4.《ネタバレ》 最低映画監督エド・ウッド監督作品で見たのは2作目。「グレンとグレンダ」は僕のクソ映画の期待に反して良かったです。そして本作も面白いと思ってしまいました(笑) 大ダコに関してはクソ映画としての期待に十分応えてくれています。いや、この大ダコのおかげでクソ映画として評価されているのでしょう。きっと「オクトパス」は本作の大ダコへのオマージュなのでしょう。 しかし、大ダコを抜きにすれば、フランケンシュタインのようなクラシックなホラー映画の雰囲気で普通に楽しめました。ベラ・ルゴシの怪演が凄かっただけに、大ダコとかなしにして、原子力か何かで単純に超人を作るマッドサイエンティストの物語にしたらB級映画としてでなく、傑作になったのではないでしょうか。あ~でも、それだとそれこそフランケンシュタインか(笑) 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-16 21:57:31) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 「プラン9」を観た後ではこれがかなりちゃんとした映画に見える。ちゃんとしてる理由はもちろんベラ・ルゴシの演技。だからルゴシが登場しない警察署内のシーンとかはかなりつまらない。巨大モンスターのごまかし方なんかは昭和の特撮で育った人間には想定の範囲内だが、その上を行ってしまったのが「教授」が押し込まれる「文字通りのタコ部屋」に鎮座する中途半端な大きさの大ダコ像。ああこんなシーンを撮るくらいなら扉の向こうでわーぎゃー言ってるだけの方が良かったのに。このへんのディテールに対する感覚の粗っぽさがエド・ウッドなんだろうな。その他は大した破綻はないのでゲテモノ映画を観ようとすると肩透かしを食うかも。ルゴシが出てこないと一向に面白くないのも辛いところ。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 6点(2011-09-13 08:20:03) (良:1票) |
2.ティム・バートンの「エド・ウッド」を観てからどうしても観たかった映画。史上最低監督エド・ウッドの名に恥じず相当な駄作とももちろん言えるが、個人的にはその味わい深さが面白かった。何よりも映画全体に映し出されるエド・ウッドという映画監督の映画に対する熱情が、彼をただのどうしようもない映画監督に留まらせなかった要因であろう。最低ではあるが、映画に対する愛は誰よりも大きかったのではなかろうか。 【鉄腕麗人】さん 6点(2004-01-08 19:22:27) (良:1票) |
1.ティム・バートンの「エド・ウッド」を観てから一度は観てみたかった映画。個人的には世間的に言われるほどどうしようもなく陳腐なものには思わなかった。意外とすんなりと見れたし、やはりエド・ウッドという珍妙な監督の熱意が伝わってくる。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-09-09 13:15:56) (良:1票) |