148.日本の歴史に殉じていった男達を、ここまで感動的に外国作品が表現できるとは思いもしなかった。期待していたより数段良い。これまではトム・クルーズのプロモーションビデオ的な映画作りにいまひとつついていけなかったのだが、今作品でそれは撤回。痛々しい姿をあれほど美しく演じられるのは、この人と亡くなったレスリー・チャンくらいだろう。そして、それに勝るとも劣らない美しさを見せつけてくれた渡辺謙にも拍手を贈りたい。やっぱりオスカーとらせてあがたいね。 【showrio】さん 7点(2004-02-05 15:18:52) |
147.映画館で2回見ました。個人的に幕末・明治の歴史が大好きなので突っ込むシーンがけっこうありましたが明治初期を舞台にした御伽話ということなので割り切って見れば素晴らしい作品でした。戦闘シーンは迫力満点でした。雄たけびを上げ戦場へと赴くシーンは鳥肌が立ちました。トムの演技よかった。渡辺謙も真田広之も! 【ギニュー】さん 9点(2004-02-05 14:02:42) |
146.アメリカ人に判り易く、日本人には少し引っ掛かる程度の日本描写。私は、フジヤマ、キモノ、お辞儀、ハラキリ、神社、カミカゼアタック!などの映像はアメリカ人のため。一方で武士道等の精神描写は日本人のために描かれたと思いたい。日本とアメリカの観客両方への最大公約数的映画。 【クルイベル】さん 7点(2004-02-04 17:09:08) |
145.戦闘シーンが大迫力。勝元も大迫力。霧の中から現れる騎馬武者たちには鳥肌が立った。みんなすごくかっこいい。内容も面白かった。でも、あのシダがなあ…。どうしても目がそこにいってしまった。 【まちゃぽこ】さん 9点(2004-02-04 12:35:28) |
144.海外映画で、日本人の生き様を正確に(?)描かれていたのは初めてだと思う。本格的な時代劇というか…。渡辺謙さんすごい!アカデミー賞にノミネートされただけでバンザイです。 【ドルフィン】さん 8点(2004-02-04 09:14:30) |
143.昔の日本人はこの映画見て感動したりしないだろう。ある意味われわれ現代日本人の”アメリカ度”を計る映画だと思う。 【伯抄】さん 6点(2004-02-02 23:56:29) (笑:1票) |
142.突っ込みどころはたくさんあるだろうけど、日本人が作った時代劇とはまた違う意味で一線を描くなかなか良い作品だった。戦のシーンには鳥肌が立ったよ。個人的に大好きな俳優である真田広之が大変いい役を演じていたと思う。もう少し全面に出ても良かったと思うが。 【ぺん】さん 7点(2004-02-02 00:40:56) |
141.期待して見に行ったのに・・・ 【キダム】さん 6点(2004-02-01 22:43:33) |
140.粗探しをすれば、ほとんど無限に見つかるだろう。挙げていけば切りがないほど、時代考証が間違っている。ほぼファンタジーだと言ってもいいほどに。しかしツッコミを入れつづけながらも、身の内に込み上げてくる何かを押さえきれなかった。山のようなマイナス要因を積み上げて尚、観る者を感動させる傑作。渡辺謙をはじめ役者の演義は一部を除いてみんな素晴らしかったし、合戦のシーンも割と戦術的で(特に騎兵の使い方)観ていて痛快だったし。それだけに時代考証が・・・、そこさえ完璧なら映画史に残る名画になったのに・・・。その点が実に残念でならないが、時代劇を見る喜びを久し振りに味わえたのは大きな収穫。 【山岳蘭人】さん 8点(2004-02-01 21:43:30) (良:1票) |
139.真田広之に助演男優賞をあげたい。 【たま】さん 6点(2004-02-01 18:17:51) |
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138.観た直後は「面白かった~!サムライ格好イイ!」と感動していたのですが…少し経ったら「ん?待てよ?そんなに良かったかな?」と思い初め…この点数になってしまった。もっと早く点数付ければ良かったかな。 【水玉】さん 6点(2004-02-01 15:21:48) |
