9.《ネタバレ》 個人的に初代エイリアンから4までに順位付けすると エイリアン>>エイリアン2>エイリアン4>>エイリアン3となり、初代エイリアンの呪縛から解き放たれた感のあるこのエイリアン4はわりと面白いと思ってます。
ただこのエイリアン4、例のニューボーンがうるうるしたつぶらな瞳で「ママ!ママ!」「ひどいよママ!どうして僕にこんな事するの!!」と訴えかけてくるわけで、動物好きの僕的にはかなりしんどくてつらいところでした。 あんなこわキモい生物なのに可哀そうだとすら思っちゃいますからね。 おかげで終わった後充実感とか全然ないし!
つぶらなうるうるした瞳に秘められた力の凄さを僕に教えてくれた映画です。
つぶらな瞳に免じて明らかにおかしな科学考証、たとえば「クローンってそういうもんじゃないよね?」なんてとこにはこの際全部目をつぶってあげましょう! 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 7点(2017-11-09 14:49:48) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 前作から200年というのがふるっている。 作品間の距離は広がるばかり、未知の異生物と関わったばかりに死ぬこともままならず、再び命を得たリプリーは彼女であって彼女でない別の人格に。 体内にエイリアンを宿したままクローン再生というのも、別の個体でありながら記憶まで保持というのも実に嘘っぽいが、SFの枠の中では何でもありなのだ。 かつて地球で母であり宇宙でも代理母となったリプリーが、一番畏れていたはずのものをも子として愛しむのも宿命といえ、蠢くエイリアンの群れに沈む彼女の表情は陶酔そのもの。 もう一人の「女」コール(ウィノナ・ライダー)にも秘密があり、もう一方の系譜。 監督ジャン=ピエール・ジュネがフランスから招かれたのは、ユニークなヴィジュアリストとして注目されていたから。 パールマンやピノンら馴染みの俳優を起用し、相棒キャロは正式には参加していないが現場を訪れ衣装デザインでサポート、1作目のスコット同様アメリカでは異邦人(エイリアン)であるジュネには心強かったはず。 シガーニー・ウィーバーをして「1作目が持っていた知的でエレガントな部分を蘇らせた」と言わしめたレザレクション(復活・原題)は、CGエイリアンが水中に身を躍らせる流麗さを持つと同時に最もグロテスクな世界でもある。 累々と並ぶ失敗作、宇宙の塵となるニューボーン。 宇宙空間を漂う揺り籠のような宇宙船をおもな舞台としていた物語が、母なる地球を目前にして役目を終えるのは当然であるかもしれず、ともに人でない女たちの瞳に反射光が照り映える。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-03-07 06:46:42) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 今回15年ぶりに2回目の鑑賞。いつの間にか15年近くも前の作品になってしまった本作ですが、3の時点ですでにSFを作る上で必要な技術は完成されていたので古さは全く感じなかったですね。多分20年後に見ても普通に見れる作品だと思います。シガニー、ウィノナはもちろん脇も個性的な出演者で固めているのでエイリアンとの戦い以外のところも十分に見応えがあって面白いです。エイリアンベビーがすごいかわいいので最後はリプリーとどこかでひっそり暮らして欲しかったな。残念。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-09 16:10:17) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 1と違って、リプリーはもう私の中には”安全圏にいる”という感じなので他のかたがたがいつ死ぬかってのにドキドキするしかないのでさすがに少し失速気味かなとは思いますがやっぱり好きなこのシリーズ。ウィノナ・ライダーのきれいさがとても目立ってましたが、この手の映画にこういうきれいな人は出ちゃだめだと思います。中学生初期のとき、チャンネルを変えたらたまたまリプリーがエイリアンに寄生されてるシーンを見てしまい、もうがくがくぶるぶるでした。その後、全編通してみてみると、あっ、このシーンに自分びびってたな、と良い思い出(?)がよみがえりました。それにしても、自分のクローンを殺してあげるならわざわざ苦しい火炎放射器ではなく銃で撃ってあげなよ!というわたしの意見には家族みんなの賛同を得ました。 【CEDF】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2008-02-08 21:02:04) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 怖い映画じゃなくて気持ち悪い映画になりましたね。リプリーが超人的な強さになってますが、そこは別に嫌いじゃないです。今までと違って生き残る人が割りと多いのも結構好きです。ディステファノが好きだったので最後に死んじゃうのが残念です。コールはあんま好きじゃないかなぁ。ニューボーンははっきり言って必要だったのかどうか分からないです。おそらく一番最初にみたエイリアンシリーズ作品なので、エイリアンシリーズは気持ち悪いものっていうイメージを中学生くらいだった私に植え付けた作品ですね。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-16 23:52:49) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 つええシガニー!頑丈ウィノダ!群生エイリアン!など、まあまあ豪華。趣味は悪いがセンスは悪くない、と、おもう。しかし生き残りメンバーが多いのが、勿体無いな。バイキング料理の食べ残し感?みたいな勿体無さ。しかし薄っぺらい窓ガラスがある宇宙船なんかにゃ乗りたくねぇな!でも大気圏突入できるなら、まぁいいか。よかねえけど。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-18 13:32:29) (笑:1票) |
3.何故かなかなか面白かったです。やっぱり前作でリプリー&エイリアンのマンネリ感の終焉となり、新リプリーとなったのが成功していると思います。強引なクローンではありますが..。それに、ウイノナらの脇役とストーリーが良い味出していて、ジャンクフードのような妙に惹かれる感じがあります。すんごく素晴らしい感じでは無いものの、何故か何度か見てしまう作品です。 【森のpoohさん】さん 7点(2004-02-20 00:50:15) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 「エイリアン」シリーズは、それぞれが名だたる監督によって撮られてますから、 それぞれの監督さんの個性というか作風が色濃く反映されているわけです。 それは言わば、エイリアンという舞台を借りて、 それぞれの監督さんが自分たちの力量や世界観を存分に発揮した一連のショーみたいなものだと思えばいい。 4作目の場合は、監督がジャン・ピエール・ジュネでありますから、 彼のへんてこだけど魔術的な魅力を持つ独特な世界をエイリアンでやってみた、というわけで。 1作目の怖さ、2作目のアクション、3作目のスタイリッシュさがそれぞれ特筆する点でしたが、 本作はやっぱりこの世界観といいますか、特異な雰囲気が個人的には好きなんです。 本作で初めてとなる、フルCGのエイリアンも違和感ない出来でしたし、 特にお気に入りなのは水中で銃を撃ち放ち、前のエイリアンが避けて後ろのエイリアンに当たる一連のシーンですかね(笑)。 細かいんだけど、あのエレガントさが凄く好き。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2001-09-03 04:04:10) (良:1票) |
1.映画の途中で、皆が水の中を泳ぐシーン。あの水中に浮いているゴミの散らばり方が、フランスの監督だと思った。 【アロエリーナ】さん 7点(2001-05-10 01:01:48) (良:1票) |