11.《ネタバレ》 ドナルド・ペトリ監督作のラブコメって「女性が観ても、男性が観ても楽しめる内容」な事が多い気がしますが、これもまたそんな一本。
男の自分としては「住んでる部屋が煉瓦の壁でオシャレ」「職場にビリヤード台があるなんて羨ましい」と思えて、主人公のベンの描写は観ていて気持ち良かったですし、恐らく女性が観ても、ヒロインであるアンディの「仕事が出来る、自立した女性」って描き方には好感が持てるんじゃないかな、って気がしました。 それと、ベンには「料理が得意」アンディには「スポーツ観戦が趣味」って属性が付与されており「女性にとっても魅力的な男性像」「男性にとっても魅力的な女性像」が、自然に描かれている辺りも上手い。 これらの属性を「せっかく料理を作ったのに、菜食主義者の振りしたアンディに突っぱねられてしまう」などのコメディタッチな場面で、自然に描いているもんだから、全く嫌味に感じられないんですよね。 これって、一歩間違えれば「ラブコメらしい、男に都合の良いヒロイン像だ」「女に都合の良い主人公像だ」なんて印象に繋がってしまいますし、それを感じさせずに仕上げてみせた手腕は、本当に見事だと思います。
主人公のベンが「バイク乗り」という伏線が、序盤から張り巡らされている事。 相手の嘘を見破るゲーム「馬鹿こけ」が効果的に活用されている事など、脚本も丁寧で良かったですね。 ラブコメではお約束の、ハッピーエンド前の喧嘩についても「互いの文句を、替え歌で熱唱する」って形にしており、重苦しい印象を与えず、笑って観られるような感じに仕上げてある。 その一方で「やっと目論見通りに別れられるとなった際に、寂しそうな顔になるヒロイン」の場面ではグッと来るものがあったし、そういった「決めるべきところは決める」作りなのも心地良かったです。 クライマックスにて、アンディを追っかけバイクで街を疾走する場面も良かったし、予定調和なハッピーエンドに着地してくれるしで、終わり方も文句無し。
よくよく考えてみたら「こんな相手の心を弄ぶような賭けするのって、どうなの?」という疑問も湧いてきたりするんですが、観ている間はスピーディーで楽しい作りゆえに、全く気にならなかったんですよね。 中には上司の悪口を言ったりする場面もあるんだけど、そこも陰湿な印象は受けなかったし、やはり監督の魅せ方、役者の演じ方が上手かった、って事なんだと思います。
それでもあえて不満点を述べるなら……ヒロインのアンディが職場でハンバーガーに齧り付いてる時に見せる「髪を後ろに結んだ姿」が非常にキュートだったので、出来ればアレをメインの髪型にして撮ってもらいたかったとか、そのくらいかな?
ラブコメ好きには安心してオススメ出来る、良質な一品でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 7点(2020-02-20 14:20:10) (良:2票) |
10.家族に内緒で「ビッグ・フィッシュ」を観て帰宅したら、息子がこれを借りてきていて、私に強要?するような勢いで「観てみろよ、すげえ面白いから」と言うのです。正直に「いやビッグ・・の余韻に浸りたいから」と断れず、観てしまいました。ほかのときに観たなら7点だったかもしれないけど・・ごめんよ、息子。ちなみに彼には9点くらいだったようです。「女の子は必見だね」ですと。そう言って目を細めてる「彼女いない歴5年」の君って、わたしゃちと心配なんだが・・。 【おばちゃん】さん 6点(2004-05-27 10:13:10) (良:1票)(笑:1票) |
9.《ネタバレ》 古き良き時代のラブコメ。といっても2003年ですが。いや、17年前か・・・。当時見たときは新しく感じたものですが、今見るとなんとなくファッションとかヘアスタイルとかやや時代を感じるかも。 個人的にはケイト・ハドソンが一番かわいかった頃の作品。ファンにはたまらない作品でしょう。 この作品はキャストがまず魅力的。脇を固める面々も良い。それぞれの友人が良い味出しているんですよね。メインの味ではないですが、隠し味。複数の隠し味が絶妙にからみあって、終始飽きない味わいのコメディ作品が出来上がっています。 また、脚本が良い気がします。『絶対別れられない男』と『別れを切り出すように仕向ける女』。アンディのほうから別れを切り出すのは、おそらく雑誌の主旨と反するためできない、という隠れルールが絶妙。あの手この手で嫌な女を演じるアンディに、ひたすら我慢するベンの様子がただただおかしい。 ドタバタコメディより、こーゆーストーリーがしっかりしているコメディのほうが好みです。 『勝手に部屋の模様替え』『お肉食べられない』『プリンセス・ソフィア』『セリーヌ・ディオン』『ポーカー』など笑いのセンスはかなり良い。下品すぎないところも高評価です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-29 03:21:12) (良:1票) |
