47.最初の決闘と弓矢はなかなか見応えあり。 【アルテマ温泉】さん 7点(2004-12-09 12:41:57) |
46.《ネタバレ》 幾度となく繰り返されるワイヤーアクション。ここまで多用せず、ここぞ!という時に、もっと効果的に使ってくれた方がありがたみ?があるのに。。。と、途中かなり食傷気味でした。しかしながら無名の、「残剣を見くびってる」の台詞あたりからそれも気にならなくなり、本当の「英雄」とは、真の「強さ」とは何か。。。考えさせられました。数々の空想と現実の場面を色によって分けていく手法も新鮮でしたし、映像も非常に美しく、そこそこ楽しめる作品だと思います。 【ぷっきぃ】さん 7点(2004-11-07 22:59:24) |
45.中国映画大好きなパートナーに誘われてDVDで観た映画。悔いは映画館で観なかったこと・・・映像の美しさに圧倒された。衣装の美しさは北野監督のdollsに似てると思ったのは私だけじゃなかったはず。肝心のストーリーは私は今イチ。パートナーは「心・技・体がうまく表現されてて素晴らしい映画」って絶賛してたけど。私はワイヤーアクションで食傷気味で減点。頭悪いって散々言われましたけどね(苦笑) 【広瀬真由美】さん 7点(2004-10-14 12:32:47) |
44.またすごい映画ができたもんだ。映像美と激しいアクションに終始目が釘づけ。時には笑っちゃうほどのあからさまなワイヤーアクション。ん~、「グリーン・ディスティニー」の時は画面が暗くて閉口したけれど、ここまでやってくれると逆に嬉しくなっちゃうんだよね。8点に近い7点献上。ところで秦王が中井貴一に、チャン・ツィイーが仲間由紀恵に見えてしまったのは私だけだろうか。。。(TV、日本語吹替版) 【mhiro】さん 7点(2004-10-13 11:25:56) |
43.見ながら思ったことです。、、、、、れれ、これって黒澤みたい、、、。西欧文化と向き合いながら、自分たちの文化を、外に向けてどのように発信するかっていうのは、やっぱ大事だよなぁ、、、。今の日本映画で、黒澤の継承者って、実は宮崎なのかなぁ、、、。(残剣と秦王の戦いのシーンで)、、れれっ、布を縫いあわせているのが、しっかり見えてるじゃん。黒澤なら、完全に一枚の布となることを要求したんじゃないのかなぁ、、こういう手抜きはいけませんね、、、、、、、(ラストに向けて)、天下太平のため個人的な感情は捨てるべし、剣の奥義とは剣を持たずに戦うこと、ですか。最後は儒教的な政治道徳ですね。この境地に達したのは、残剣、無名、秦王だとして、飛雪にはどうやって、この儒教思想を納得させて、矛を収めさせるのだろう、、、、、、。れれっ、やっぱ、飛雪さんは儒教道徳の蚊帳の外ですか。残剣の真意を結局わからずじまい。、、、、作る側の意識の底に、天下国家のこと、儒教思想の真意は、女にはわかんないっていう先入観が、やっぱあるのかなぁ。これもアジア的っていえばアジア的だけど、、。でもこの政治道徳がストリーリー的には要の筈だから、めちゃくちゃ気になるなぁ、、、、、それと、武力を背景に平和を実現することを肯定するところとか、中国共産党の偉い人たちが見たら、喜びそうだなぁ。、、、、、、、、ただ、何が悲しいって、伝統的な文化を現代に生かそうとする映像的な試みが日本であまり見かけられなくなっているということでしょうか。陰陽師じゃねぇ。、、、、(溜息)、、、、今の日本にないものを見せてもらった点で、ちょっと高めに点数を付けます。 【王の七つの森】さん 7点(2004-10-11 01:36:49) |
42.「lovers」が映画館で観てかなりよかったので、同じ監督のこれをよーやくテレビで鑑賞した。うーん、やっぱ好きかも。この監督の描く映像や幻想的な中国という世界観が。もともと中国ファンタジーは好きやし、人が飛べば飛ぶほど、かっちょえーって思ってしまうんで、ワイヤーなんかも抵抗はないねん。むしろもっと飛べってゆーか、敵も全部飛ぶくらいの勢いでもオッケー。中国ファンタジー(そんなジャンルあったっけ?)は飛んでなんぼでしょ。ワイヤーのあの浮遊感、たまらん。そして俺もやりたい。まー、それはおいといて、この映画、ハラハラドキドキのアクションを期待すると肩透かしやと思う。