86.渡辺謙が勇ましい。アメリカ人が良く日本の風景や文化を表現できているなと感心した。真田広之の鎧姿の雄たけびで鳥肌が立った。小雪が素敵。武士道も心打った。 |
85.いろいろ不満な点はありますが、合格点はあげられると思います。外から見た日本を美化し、エンターテイメントとして仕上げていて、悪く言えばハリウッド的、よく言えば見やすい映画といえるでしょう。ただ、トムさんが目立ちすぎる・・・。主役だからあたりまえなんだけど。 【smithy】さん 7点(2004-06-02 14:14:03) |
84.いいキャスティングときれいな映像、お金も掛かっていていいんですけど。脚本がねぇ、、、。 【おさむ】さん 7点(2004-06-01 12:58:47) |
83.このレビューでの「パール・ハーバー」に対する日本人観客の反応を見たハリウッドがあわてて総力を挙げ制作した起死回生の大作! 【シン】さん 7点(2004-05-31 02:24:24) (笑:2票) |
82.《ネタバレ》 この映画、アメリカ在留中に見ました。私の友人たちは日本や武士道に興味があったらしく、私は解説係として同じ映画を3回も見る羽目になりました。(1)なぜ勝元が英語を話せるのか(2)彼らは実在の人物であるのか(3)武士道は宗教なのかというのが彼らの典型的な質問でしたが。一番まいった質問が「ラスト(最後に生き残った)サムライがアメリカ人であることについて、お前たちの愛国心は傷付かないのか」というものでした。んなこといっても、なあ。 ちなみに私の回答は、(1)外国語を学んだサムライ、留学をしたサムライはたくさんいた(2)実在の人物ではなさそうだが、サイゴータカモリとかエトーシンペイがヒントになったのでは(3)レリジョンの定義にもよるが、武士道は超越的なものを信じるといったものではなく、むしろフィロソフィに近いのでは。 最後の質問については、俺の愛国心はそういう風には働かないけど君はそうなのか?と逆に聞いてみました。彼は、独立戦争モノのヒーローが他国人だったらヘコむなあ、と言ってました。そういうもんですか。 【ねこ住職】さん 7点(2004-05-30 09:23:37) (良:1票) |
81.DVDで初めて見ました。期待が大きかっただけに、ちょっと造りの粗さが気になりました。日本についての知識がない人なら、違和感無く面白く見られる作品だと思いますけど。なにはともあれ、日本をかっこよく描いてくれたことに感謝です。 【dicep】さん 7点(2004-05-22 22:06:12) |
80.つっこみたいところはいっぱいあるし、感動させよう的な演出にはうんざりしたけど、うっかり感動したので7点。 【太郎】さん 7点(2004-05-20 18:39:30) |
79.アメリカ人からすれば異文化としての日本を撮ったのでしょうが、最早このお話が我々日本人にとっても異文化であることに気付いているんだろうか。やはりアメリカ人が撮った侍映画だなあと少々薄ら寒い、というかくどい部分が多々ある。ストーリー展開もありがち。まあそういった鼻につくところを我慢すれば普通に面白い時代活劇です。 【コーヒー】さん 7点(2004-05-16 13:56:32) |
78.屋上屋を架すようですが、私も一言。良くできてるなあ、さすがハリウッド映画。顧客満足度はしっかり満たした作りは、お見事です。日本の歴史的事象を背景としたファンタジーとしておもしろく見られました。日本の役者陣が、絵葉書的ジャパニズムから少しでもリアリズムに(と言っても、自分だって明治に生きてるわけじゃないからリアルがなんだか言えたものではないが)引き戻そうと健闘されていた跡が感じ取れました。けれど、いつもながら国家観、戦争観が、エンターテイメントの衣装を着せられて、スペクタクルにされているのは、個人的に、違和感はぬぐえません。特に今は。虐殺のトラウマから飲んだくれていた「キャプテン」も、結局殺戮に駆り立てられていくわけで、ここではいかなる意味づけもむなしい。実際、この映画の中では見事に破綻しています。戦い終わった惨状を見せつけて、やっぱり非人道的ですって、サイン送れば免罪されるものでも無いと思う。人間って(とあえて大上段に振りかぶりますが)どこまで戦争シーン(もしくは戦争そのもの)が好きなんだろう。 【momonga】さん 7点(2004-05-16 13:29:17) |
77.なんかかっこよかったな~と思った。トム・クルーズよりも侍の人たちが。 【ALEC】さん 7点(2004-05-14 20:26:27) |
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76.特攻を美化したり、責任をとって切腹したり・・・と、外人はこれを観て、日本人の本質的な部分を理解できるはず。現代でも、神風特攻隊の事実が美化されて世界中でテロを巻き起こし、日本では、「死んでお詫びするしかない」の風潮が当たり前のように存在している。この映画は、淡々と「うん。日本人ってこういうのを美化するよな」と納得しながら観るべきだと思う。もっとも、それは日本人が“誇る”べきものではないと思うが。死を「無駄死に」と認めたがらない国民性がよく出ている点で、死ななくて済んだ人が大勢死ぬ不条理を強調した『プライベートライアン』と対極をなしている気もする。ちなみに、ストーリーはパッとしないが、日本人をほんとカッコよく描いてくれている。19世紀年以前の日本なんて、いまでも西洋諸国から見れば“サルの惑星”としか思われていなかっただろうから、この映画のおかげで、根本的に国際的地位が上がった気もするし、それだけで嬉しい。ただし、外人には勧められない。『インデペンデンスデイ』をしきりにすすめてくるアメリカ人みたいなもの。アホだと思われる。こういう映画をハリウッドが替わりに製作してくれたということを、ただ静かに喜んでいたい。それだけ。 【九寨溝】さん 7点(2004-05-13 19:35:50) (良:1票) |
