68.凄い。この映画の一番の見所である殺陣には身震いした。これには邦画の殺陣のスケールの小ささを実感せざるを得ないだろう。日本が舞台の米製作映画でここまで完成度が高く、尚且つ日本人の持つ日本観とズレの無い作品は稀だ。日本に生まれた事を誇りに思える、こんな映画は初めてだ。そして何より、格好良すぎるだろう?渡辺謙。これにはトム・クルーズもおされ気味。登場から最期まで、完璧に武士“勝元”で在り続けた彼に堂々の満点を献上したい。お見事。 【SAEKO】さん 10点(2003-12-28 22:58:33) |
67.侍の登場シーンがメチャメチャかっこいーーーっっ!! こういう映画って日本人が作ったら右翼っぽいとか言われちゃうのかな~? トムクルーズが完全に食われてしまうほど日本の侍はかっこ良かった! それがなんだかとても嬉しかった(笑) |
66.時代背景を完全に無視(完全とまではいかないが)して見ればかなり良い映画だと思います。 それにああいう侍がいてたとしても全くおかしいわけではなく、西洋化に反対して己の道を行くっという誇り高き侍たちはいたと思います。 今の状況の西洋の言うことにハイハイとぺこぺこあたまを下げてるってのはどうかと思います・・・。 ただ皆さんおっしゃるように、これをハリウッド映画が言ったとなると、なんか複雑な気分です。 日本と違って、アメリカではやっぱり実際の時代背景をつかめてるひとが少ないようなので、この映画に対する評価は結構高いです。 ただ数字に反映していませんが(全米週末興行成績) 今の時代に明治維新から生きてる人なんていないと思います(って当たり前か)教科書知識の観点から映画を見るのはおかしいと思います。映画ってのは娯楽だし。確かに日本に対するイメージが変わるかもしれません(外国人の中で)、でもそれは少数だと思います。外国人は映画を日本人以上に娯楽扱いしますからね(もちろん人によるが・・・)素直に楽しむべきだと思います。 他の外国の方に『日本人は誇りのない民族(自分達に)』、『愛国心も少ない』、『政治とか社会に興味のない人が多い』、としばしば言われます。そういう現実であることを映画で私達に訴えかけてるのではないでしょうか?ここは個人差がありますけどね。 そういった意味で、僕はあまり忠実に時代背景を追わずにこの映画を見たら、この点数です。この映画はいろんな意味での侍、武士道とはなんだろうって考えさせるきっかけを与えてくれました。 色々侍物の映画や本を読んで、自分なりに武士道ってものを研究した後だったら、もしかしたらこの映画に対する評価は変わるかもしれませんが・・・。 【うさけん】さん 10点(2003-12-28 11:50:28) |
65.監督がアメリカ人だと、日本を舞台にした映画もこうも壮大なスケール感で描けるものなのか。 特に殺陣のシーンは迫力があり、日本の時代劇は見習うべきだと思う。それくらい日本映画の殺陣はしょぼい。(日本映画はしょぼさを誤魔化すためか、一太刀で勝負が決まるものが多い。) サムライが時代の流れとともに消えてゆく様を描いているが、本来ならば日本人が撮らなくてはいけない映画だ。 【カタログ】さん 8点(2003-12-28 06:11:52) |
64.思ってたよりずっと良かった!ズレた日本観みたいなものがなく、武士道やサムライを正しく描いてくれていました。日本の映画だとこのスケールはできないなーと思いました。戦のシーンも素晴らしいです。 【パレロコ】さん 8点(2003-12-27 22:08:47) |
63.子役の演技上手すぎ!!渡辺さん演じる侍が、、、威厳があって、トムクル-ズよりも存在感があった。 『無』の境地が具体的にどんな状態のことをいうのかが分かった。侍のことを今まで『もし、いたら恐い殺し屋』だと思っていたけど、そのイメ-ジが崩れた。見終わったあと、ちょっと侍みたいな動きをしたくなった。とにかく見ればわかります。 【jiji】さん 5点(2003-12-26 12:07:38) |
62.いろいろ?な箇所はあるけれど、そこはハリウッド映画らしい力技で最後まで観客を飽きさせません。トムや製作スタッフさん達がサムライスピリットに心酔した様子がよーく伝わってきて、日本人としてちょっぴり嬉しかった。それとこの映画、私にはハリソン・フォードの「刑事ジョン・ブック目撃者」を彷彿とさせる。アーミッシュの村でかくまわれるハリソン君と村人との交流のくだりを思い出しました。 【そうしょくみ】さん 6点(2003-12-26 00:48:11) |
