4.これは孫の演技を褒めなくてはいけません。 あそこまで超生意気なクソガキを演じられる子役は見た事がありません。 孫を散髪するシーンは、私だったら、あのクソガキをモヒカン刈りにしてやるでしょう。 それほど生意気だと思わせる演技を行う天才子役なのです。 そしてこの映画をみると、例外なく、多くの人が自分とおばあちゃんの関係を思い出すのではないでしょうか? 私も、おばあちゃんの家に2年ほど暮らしていた時がありました。私も、おばちゃんと、激しい言い争いをしていた時期がありました。 それを思い出しました。 おばあちゃんは死にましたが、私は本当におばあちゃんと和解できたのか今もって確信がもてません。 あの当時の私を冷静に振り返ると、第3者からみたら、私はやはりクソガキに見えたと思います。 家族から受ける愛情というものも、なかなか感謝できないのは、あまりにも、その愛情が当たり前のようにもらえるからだと思います。 私は、そういう当たり前のものを、失った後に気がつくことが多くて、いろいろな後悔があります。 この映画をみて、当たり前にもらえる愛情のありがたみを、再度実感できました。 ありがとう、おばあちゃん。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-25 09:20:07) |
3.私の祖母も働き者で、小さくて、腰が曲がり、トボトボ歩いていたのを思い出した。悲しくてさびしい、祖母の記憶。 【紅】さん 10点(2004-06-18 22:49:42) (良:1票) |
2.最高によかったです。おばあちゃんに対して孫がやっていたことって私が小さい頃にも経験があります。うちはおばあちゃんはいなかったけれど田舎に引っ越したときお父さんに対してやったいろんなことを思い出して中盤からずーっと泣き通しでした。私はこうやって愛されてきたんだなんて感じた映画は初めてでした。最後にはおばちゃんの歩く姿をみてああこの人はこうやって生きてきたんだと妙な説得力のあるすばらしい映画でした。 監督の伝えたかったことが素人ばかりの出演者によって見事に表現されたすばらしい映画でした。 【さんご】さん 10点(2003-11-18 16:23:36) (良:1票) |
1.わざとらしくない、さらりとさわやか、それでいて温かい感動を味わいました。おばあちゃんのジェスチャーの意味を知って、涙が止まりませんでした。やはり、自分のことを無条件に愛してくれるのは家族ですね。たとえどんな人間であれ。そして人間を再生してくれるのもまた、家族なのかもしれません。 【ひなた】さん 10点(2003-09-02 22:12:08) (良:2票) |