75.日本に今でもあるのだろうけどずいぶん薄れてしまった仏教思想と朱子学が活きているこの映画の日常のたたずまいに懐かしさと憧れを感じました。日本を誠実に客観視してくれたことに感謝です。 【stratos】さん 7点(2004-04-13 11:44:21) |
74.《ネタバレ》 皆様のおっしゃるように、小雪ちゃんとトムくんのチュ〜はダメダメです。それでも一応チューまでにしているからハリウッド映画なりに配慮はしてあるのかなぁってなんとなく考えてしまった。んでもって、謙っちの最期の言葉は日本語で話させてあげたかったよぉ(涙)。聞いているのがトムくんしかいなかったからしょうがないのかもしれないけれど、辞世の言葉は母国語で。んでもって、その言葉の意味をトムくんが探すってほうが、気持ちいい終わり方だったと思うんだけれどなぁ。ゴメンね。素人が勝手なことほざいて……。まっ、そんなことをぼーーーーっと考えてはいたんだけれど、とても楽しめた映画です。勝元の息子が、体を張って父ちゃんを逃がすところなんて、涙なしでは観られません。 【元みかん】さん 7点(2004-04-10 22:08:07) |
73.トム・クルーズや渡辺謙さんをはじめ、出演者の作品に対する思い入れや熱演が伝わってきたのは良かったけど、物語には、何か自分はこの映画の侍たちに共感することはできなかった…。日本の文化や風習がとても丁寧に調べられているのには感動させられました!明治時代にしては鎧や兜がちょっと時代錯誤だと自分も思ったけど、ひょっとすると、明治じゃなくて室町時代や戦国時代を舞台にしていても良かったんじゃないかと思いました。鉄砲が日本に入ってきた頃、即戦力になる新しい武器としてどんどん使う多くの勢力と、鉄砲を嫌って弓と槍で戦い続ける少数派の抗争…みたいな話だったら、自分の意思を貫くために自滅するのもいとわない勝元たちのサムライ魂にも違和感がなくて感情移入できたかも。その頃の時代ってアメリカはまだだけど、様々な国の外国人が訪れていて武士と交流していた人もいたようだし、それと忍者が登場してもおかしくないし(笑)なにか「ラストサムライ」というタイトルだけがあらかじめ決まっていて、それにはたいてい、幕末から明治を舞台にすることがまず思い浮かぶから、ムリヤリその時代に物語を押し込んだようにも感じる…。今さらこんなこと言っても仕方がないんだけど、アメリカでまた違った時代の日本の映画を作ってほしいな~と思わせてくれました。それから、ディズニーなどアメリカのアニメで昔の日本の話が作られたらイイな~ともひそかに思う…ミュージカルになった日本の時代劇、怒る人も多いだろうけど観てみたい(^^; |
72.映画は楽しむものです。 【kasumi】さん 7点(2004-03-29 23:22:35) |
71.《ネタバレ》 ハリウッド映画で初めてまともな日本人を見られたのも、謙さん達が頑張って正しい日本人像を監督に伝えてくれた賜物です。そんな努力を知っているからこそ、小雪とトムの間の空気が妖しくなる度に、「やめろ~。彼はあんたの旦那の仇だぞ!武士の妻がそんなことでいいのか!そんなことでは正しい日本人の姿が・・・。」という心配の中、ついに最後にくちづけをしてしまい、やっぱアメリカ映画だと実感しました。まあぎりぎりまで我慢していた様だから、よしとしてやるか。でも最後の一線を超えなくて本当に良かった。 【リニア】さん 7点(2004-03-24 23:47:37) |
70.日本のことをよく勉強しておるのお・・・褒めてつかわそう。途無来須(トム・クルーズ)の殺陣もあっぱれじゃ。(ラストバカ殿様) ・・・さて真面目に戻って、この作品について英語のレビューサイトを見たところ、中に「勝元の叛乱の理由がわからない。」というのがありました。作中で主人公オルグレン大尉が手記の中で明確にしている年月日をからもわかるように、このストーリーは1877年の西南戦争と西郷隆盛をモデルにしています。上記のアメリカ人とは異なってこの映画を見た日本人のほとんどは西南戦争が起きた年を覚えていなくても西南戦争は知っていてそのせいで作品のストーリーにすんなり入っていけたと思います。でも、どれだけの日本人が西南戦争の本当の理由を説明できるのかは疑問です。少なくとも私は「征韓論に敗れたから。」なんて理由は納得できません。だから登場人物の大村(=岩倉具視?)が近代化に名を借りて私腹を肥やしていた、という大胆な仮説を採用してストーリーに肉付けしたハリウッドの製作者は偉いと思うのです。 【かわまり】さん 7点(2004-03-24 11:58:44) (良:1票) |
69.《ネタバレ》 渡辺謙さんも小雪さんも最高ですね。トムクルーズはちょっと偽善的で嫌だったな。最後、死なないし、村に帰るし。しかし、これほんとにアメリカ映画? 【BAMBI】さん 7点(2004-03-18 16:11:40) |
68.観たときに鳥肌立ちました。節々に感じさせるトム様的演出がなければ・・・。ラストとかね。 【粉】さん 7点(2004-03-13 20:20:18) |
67.最後まで諦めず、戦い続けたサムライたちの魂の強さが伝わってくる作品でした。人間というものは、出会う人たちや環境によって、それらに影響されながら成長していくものだということを改めて感じました。そしてとにかく渡辺謙がすごい!!まさにサムライですね!!でも、最後がなぁ・・・。惜しかったです。 【りっちゃん☆★】さん 7点(2004-03-08 19:22:27) |