61.やはり幕末最高。 【織姫】さん 8点(2003-12-25 22:07:25) |
60.合戦のシーンで、「弓兵が"アローレイン"をひらめいた!」と一人興奮していたのは私だけでしょうか。 これだけ日本語と英語が混在する映画はあまり思い当たらないので、侍はwarriorではない、SAMURAIだ!刀はSWORDではない、KATANAだ!などと憤っていたが、 これは日本語の表現が豊かというだけでなく、訳するという事自体の味気なさを感じ、私も外国映画を見るときにどれだけ損をしているかと苦々しかった。字幕は文字数の制限もあるしね。 ともかく、勝本の魂に涙するもよし、真田広之のバッファローマン風兜に苦笑するもよし、自分の知識・想像にそぐわない時代考証に憤るもよし。感じ方は色々あれど、 日本人だけが本質にも末梢にも踏み込む権利と素養を持ったハリウッド超大作という極上の贅沢、この特権、行使しない手はないですよ。 【笹】さん 8点(2003-12-25 11:28:09) (良:4票) |
59.あら探しをして見れば、?はあるでしょうけど、 素直にのめりこんで見れば、かなり面白い作品。 ・・・反対に言えば、あらが少なくのめり込める作品でした。 渡辺謙、福本(寡黙なサムライ)の演技が渋い。 トムクルーズも良かった。 【MARTAN】さん 8点(2003-12-25 08:28:09) |
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58.まずはトムクルーズがかっこよかった。日本語話すとき、下に英語の字幕出るの楽しかった。日本人の英語はわかりやすかった。最後は渡辺謙が主役みたいになってていい役だと思った。トムクルーズが日本語話してるのは嫌だった。憎しみあって、戦うことの恐さを身にしみて感じる映画でした。平和が一番です。 【スマイル】さん 7点(2003-12-24 20:41:13) |
57.トムよりケンが良かったよ~というのは良くわかった。でも、こっれって、日本人が見てどうなんだろ?アメリカ人が作った日本趣味の映画でしょ?キルビルとたいして変わんないじゃん。なんかアラが目についてしまった私。花は桜、桜と言えばソメイヨシノ。でも、あの桜?は何の花?桜のシーンの前に田植えのシーンがあったり、春の夕暮れのシーンでやたら虫の声が響いていたりと、違和感があったなあ。日本人が作ったんじゃないからそんなあら捜ししちゃいけないかなあ。 【Mary】さん 6点(2003-12-24 10:53:40) |
56.いゃぁ、それにしても皆さんのこの文章の量はどういうことでしょう?それだけこういう映画はコメントが書きやすい、てことなんでしょうかねぇ?そうだなぁ、勝元の息子さんがまげを切られるシーンあるじゃないすか。泣きっ面をこっちに向けて「うわぁー!!!」て。切ってる人の方がいかにも悪者の態度すぎてあざといと感じながらも、ああいうシーンでうるっときちゃうんだなぁー、、、、。なんていうか、言葉は悪いけど、アメリカさんに愛国オナニー映画をプレゼントされた感じですね、はい。 【あろえりーな】さん 8点(2003-12-23 22:06:31) (良:1票) |
55.どうせ米がつくるサムライ映画なんて面白くないんだろ?と思って見にいったが、見事に裏切られた。信念、潔さ、時代、利権等、いろいろと考えさせられた。勝元の英語のうまさや氏尾(真田広之)の不死身さ等、不可思議な点は多々あるが、んなことは忘れてしまうくらいの内容の濃さだった。ただ、ストーリー的に小雪とトムクルーズとの色恋は蛇足。個人的に菅田俊が銀幕で見られたことが何よりもうれしかったりして。 【銀次郎】さん 8点(2003-12-23 08:07:53) |
54.アクションシーンがもの凄い迫力です。本当に皆が腕の立つ剣士に見えてきます。私に一番印象を与えたのは、渡辺謙もでしたが、真田広之の存在でした。彼の、保守的な侍という存在がこの映画に良いスパイスを入れていると思います。合戦の鬼気迫る演技は渡辺謙をも凌いでいました!アカデミー助演男優賞の声が高い渡辺謙を見に行ったつもりでしたが、私の目には真田氏が入ってきてなりませんでした。トムはなんと言うか、与えられた役相応はきちんとこなしてたと思います。彼への感想はそれだけですね。良い映画だと思います。アクションシーンだけを観るも有り、侍達の魂が吼え唸るのを観るも有り。どちらにせよ充分に楽しめる、素晴らしい、大きい映画だと思います。 |