8.軽くていつでも見られる映画。ところどころ爆笑しちゃいました。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-17 20:26:26) (良:1票) |
7.そんなわけで彼女って、ある瞬間、眉間に出来る3本筋くらいの“縦のシワ” アレってすんごい気になってしまうんだけども、どんなでしょ。アレってご本人さんは気付いていらっしゃるのかしら、どうかしら~? この先、歳取ってったならあの縦ジワってどう変化してってしまうんでしょうか、そんなところばっかが気になってしまったな~^^; 【3737】さん 5点(2005-03-27 21:27:44) (笑:1票) |
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6.後半は何の変哲もないラブコメになってしまうので印象が薄いけど、中盤まではかなりげらげら笑わせてもらいました。とくに二人の写真を合成して作った子供写真が…!あれは引くわ~(笑)。ケイト・ハドソンが大好きなのでキュートな笑顔やいじけた表情、ワガママっぷり、それとは対照的な知的なライターの表情など、いろんな彼女を見られて楽しかったです♪手術までしてカンペキな肉体を誇るハリウッド女優ばかりじゃなくて、胸なんかなくてもめっちゃ可愛いケイトやクレア・デーンズのような女優さんが活躍してくれるとなんとなく嬉しいです。 【ROMY】さん 6点(2004-09-06 23:28:38) (良:1票) |
5.ケイトハドソンの魅力全開です。かわいすぎます!!メロメロです。キュートさで言うと満点なんですけど、ストーリーがちょびっと悪意があるというか、マシューマコノヒーを見ていて気の毒になるんでこの点にしてみました。マシューマコノヒーもかっこいいですね。いつもこの髪型なのがいまいち気にいらんけど。でもやっぱケイトハドソンが文句なくかわいい。「あの頃ペニーレインと」も観てるんですけど、ここまで魅力的だっけ?でも世間の人は絶賛してたっけ?また機会があれば見てみよう。こんな魅力ある人久々かも。胸はないけどこのままで十分ですねー(笑)。 【mamik】さん 6点(2004-03-25 17:58:28) (良:1票) |
4.私だったら、おそらく1日あれば十分だと思う。 |
3.《ネタバレ》 思い切ったストーリーが好き。男性への"How to" 映画ですね。女は男が嫌がることを既に知っている。でも恋は盲目。時には心に残る言葉を語りかけてくれる。だから恋してみませんか?二つのシーンがロマンティックな感じにぼやけた画面になったのは、二人が恋に正直な気持ちになったシーンと受け取っていいのですかね。互いに嘘をついていた事を知ってからラストまでが短くて良かった。大抵の映画はそこからが長くてイライラするんですよね。とにかく楽しい映画でした。 【tomomi】さん 7点(2003-10-29 08:07:15) (良:1票) |
2.バカにしがちなラブコメですが、前半の「男を上手にフル方法のくだり」は案外面白かったです。でも後半のラブモードから一気にベタベタモードに下がり、どうにもこうにもつらかったです。脇役のキャラを見ている限り、色々な仕掛けはできていた筈ですがやる気はあるものの、諸事情からハリウッドの定番から抜け出しきれなかった…そんな勘繰りもしてみたり。 【ぽぽ.net】さん 5点(2003-08-26 20:07:33) (良:1票) |
1.正直、最近流行の、雑草的強さの女性サクセスストーリかとたかをくくっておりました(この系統大大スキなんですが)。でも、いや~「ぷぷぷ」という面白さがあって新鮮。互いが互いをダマして利用してやろうとしてるのに、振り回されてるのは完全に男性。オロオロする彼がまたキュートでした。途中、カウンセラー(?)の薦めで彼の故郷で過ごすエピソードが、ホントにすてきでうっとり。安心してロマンスにも浸れ、要所要所では吹き出せて、意外なほど美味しい映画でした♪ 【ちっちゃいこ】さん 8点(2003-08-23 01:27:38) (良:1票) |