4.思いつきで撮られたような映像を脈絡なく延々と並べ立てられても・・・途中いくつかシークエンスを抜いて、2時間くらいにしても分からないんじゃないでしょうか。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-09-13 00:01:31) (良:1票) |
3.たくさんの登場人物、つながらないストーリーの中でマストロヤンニだけが出没する。 女優陣はきれいな人ばかりなのに、続けて出てくるのはエマだけで、金持ち娘のマッダレーナもグラマー女優のシルヴィアも引っ込んだらそれっきり、もったいような話。 それにしてもアヌーク・エーメ、アニタ・エクバーグが出ていたところあたりまでおもしろかったが、そのあとはまったくおもしろくないしつまらない。退屈で良さのわからない長い映画の私の代表作だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-11-12 09:13:16) (良:1票) |
2.冒頭のヘリの映像から圧倒されっぱなしになってしまった。それほどこの映画には魔力があるということだろうか。それはやはり、皆さんが書かれているように宗教の退廃、人間生活の墜落といったテーマをリアルな描写とフェリーニの精神世界の幻想の映像化という対比する二つの映像表現によって強烈に描いている点にあると思った。ニーノ・ロータの切ない音楽、そして、マルチェロ・マストロヤンニの無鉄砲で華のある演技がこの世界の創造に最大の貢献をしていると感じた。 それに、「甘い生活」という題名自体が皮肉たっぷりだ。甘くない、逆に辛いと感じてしまう。 フェリーニは「私は映画だ。」と言っていたがまさしくその通りだと思わせてしまう大傑作だと素直に思う。 【たましろ】さん 10点(2004-01-07 19:46:39) (良:1票) |
1.20才の頃に見て、最初はあまりわからなかったけど、どうしてもこの作品について書かなければならず、再度見て調べものもした。産業の振興と文化・価値観の変容、信仰の退廃を善と取るか悪ととるか。主人公が終わらない夜から抜け出すように朝の道を歩く姿は再出発のようなもを感じさせた。簡単に言うと馬鹿をやって大人になるって感じ。そういうバカなプロセスも大切なのかも。 【yukaori】さん 7点(2003-12-08 01:52:26) (良:1票) |