53.みなさんが仰られるとおり、完成度がとても高かったように思えます! 1.ストーリー展開がすごく分かりやすかった。日本のドラマ的に作っていたかどうかは知りませんが、最近の洋画のわけわからん展開とは大違いでした。 2.映像が期待よりもキレイだった。ここは日本か!と思わせるほど映像がキレいだった。雪や桜など、情感的でものみごとだった。 3.俳優がよかった!全てがピシャリとくるような・・。日本人もまけちゃいねぇ! 何しろ伝わってくるものが大きかったし戦闘シーンもかっこよかったし・・。よくまとまったいい作品だと思います。 【武しゃん】さん 9点(2003-12-22 16:46:45) |
52.時代劇は大好きだし「滅びの美学」は積極的に好きなのだが感傷ばかりが先にたち、勝元達が何の為に戦っているのかその大儀がよく見えない。頭では分かっているのだが心情的に納得できないため合戦のシーンではイヤなもの感じてしまい、むしろ官軍兵に同情してしまった。それと、渡辺謙が好きなので見に行ったのだが確かに戦闘シーンでの彼は迫力あるけど静と動のメリハリがない(と私は感じた)。むしろ真田の方が雰囲気があり、この二人の上下関係に違和感があった。とは言え確かにハリウッドが「見えないもの」にこれだけ敬意を払った静かな映画を作ったことは驚きだし、作品に対する真摯な気持ちも伝わってくる。西南戦争を元にしているらしいが風景はどう見ても「ロード・オブ・ザ・リング」だし、まぁファンタジーとして見れば良い映画だ。アカデミー賞をとっても不思議じゃないと思う。生まれて初めてトム・クルーズがかっこいいと思えたし。それにしてもアメリカ人から「日本の伝統を大事に」などと言われるような映画を我々日本人がありがたがって見なくちゃならないとは、まったく嘆かわしいことだ。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2003-12-22 12:34:13) (良:1票) |
51.前々からこけると予想していたが期待を裏切るおもしろさ 今の日本にはない精神 大切にしたい 【buyobu】さん 6点(2003-12-22 04:42:14) |
50.アメリカが本気で日本映画を作ったんだと、間違いなく胸を張って言えるおそらく初めての映画ではないだろうか。それは単に日本を舞台にしているというだけではなく、E・ズウィックが“滅びゆく者の美学”をテーマとして永年培ってきた精神と、日本映画に深く心酔し探究を重ねてきた成果とが見事に融合・結実したものであり、決して付け焼刃などではない、どっしりとしたものを感じさせる。そしてそれは、途中から日本人の監督とメガホンを交代したのではないかとさえ思われる程、日本映画たり得ている。ここで描かれる“侍”たちは、アメリカで言えばいわゆる“西部の男”たちでもあり、“時代に翻弄されていく者”という共通項を通して、紛れもなく彼らへの崇高なる鎮魂歌として成立している。そして、如何に死んでいったかなどではなく、武士として男としてそして人間として如何に生きてきたかという、彼等の生きざまをこそが本作のテーマなのであり、だからこそ、男が男に惚れまたその友として、オールグレン大尉が天皇に沈痛な思いで言うセリフが泣かせるのである。ただ、ラストはいかにもスター、T・クルーズ作品らしい締めくくり方が少々残念で、欲を言えば、馬を走らせている彼の姿で終わらせて欲しかった。しかしそれでも、世評に違わぬ、いやそれ以上に確かな手応えを感じさせてくれるこの素晴らしい作品と出逢えた事に、幸福感を味わうとともに、本作に携わった方々に深く感謝を申し上げたい。 【ドラえもん】さん 10点(2003-12-21 23:18:44) (良:3票) |
49.評判どうりとても力のこもったよい映画だったと思います。母はトムクルーズが渡辺謙さんでかすんで見えたと言っていましたが、トムクルーズもさすがでした。ラスト数分はとってつけたようでいらなかったけれど、戦いの場面など感動的なところがいっぱいです。あんなに格好よく日本人が描かれていると、自然と思い入れも強くなってしまいます。いかにも天皇っぽい七之助さんも妙にはまってました。 【アラスカ】さん 9点(2003-12-20 15:11:16) |