンは正しく命がけであり、映画に対する姿勢、映画に対して命を張っているというのがよく解る。映画が本当の意味で活動写真であった時代、昨今の何でもかんでもCGで処理してしまうといったものとは違う、生身の人間の生身の人間による本物のアクション、ジャッキー・チェンが尊敬するというその凄さを観ることが出来るという意味と今のCGだらけのハリウッド大作に対する皮肉、いかに映画にCGなんてものが邪魔しているかということを言ってるようである。何度も言うようにチャップリン、キートンほどの笑いも感じられなのと、好みで言えばチャップリン、キートンの方が上だけど、これを機会にこの人の他の作品も見てみようという気持ちにはさせられたし、下手なアクションもの、下品なだけの品の無いコメディよりはずっと好きです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-01 22:38:30) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 チャップリンやキートンに比べると、ロイドは余り好みじゃない。無駄に爽やかというか、キザったらしいというか。ただ本作は代表作と呼ばれるだけあって面白い。前半の展開はロイド扮する主役がズルく、自分らが悪いのに「(警官を)やっつける」など言語道断なのだが(翻訳の問題かも知れんが)、後半のビル登りは圧巻。革靴と背広姿でスパイダーマンのようなことをするロイドに敬意を表したい。 【丹羽飄逸】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-11 22:22:23) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 原題の「Safety Last」はいいタイトルですね。ナイスネーミング! さて、ギャグ一つ一つはそんなに面白くないのですが、ちゃんとストーリーが通ってるので良かったと思います。チャップリンやキートンのコメディ映画って、一つ一つのギャグの寄せ集めのような印象(先にギャグありき)なのに対し、ロイドはストーリーをまず組んで、その中にギャグを入れて面白く作っている(先にストーリーありき)、という印象を受けました(まだ1作しか観てないけど)。 他の方も言っておられますが、やはり一番の見どころはラストのビルを登るシーンでしょう。ひもが結ばれてなかったり、時計のバネが足に引っかかってたり、風車に頭をぶつけそうになったりと、結構馬鹿馬鹿しくて単純な緊迫感なんですが、かなり息を呑んでハラハラしながら観てました(^_^) また序盤で、フィアンセを安心させようとして、色々と贈り物をする心遣い「プレゼントを贈ることで、こっちでうまくいっているという事を知らせなければいけないんだ」というセリフがちょっと格好良かったです。 私は映画館で鑑賞したのですが、字幕ナシ&斎藤裕子さんの活弁付きで観たので、鑑賞環境は[吹替]とさせていただきました。 【もっつぁれら】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-10-02 21:55:45) |
1.まだ暗い朝方、閉店したのバーのカウンターにひとり座って、モニターでこの映画を観ていました。不思議な空間とかわいたロイドの笑いがやけに似合っていて、今でも鮮明に思い出します。 【omut】さん 7点(2003-08-19 00:37:29) (良:1票) |