7.東洋の美しさがとても出ていた作品です。ワイヤーワークに関しては、木の葉のように自由自在に肉体を操る気功の奥義があるらしく、舞を見てるような優雅さが感じられました。個人的に少し中だるみした部分はあったものの、最後は私怨を超越していくイーモウの英雄像に感慨深かったです。どなたかブッシュ、ブレア、小泉に爪の垢でも煎じて飲ませたい感想を述べていて笑ってしまいましたが、まさに同じ気持ちです。報復では永遠に和平は訪れないのです。ただ、ラストでジェット・リーがいかにもカツラだと分かるシーンが有って現実に引き戻されたのは残念でした。 【りねん】さん 7点(2003-09-13 21:03:56) |
6.アクションシーンが綺麗だし予想していたよりも面白い。もう少し重みのあるストーリーで、見せ場があればもっと良かったと思う。 【SAEKO】さん 7点(2003-09-13 17:57:41) (良:1票) |
5.確かに映像は奇麗でした。アクションでは剣術シーンでの剣のしなり方が効果的でよかったと思います。主題はいいのですが、ストーリー展開にスピード感がないのが残念です。 【winger】さん 7点(2003-09-08 01:34:32) (良:1票) |
4.次から次へと冒頭から刺客同士の戦いが展開されていくが、話が進むにつれて、次第にこれがJ・リー演ずる無名の作り話という事が分かってくる仕掛け。このミステリアスな様相を呈する作品世界は、実に魅惑的なのだが、しかしこういう描き方だと、何の予備知識もない状態で本作に接した観客にとっては、混乱する事甚だしいのではないだろうか。つまりストーリーと言える程のストーリーなど無いに等しく、無名の想念の中での戦いを視覚映像化した、極端に言えば、ただそれだけの映画ともとれる。そういう意味においては、実に評価の難しい作品だ。とは言え、このめくるめく鮮やかな様式美と計算され尽くした色彩効果、そして衣裳の艶やかさ等は、初の活劇とはいえ、いかにもチャン・イーモウの作品としての特徴が顕著に表れているし、決闘シーンでのCGを駆使したそれぞれのバリエーションには、やはり堪能させられる。無名の頭の中だけの世界だけに、現実には有り得ないファンタジックな映像もそれなりに納得できるが、ただ「マトリックス」といい、これだけ連打されるとワイヤー・アクションにも少々飽きるのも事実。 【ドラえもん】さん 7点(2003-09-08 00:30:53) |
3.色彩と並んで、風による舞いまで計算された演出は見事。ただ圧倒的なスケール感をコンパクトにまとめたすぎた感じがします。グリーンディスティニーでもそうですが、やりすぎ感のあるワイヤーアクションはどうかなあ。水の上を歩かれるとなんか萎えるんだよね。 【tantan】さん 7点(2003-09-03 13:00:03) |
2.《ネタバレ》 切なさてんこ盛りの登場人物達の葛藤にウルウルと何度もきたんですが、それが偽物のモノローグだとわかるたびにどんどんテンションが下がっていって。。そうゆう作りだからしょうがないんでしょうが。それにいくら桁外れに強い者同士だからって想像の中で戦うってのも、マンガじゃないんだから。。。ただそれを補ってあまりある映像美とアクションなんで観ても損はないと思います。 【Nervous】さん 7点(2003-08-29 17:30:44) |
1.長らくジェットリーに不満を抱いてましたが、久々に李連杰に痺れました。槍VS剣は圧巻!でした。中国のスケールのアル大自然、ワダエミの衣装、色彩、実に鮮やかで映像の綺麗さも十分堪能できます。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-08-26 20:20:38) |