ワイヤーバリバリのアクションはあるねんけど(てゆーか、そればっかり?)、そのアクションにドキドキするより、どっちかゆーたら、うっとりして、みたいな感じやねん。踊りや舞の世界やね。だから映像はすごく綺麗やし、かっちょいい。だけど手に汗にぎるってのはない。そして構成やストーリーやねんけど、見方によれば、人間ドラマは薄いかもしれん。でも俺はシンプルだけど深くも感じた。そんな色々なとらえ方できる映画は好き。それに、こーゆう発想とかは中国ならではやと思うし、なんか自由に映画作ってるな~って。こーゆう歴史ファンタジー映画も、ありなんちゃうかな。ただ、残念なんはチャン・ツィイーの魅力がイマイチやったのと、テレビで観たってとこかな(やっぱ映画館で観たかったわ)こんな感じで三国志とか水滸伝とか西遊記とか作ってほしーなー。でも、多分、誰か作るでしょう、近いうちに。 【なにわ君】さん 7点(2004-09-15 00:09:49) |
41.学生時代にしか読まないような古典的短編小説のごときシンプルなお話。 そのシンプルなストーリーをケレン味たっぷりの色彩と映像で、ただひたすら見せて観せて魅せまくる映画。 このケレンが好きか嫌いかがこの映画の全てですね。僕はわりと好きです。 ある意味「ムーランルージュ」系と括ってしまっていい映画かと。
【あばれて万歳】さん 7点(2004-09-13 11:43:11) |
40.DVDで2回観ました。1回目はアクションやストーリー中心で観たら、人間離れしたアクションが目に付いてスッキリしなかった。特に湖のシーンは嫌になった。でも2回目は残剣と飛雪のラブストーリーとして観たらスッキリと観られた(湖のシーンもトニーの動きのみ観ていた)。トニーレオンはアクション上手なんですね。手の動き(特に左手)がきれいでした。踊っているように見えました。ジェットリーのほうがすごいんでしょうが、トニーのほうが洗練されているように見えました。それは顔なのか、役なのか、私の好みのせいなのか・・・。 【がんな】さん 7点(2004-08-27 20:46:29) (笑:1票) |
39.予告編の弓が無数に飛んでくるシーンが印象に残っていたので、見てみたいなと思っていた作品でした。映像がきれいで結構面白かったのですが、ワイヤーアクションはちょっとやり過ぎかな? 【泉州 力】さん 7点(2004-08-10 15:18:08) |
38.何という贅沢なロケーションだろう。中国ならではの雄大な自然をスケール感として取り込めるのは羨ましい限りだ。映像的な美の追求と精神的な美の追求をリンクさせた色彩の実験的大作である。衣装や背景の鮮やかな色使いには魅せられた。静寂の中で戦う湖面の場面が特に美しい。山々と水面のコントラストは絶景。ストーリーは先読みできる展開だった。 【やすたろ】さん 7点(2004-08-06 00:45:06) |
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37.個人的に気に入ったのは飛雪VS如月のシーン。飛雪が腕を振るうと銀杏(?)の葉がぶわぁーっと舞う舞う。そして決めポーズ・立ち姿の妖艶なこと。決着が着いたところで銀杏が真っ赤に染まる…。ここの演出にはゾーっと身震いがしました。残剣VS秦王の緑一色も印象に残るシーンでした。とにかく、映像的には原色一色にこだわって鮮やかに映し出す手法の連続で、映画館か大画面パノラマTVなんかで見ると映える作りになっています。ストーリーは単純ですね。もっと歴史スペクタクル映画的な作品なのかと思っていましたが、単なるお伽噺でした。 |
36.凄かったし、最後も良かった。 【ストライダー】さん 7点(2004-06-21 09:36:30) |
35.去年観に行った周りの人々が尽く酷評していたので、全く期待しないであらすじ含め予備知識も持たず観たので、以外と楽しめました。特にトニーとマギーの演技力に泣かされました。恋愛映画は大の苦手ですが、こーゆう男女の描き方はツボで。「羅生門」同様の複数エピソードが盛り込まれる中、この2人で決して変わらないのが"人と剣"が決して離れない、とゆう真実。これって女だから余計にグッときてしまったのか、こうゆう風に誰かを愛してみたいし、愛されたいなぁなどと、年甲斐もなく思ったり(苦笑)ストーリーで考えるとそんなに複雑ではないけど、この作品は映像の芸術度の高さ(東洋の持つ美しさ)と、役者の演技力で魅ると楽しめるんだなぁ、と感じました。個人的に映像表現で好きだったのは、残剣と秦王の直接対決。緑の垂れ幕が一斉に散る所は、まるで舞台を観ているかの如く感じられました。 【n@omi】さん 7点(2004-06-21 02:19:38) |