137.私にはやっぱりトム主演のハリウッド映画として写ったのでまあ面白い程度にしか楽しめませんでした。 【jami】さん 7点(2004-01-31 11:11:30) |
136.やっと観てきました。つっこみどころ満載ですが、このテの作品はつっこむのは野暮というものでしょう。私としては謙さんより真田さんがよかったわ。シブい役どころです。今あっちの俳優でいったらデヴィッド・モース、クリス・クーパーあたりが演じそうなキャラといえるかな。真田さんといえば、その昔は千葉真一(前はたしかソニー千葉じゃなかったっけ?今はサニー千葉なのね)の弟子でアイドルっほいアクション俳優だったと記憶しているけど、いい俳優になったわね。ティモシー・スポールの色物な脇役もいい。トムとスポールの日本語もしっかり堪能しました。サムライスピリットに感銘を受けたアメリカ人とアメリカ人にサムライスピリットを見た最後の武士、こんなふうにも感じました。なんだかんだといってもやはりハリウッド映画というのは凄い。だってこんなにかっこいい渡辺謙と真田広之を観たのは初めてだもの。よくぞここまであの二人を素敵に撮ってくれたと感激、感動の涙を流しました。そしてどことなく皮肉なものを端々に感じるのね。なんといいますか現在のアメリカの問題とかノーと言えない日本人とかね。教訓的なものもあったわね。小雪の上の息子、ティム・ロビンスが子供になったみたいと思いながら見てたのでした。 【envy】さん 8点(2004-01-30 23:59:39) |
135.やっと行けたこの作品。良かったですね!! サムライ・スピリッツってカッコ良いじゃん。 『突撃!!』 男にとっては忘れちゃいけないこの気持ち。見事描けてましたね。 見終わった後すっきりしました。 男の子の成長。 女の立場・役割。 喜びと戦いの虚しさ。 日本美。 異文化への理解。 友情。 義。 情。 結構色々なモチーフを上手くからめて、解り易く表現しているところに好感が持てますね。 映画の中の音響の役割もしっかりしてるし、多少デジタル処理もしてるだろうが、合戦のシーンも見ごたえ有りでよかったです。数千万のスミス君よりはやっぱ此方の方が断然上でしたね。 兎に角「自分も頑張んなきゃいけないな」と、力を貰える作品でした。デートで見るには最高の作品ではないでしょうか?? 【Pizz】さん 8点(2004-01-30 03:25:01) |
134.クルーズとズウィック監督に感謝します。日本人でよかった。ほとんどの人が忘れてしまった武士道に代表される日本人のポリシー、誇り、献身、いたわり、自己犠牲など、歴史と伝統により日本人が作り上げた人間らしく生きていく精神的な支柱を見事に表現してくれました。西郷さんの西南の役が基本にあったようだが、当たらずとも遠からずで、一面ではそういう解釈は十分できます。新しい時代に変わっていくために指導者を信じて献身的に働いて犠牲になりながら、報われないどころか、切り捨てられる当時の武士たちの心情と、それを救うために新政府の要職を投げ打って敗北を覚悟で立ち上がる西郷(勝元)。最後のシーンでクルーズが明治天皇に訴える目に心を動かされない日本人はいないだろう。どんな賞でもいいからオスカーをと願っている。この機会に、ぜひ新渡戸稲造の「武士道」を読んでみたいと思っている。 【パセリセージ】さん 9点(2004-01-30 00:56:18) |
133.女優がイカンよ、女優が。いくらサムライ映画の添え物とはいえ、棒読みのセリフは日本人だったら聞いたらすぐわかるじゃないの。 【mimi】さん 7点(2004-01-28 22:43:49) (笑:1票) |
