6.いかにもガイジンが撮ったヤクザ・ムービーって感じがします。中途半端な日本語セリフが多すぎ。減らしたほうがいいんでない?アメリカ人よりも日本人向けですねこの映画。始めは母親と座頭市見るつもりだったのですが劇場公開終わっていて、これもチャンバラだよ、千葉真一も出てるし、と説得して一緒に見たのですがうちの母親、手が飛ぶ・足が飛ぶ・血が噴き出すごとに「ぎゃぁ!うわぁ!」わめいてました。見終わった後、こんなもん見せるんじゃないわよ!と怒られました。 【たけ】さん 6点(2003-11-25 23:19:30) (笑:6票) |
5.え~っとSF映画を見たんだよな俺は、近未来 テレパシーと異文化コミュニケーションが進みすぎて 日本語があんまり必要なくなっちゃった日本に、スーパー合金でできたサムライソードを持った 黄色い宇宙人がヤクザに復讐しようとやってきて、さー大変。 2に続く…だっけ? 監督デビュー作でハリウッドを震撼させましたが、本作では日本中を森閑とさせてるかもしれません。 タランティーノ作品を知らない人に見せない規制をかけるべきと思いますよ『R-タラ』とかね。 でも作品っていうか、単なる監督の個人的趣味の領域を理解することが必要だろうけどさ。 しかし、こんなしょーもないモノを作らせてしまうハリウッドの懐の深さってばスゴイ。面白くないでしょーに、こんなの、 しかも狙ってなのかハズしてなのか、単なる好みなのかが分からないしさ。 きっと俺なんかより日本映画を沢山見てるんだろうけど、俺だって黒澤作品とか座頭市シリーズ (Not北野作品、見てません)とか好きだから何だかねぇ。それが無ければ『またバカな事を』で 済むかもしれませんが、要は歳かっ!若けりゃ楽しめるって事か!へいへいそーですか、 いいですよそうやって年寄りをのけ者に…ブツブツブツ 愚痴っぽいのも -以下自主規制- 2も見るぞ オー (o^-')9 【HLB傭兵】さん 6点(2004-01-16 13:46:25) (笑:3票) |
4.僕はこの作品を観て、真っ先に「広告の打ち方がそーとー間違ってるな」と思った。老若男女みんなが観るべき作品ではないですよ。本来は単館でこっそり観るべきC級作品です。趣向が合う人が観ればよい作品なのに、下手にネームバリューがある作家や俳優が参加している為に、話しがデカくなってしまった悲劇です。当然、物語的カタルシスや巧みなアクション映像、ストーリーテリングに基づいたリアルな描写、なんかを楽しみにしていた"一般娯楽映画対象"のお客様は「なんじゃこりゃ!?」となるでしょう。タランティーノの作品の多くは、"一般"のお客様は絶対に楽しめるはずがないのです。この作品を評価するのは、千葉のアップが映っただけで10点献上、デヴィッド・キャラダインが出てきただけで10点献上、梶芽衣子の「怨み節」が聴けただけで10点献上、な"銀幕バカ""映画ヲタク"な人達がほとんどだと思います。「ジャッキー・ブラウン」なんかもそうですよね。そしてタランティーノ作品の評価はそれでいいと思っています。極端かも知れませんが、SM趣味ではない人がSM映像を観てもつまらないのと似ています。ですから、ここでみなさんがつける点数が低いのは、ある意味"当たり前"ですよね。映画マニア/ヲタクというのは、どうしたってマイノリティですからね。だからこれから観ようと思っている人に忠告しとくと、やめといたほうがいいよ、という事です。 |
3.タランティーノが遊んじゃった作品。タランティーノの遊びに付き合わされた感じがする。劇場(丸の内ピカデリー)で,一人で大笑いしてエンディング時に盛大な拍手を送っている人がいたが,あの劇場でタランティーノを理解していたのは彼一人だったのだろうか? 【北狐】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-11-11 13:05:43) (笑:2票) |
2.この映画が、いろんな所からのオマージュ&コラージュで成り立ってるのはわかるけど、それで形式が凄いと言うためには、最低限、内容で面白さを感じさせる必要がある。寄せ鍋は、どんな具を入れても美味くなる、ってもんじゃない。「知識」が深いほど映画を楽しむ幅も広いってのは真理だと思うけど。 【伯抄】さん 6点(2004-01-30 22:09:51) (良:1票) |
1.私はこの映画を笑い飛ばして終わりにする程度のものだとは思わなかった。なので結構真剣に吟味する感じで観た。で、思ったのは「もったいないな~」ということ。映画自体のコンセプトはいいのに、活かしきれてない気がする。ツメの甘いところを監督の確信犯的演出だと思うのは映画ファンとしては監督に対し失礼だと思うがどうだろう。具体的に言えば二部構成とはいえ主人公の復讐のモティベーションが明確になっていないのは致命的な失敗だ。今作ではタランティーノの作風である時間軸の前後が仇になっている感もある。もっとシンプルでもよかった。あと千葉真一の場面だが、寿司屋のシーンが無駄に長い割に印象が薄いのは何故か。ここは師匠(千葉)が弟子(ウマ)を鍛える修行のシーンが絶対必要だと思った。こういうシーンはカンフー物の定番なはずだが、何故監督がカットしたのか理解に苦しむ。キャストで言えばウマや栗山やジュリーは正解だが、ルーシーは頑張ってはいるが失敗だと思う。やはり英語のできる日本人にした方がよかった。誰かスターが必要だったのはわかるが、凄絶な過去を背負った重みを出せていない。個人的には工藤夕貴あたりが意外性もあってよかったんじゃないかと思う。全体的にいえるのは編集がマズいということ。シーンの重要性の序列がはっきりしないせいで、全体の流れがスムースでない。あと従来のタランティーノ作品の特色だったセリフ回しやブラック・ユーモア、また音楽のマッチ度もイマイチだと言わざるを得ない。まぁ彼の新境地だと見ることもできるが・・。しかしこれだけけなしてはいても、私は後編を観たいと思わずにいられないし、この映画の存在価値を疑うことはできない。それだけに監督にはもっと完璧に作ってほしかった。DVD用にもっとましなバージョンがあるなら救われるんだが。 【トマシーノ】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-11-02 15:31:50) (良:1票) |