5.これが噂のパイレーツ・ムービー!夏休み映画の中で、洋画としては群を抜く人気と興行成績だとか。「“海賊モノ”は日本では当たらない!」などという記事が、どこかの雑誌に書いてあったが、こういうジャンルは近年ではむしろ珍しいほどで、ほとんど記憶に無いほど最近ではお目にかかったことが無い。だからヒットしたのも、その新鮮さに拠るところ大だが、やはり当代人気俳優J・デップの怪演と、人気急上昇中のO・ブルームの美男子ぶりを忘れてはならない。一見CGとは解からないような、かなり細かい作業の映像表現も素晴らしい効果をあげているが、吸血鬼が太陽光を浴びると消滅してしまうという設定を逆手に取ったような、海賊たちが月光に照らされると骸骨に変身するシーンがやはり凄い見せ場となる。(ただし「ハムナプトラ」以降、かなり使い古された手法といった感は免れないが・・・。)本来ならもっと過激でエグい描写になりそうだが、さすがにG・ヴァービンスキー作品だけあって、抑制の効いた節度ある作劇法はさすがで、バランス感覚の良い登場人物の描写ともども、好感が持てる作品となっている。 【ドラえもん】さん 8点(2003-09-28 18:31:46) (良:2票) |
4.ディズニー&ブラッカイマーって事で否定的でしたが、良かったです。映像・音楽・ストーリーどれを取ってもカリブの海賊に繋がってますけど。強いのか弱いのかよくわかんないジョニーデップと、いきなり訳もわからず剣を交えてしまう鍛冶屋のブルーム、そこらへんからもう最初の滝でしょうか?引きずり込まれます。分かり易い悪者と、頭のカタイ善人、そして中立やや悪寄り&訳ありの主人公とくれば子供にも分かりますよそりゃ。ちょっと中盤ややタルい部分も多かったですが、他の部分がそれを補って余りある作りなので良しとしましょう。 【HLB傭兵】さん 8点(2004-07-21 11:04:50) (良:1票) |
3.大衆娯楽大作としてよく出来ています。海賊映画をエンターテイメントにして見せた点で、子供も大人も楽しめます。特に情けない、だらしない、ふがいない船長役のジョニー・ディップの怪演を見ているだけでも面白い。(キメルところはキメてくれますが)賑やかで、絢爛で、剣劇の良さもよく出ております。ディズニーのアトラクションが元ネタらしいのですが(自分は未体験です)それを知らなくても楽しめます。何より、出演者達がうれしそうに演じているのが感じられて、漫画のような、絵本のような そんな出逢いが満ちあふれている映画です。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-26 12:41:54) (良:1票) |
2.私は03年のベストワンの映画でした。。始めから終わりまで良くできています。ストーリーは目新しい部分はあまりなくてお約束なんだけど、それでも映画になると迫力ありますねー。私は2はきっと映画館で観ると思います。一箇所そらないやろ!って思ったのは最後の方で船が沈んで爆発→オーランドはどうやって、もう一隻の船までこれたのだろう?誰か解説してくださーい。家族で観ても楽しい作品です! 【たかちゃん】さん 8点(2003-12-21 21:16:24) (笑:1票) |
1.「海賊映画」という古めかしいジャンルのテイストを尊重しつつ、それを現代的な視点から”面白がろうとする”脚本のセンスの勝利。が、何よりジョニー・デップという役者によって、そんな脚本のセンスが完璧に作品上で表現され、決定づけられていることに感じ入った次第。ホンマ、この映画はデップによって救われてまっせ。彼が出てなきゃ、所詮はよく出来たイベントムーヴィー以外の何物でもなかったろうし。ジェリー・ブラッカイマーと聞いただけである種の拒否反応が出るご同輩にも、本作だけは例外的にオススメいたしましょう。 【やましんの巻】さん 8点(2003-08-20 10:48:55) (良:1票) |