34.全体が美しく綺麗にまとめすぎで、なにか物足りない感じを受けました。個人的にジェットリーのお人好しの顔だちで、いまいち緊迫感が伝わってこなかった。豪華な格闘シーンは必見なんですけどね、微妙です。 【rexrex】さん 7点(2004-06-13 10:50:27) |
33.空飛びすぎ。残剣はしぶい。映像はきれい過ぎる。 |
32.《ネタバレ》 秦王が無名の言葉の裏を読み取り、その都度画面が回想場面へと飛びながら進行して行くのは好きになれました。
ワイヤーアクションは不自然な点も多いのですが、想念をぶつけ合うという気と気の闘いを、映像美の中で表現しようというのがよく伝わってきます。
全編謎解きっぽいですが難解ではありません。
例えの中に凝縮させる手法は中国独特でもありますが、書の道と剣の道を同次元に乗せたことに別段無理は無く、それほど理屈っぽい仕上がりにはならなかったからでしょうか。
衣装はワダ・エミらしく画面に溶け込む芸術性の高いものでした。
ジェット・リーは「少林寺」関係の時のほうが一生懸命だったようにおもうんですよね。 なんか段々無機質な演技になってくみたいに思うんですが。 【白狼】さん 7点(2004-06-05 15:51:38) |
31.もともとチャン・イーモウって話が単純なんだけど、この話は更にシンプル。ある種、寓話のような内容は、最後にけっこうズシンと来ます。構造は黒澤の羅生門のごとく、これをワダエミの衣装が見事に刻んでるんだよねえ。あーこの手があったかと思わせられるよねえ。正直言って、前回までの子役3部作の方が好きですが、本来この人は様式美の人なんだろうなあと思いました。 【如月CUBE】さん 7点(2004-05-27 21:13:26) |
30.《ネタバレ》 圧巻な矢のシーンに度肝抜かれました。色の対比は黒澤監督の「影武者」の冒頭シーンにも使われていたかと思いますが、なかなか美しくていい感じです。ストーリーもOKでした。わたし的には「ラストサムライ」と同じ評価です。 【kenz】さん 7点(2004-04-16 23:27:09) |
29.《ネタバレ》 ジェット・リーが映画の宣伝を見て純粋なアクションかと思いましたが全然違いましたね。この作品は歴史・ファンタジーでアクションは味付けでした。まぁ、監督が「初恋の来た道」や「至福の時」の監督ですからね。純粋なアクションを期待する方が間違いだったのかもしれません。まぁ、肩透かしを喰らったおかげでちょっと拍子抜けしてしまいましたが、実はアクションは満載なんです(どっちだよ?)。ただ最初からワイヤーアクション全開で、見ていて飽きてしまうのです。そして途中から戦っているのではなく舞いを踊っているように見えるのです。ストーリーはというと、王の命を狙った暗殺者の3人を殺したと見せかけて王に近づいて行くという発想は面白いと思いました。ただ、想像や虚構の映像に重きが置かれていて、無名と王の駆け引きにそれほど見応えが無かったのが残念ですね。無名は結局王を殺すのを止めるのですが、殺すか殺さないか無名が迷っているようには見えませんでしたから、王を殺さないという決断がそれほどドラマチックに感じられませんでした。ただこの映画の一番の見所は「アクション」でも「ストーリー」でも無く「映像の美しさ」だと思います。映像は本当に綺麗だったので是非DVDでご覧になって頂きたいです。 |
28.こういう構成ってアリなんでしょうか? 「エピソードを積み重ねていくうち、前とは違った側面が見えてくる」というならともかく(『羅生門』などがこの形式ですね)、「エピソードを次々に上書きしていく」というやり方は、あまり巧さを感じません。ただ、そういった難をねじ伏せるだけの面白さがあったのも事実です。 【K】さん 7点(2004-03-10 10:47:15) |