5.原作を妙に意識した結果、原作を超えられないことになってしまった典型の映画。ロミー・シュナイダーは良いと思う。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-03 11:28:33) |
4.夢を彷徨っているような雰囲気。巨大な迷宮のような裁判所のセットがツボでした。そんな中オーソン・ウェルズの怪演も見事。「裁判」なのに「判決」シーン無しに即「刑執行」ってどうなの?とも思いました。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 20:03:55) |
3.不条理映画の決定版。何が何だかわかんないまま判決が下されて、地中に埋められるっていうのは怖過ぎです。出てくる女性たちも不気味な連中ばかり。ロミー・シュナイダー扮する手に「水かき」がある女っていうのは何かの象徴なのか? 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-14 11:13:59) |
2.何て居心地の悪い映画だろう、まるで悪夢のようだ。人間なら誰しもが潔白ではないからこそ身につまされる。 【かんたーた】さん 7点(2004-12-04 19:23:59) |
1.カフカは、ストーリーではなくシチュエイションの作家だと思います。この「審判」も妙に視覚イメージに訴えるものがあり、映画化というのは逆に難しいところ。映像化してくれる事自体はよいのですが、どうしても自分の持ってたイメージとそぐわない部分があるんです。第一、ヨーゼフ・Kがノーマン・ベイツなんでは、「コイツがそもそもノイローゼなんじゃねーの」という気がして、不条理劇に見えなくなってしまいました。ラストを変えたのも、うーん。どうかなあ。だったら映画全体をもっと原作と切り離して作っても良かったのでは?決して悪い作品ではないだけに、惜しいのです。 【鱗歌】さん 7点(2003-05-24 00:47:09) |