132.予想以上の素晴らしい映画でした。架空の人物である勝元が、明治十年の「士族の反乱」の姿を、上手く昇華して、伝えてくれている感じですね。また、多少違和感があったラストの平伏シーンですが、インディアンたちを皆殺しにしたオルグレンの過去と比較して、敵や滅び行く者への敬意を表する日本の文化を、端的に示した演出かと思います。ただ、そもそもオルグレンは武器商人との関わりから日本に来たのだし、日本政府は巨費を投じて近代軍備を整え、買い込んだ銃器を内戦に使ってるワケです。勝元との戦いも武器商人を潤わせてるだけ??? それを考えるとかなりムナシイです。が、とにかく、渡辺謙の圧倒的存在感がこの映画の根本を作ってます。映像も素晴らしい。小道具もイイ。日本が時代劇を作る際にテキトーにしてしまう部分(たとえばカツラとか衣装とか)を、きちんと作ってくれていて感涙です。あと、小雪が演じる「たか」の振る舞い(とくに前半)が、非常に日本的で、この脚本家は上手いなぁと思いました。もっち~さん、私が何となく感じた疑問を明確に教えてくれて有り難うございます!! 最後の決戦の時に勝元側に火薬が登場して、そうだよな~、維新前の日本だって火薬も鉄砲もあるんだよな~と思いました。あと「もはやサムライの時代じゃない」と言ってる側が、襲撃の際に、刀を振りかざしたり忍者の格好したりというのは変ですよね。あと、切られた「髷」を道ばたに捨てていくことは、旧い日本人なら絶対にしないぞ!! とか、サムライとは町人から見た言い方で、武士たちは「侍」と言い方を嫌っていたので、江戸期には自分たちに対して決して使わないし、少なくとも手習いに「侍」と書くことは有り得ないんだなぁ~とか、重箱のスミは沢山ありましたが。そんなことまで気になるほど、時代考証にお金を掛けてました。そして、勝手にボブと呼ばれてしまった見張り役って「日本一の斬られ役」の福本清三さんですよね。セリフが一つもないのに、素晴らしい存在感でした。真田広之は・・・・・・たぶん、外国の観客には「怖い」と思います。渡辺謙の風格に対して、出陣の舞とか見所は多かったけど、鬼武者風でしたから。あとは、勝元の言う「領地」がいったい日本のどこにあるんだ? という疑問を解明したいです。吉野の近くなのかな? 【ルクレツィアの娘】さん 8点(2004-01-28 21:22:21) (良:1票) |
131.今日やっと観てきました みなさんがほとんどいい得ていらっしゃるのであまり書く事はないのですが、ただひとつ感動したのが、美術です 黒光りするしっかりした床板や太い柱、一昔前の大映京都を思い出してちょっとじ~んとしてしまいました こういうのをハリウッドがつくってしまったことがうれしいような、かなしいような複雑な気持ちです あと、森のシーンで黒澤の羅生門を思い出してしまった あのころの日本映画を研究されたのでしょうかね 真田広之が、この映画にリアリティを与えてくれてると思いました 【宵待草】さん 7点(2004-01-28 20:42:44) |
130.泣きました!! 多少??といったところもありましたが面白かった! トム・クルーズって和服も似合うなぁ、、(笑) 【GRIN】さん 8点(2004-01-28 16:16:25) |
129.何が感動したって、この大作を見に来てたひとのマナーです。平日深夜のレイトショーということもあってか、53名と小入りだったのですが、途中から入って来た者は1人もなく、長い2時間45分(位?の間)誰一人として咳払いやクシャミひとつだってするひとがたぶんいませんでした。一切聞こえて来ませんでした。(きっとそれだけ皆さんが固唾を呑んで見入っていたからという事でしょうね。たまに後半部分にズルズルと泣いているのかな?って鼻水啜る音は聞こえてきましたが。) →そしてラストです。これも長かったエンドロールに誰ひとりとして最後まで席を立ちませんでした。(きっと大作だったのだから、との事でありましょう。さっと帰りを急ぐひと、股間押さえてトイレに走るひと、全然いませんでした。そんなひと。)きっと時期遅しとも特別な思いで見に来てあったのでしょうね。この時の私らを含めてのお客さん達ら。。 そして、あれま、内容についてのご感想なのですが、結果、残念ながら、渡辺謙にそれ程凄みを感じられなかったのが残念でなりませんでした。彼をもっと生かすならば、サブ2の真田広之をもっと全面に出してあげてたなら なんて思ってしまいました。(ナンバー2が目立ってくれれば頭の勝元だってもっと貫禄感じれたのに なんて思ってしまいました。)でも、トムにはやっぱ感謝です。探せばいくらでもアラが出て来そうな日本描写でありましたが、さすがにこの映画にはツッコミ入れる気にはなりませんでした。どうもありがとうでした。 【3737】さん 8点(2004-01-28 02:10:06) (良:1票) |