7.空想科学読本シリーズの柳田理科雄先生は、「この映画のヘンな日本は、国際理解の問題では?」とおっしゃっていましたが、それは間違ってます。インタビューでタラはちゃんと「オイラの考え出したおとぎの国なのさ」と発言していますから。でも出てくる奴ら全員が日本刀を持っているおとぎの国なんて怖すぎて、住みたいという気にはなれませんが。それでも満点なのは・・・純粋におもしろいから! 【シェリー・ジェリー】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-07-17 19:00:14) (良:1票)(笑:1票) |
6.本当はですね。この映画凄くマニアックな映画でタランティーノ信者以外観るべきじゃない完全なオタク映画なんですよ。それがマスコミの糞どもが何を思ったかはやし立てるもんだから一般人も観に行っちゃったんですよね。まあそんなことはさておき。もうこの映画最高。観るたびに評価上がっちゃう。キャラ作りがもう天才すぎる。オーレン・イシイと彼女率いるクレイジー88。そして何と言ってもゴーゴー夕張。あんなん普通考え付かんわー、それを演じてるのが栗山千明ってのがまた個人的にグッド。あとエル・ドライバー、1ではあまり活躍しませんがあのナース服姿で軽快に暗殺しに来る姿が素晴らしい。相変わらずのイカした音楽の使い方、まるでギャグみたいな殺陣シーン。うん、やはりオタク丸出しの映画です。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-20 11:42:31) (良:1票) |
5.仮面ライダーとかの特撮ヒーロー物は子供の頃好きでよく見た。どこが好きやったか考えると、色々個性的な怪人が出てきて、それをヒーローが倒すって展開。これっていくらでも作れるよね。怪人のアイデアさえあれば。でも、おもしろい(沢山、怪人が出てくる時なんて、もうワクワク度いっきにアップ)ある意味、子供心鷲づかみの脚本の基本形?大人になって、さすがに特撮ヒーロー物は見なくなったが、映画ではそーいう構成(怪人対ヒーロー)のやつはたまに観る。昔の子供心を刺激されるからかな。怪人部分は別に本当の怪物じゃなくてもいい。人間でも個性的で強い奴であればあるほど、そして沢山でてきてくれるほどおもしろいと思ってしまう。この映画を観ようと思ったのは、俺の中にあるそーいう部分に刺激されてやと思う。予告をみて、色々個性的な敵を主人公が倒す。そーいう映画だと期待して観た。そして監督はタランティーノ。多分、そーいう基本構成に色々味付けしてくれてるんやろなと、さらに期待して観た。結果は期待どおり。リアル設定無視のドラマ部分、遊びまくってる音楽(遭遇時の音楽は今ならダウンタウンデラックス思い出してまうね)、変化球的な構成、演出、多分、こういう感覚な映画かなって予想した通りのテイスト(アニメあるとは思わなんだ)。雰囲気はB級だけど、見せ方はA級ちゃうかな。オーレン一味の並んであるくとこなんてかっこよすぎてゾクゾクきてまう。殺し屋のコードネームが全員 蛇の名前で毒蛇暗殺団ってのもなんかいい。ただ、こーゆうのはズルイというか、いくらでも作れるよね。戦う場所と敵の個性を変えれば。まー、いつかはこんな映画、スタイリッシュな雰囲気で誰かが作ると思ってたけど。後、外人が日本語しゃべる部分は、一瞬、映画じゃない感覚に落ちる。普通に外人の俳優さんがしゃべってるように思える。でも、笑えるからいいか。ルーシー・リューはバリスティックより全然こっちの方がよかった。あの役を彼女にするあたり、タランティーノやるな。ただ残酷すぎるので、そーいうのがダメな人は、話題作というだけで観ると嫌な気持ちになるるのでオススメできません。 【なにわ君】さん 10点(2004-06-21 09:52:05) (良:1票) |
4.何でもありです。タランティーノ監督たぶん満足してるはずです。いろんな材料てんこ盛りでおなかがいっぱいになりました。ユマサーマンはかっこいいしはまってた。その黄色い服と黄色いバイクはどこで買ったん?字幕があるとわかりやすいけど、日本語部分が何言ってるかちょっとわかりずらかったけど、日本人が話す英語もきっとあんな風に変やわ、きっと。ルーシーリューが「ではここからは英語で話させていただきます」とか笑ったし、他にも笑えるところがたくさんあった。でも全てよかった。絶対映画館で見て欲しい(そればっかだけど)。今年ベスト2映画に一人で決定。ベスト1は「シカゴ」なんで(笑)。日本に住んでたらものすごいおもしろいかもしれないけど、海外の人はどう思うんやろ。もっと細かいところにも触れたいけど、この辺でやめときます。予測不可能!是非見るべし!音楽も最高。梶芽衣子の曲も最高。タランティーノあっぱれ。 【mamik】さん 10点(2004-05-05 20:22:20) (良:1票) |
3.友人に「これをおもしろいと言っている女はウケない」と言われてしまった。人格が疑われようがモテなかろうが10点付けてやる!! 【ぽめ】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-01-10 15:24:16) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 タランティーノ最高!というか、タランティーノ好きには最高!!の映画でしょう。見る人によって10点か0点かの作品ですが、『映画って娯楽だよ。』ということを再認識させてくれる最高の映画。ストーリー云々、辻つまがどうたら、変な日本語が...なんて事で評価の低い人がいますが、全て『計算づく』でやっている。しかも、ここまでとことんやってくれたタランティーノにあっぱれ!台所ファイト、赤十字眼帯、親指回れ、強烈なアニメ、服部半蔵のかっちょよさ、切りまくるユマ、ゴーゴー夕張、青 → 白の切替、ルーシーのきれいなさばき方、思わせぶりな最後、うーーーーん何をとっても面白すぎる。こんなシークエンス思いつく監督 他にいるかな?極めつけは音楽のマッチング。他のタランティーノ映画もそうですが、KILLBILLの音は、この場面にはこれしかありえないというくらい決まりまくっていた。特にユマが刀もって登場するシーンでは、かっこよ過ぎてシビレました。思わずサントラ買っちゃいました。ということで10点満点献上!!! 【ラ】さん 10点(2003-11-21 12:56:27) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 試写会で見てきました。司会の方いわく、この作品のはじまりは、ユマ・サーマンが「パルプ・フィクション」撮影時にタランティーノ監督と次に映画を撮るとしたら「花嫁が主役の映画はどう?」と言ったことで、ちょうど復讐劇を撮りたかった監督の意向もあり、このとんでもない作品がユマ・サーマンの結婚・出産期間をわざわざ待ってやっと作られることになったそうです。私が今まで見てきた映画の中で、最も美しく最も残酷な描写がつまった映画でした。ユマ・サーマン演じる修羅と化した女性に、見ているこちらも刀で切り刻まれているかのような残酷なシーンも、見ていくうちに次第に美しいとさえ思ってしまうほどアクションシーンは素晴らしかったです。内容の方は単なる復讐劇であるはずなのに、構成がとても変わっていて、どんどん話が過去や現在を行ったり来たりし、各章ごとにタイトルを設け、アニメーション・モノクロ映像などを交え、なるべくわかりやすいように作られていたと思います。個人的にはサウンドトラックを買ってしまうほど、この映画の音楽にハマってしまいました。布袋寅泰氏が作った「新・仁義なき戦い」のテーマや梶芽衣子さんの「修羅の花」など、この映画のために作られたものではないのに、見事にこの映画にハマっていて驚きました。個人的には見終わった後、「タランティーノ監督、ここまでやりたいことをとことんやりきって、これからまたしばらく映画を撮らないつもりですか?」と心配になってしまうほどでした。あといくつか謎が残っているのと、予告映像にあったシーンがいくつか出てこなかったので、早く来年に公開される「KILL BILL Vol.2」が見たいところです。ラストに明かされた衝撃のあの事実も気になりますしね。 【はがっち】さん 10点(2003-10-18 21:21:52) (良:1票) |