怪物の花嫁の投票された口コミです。

怪物の花嫁

[カイブツノハナヨメ]
Bride of the Atom
1955年上映時間:68分
平均点:4.81 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
ホラーSFラブストーリーモノクロ映画モンスター映画
新規登録(2003-09-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-02-14)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督エドワード・D・ウッド・Jr
キャストベラ・ルゴシ(男優)エリック・ヴォルノフ博士
トー・ジョンソン(男優)ロボ
原作エドワード・D・ウッド・Jr(原案)
アレックス・ゴードン(原案)
脚本エドワード・D・ウッド・Jr
アレックス・ゴードン
製作エドワード・D・ウッド・Jr
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
いまや彼は野獣だった。過激な研究のため故郷を追われ、妻子を忘れ、長い星霜を荒野で、山奥で、密林の中で費やした。野獣には目的があった。世界を統べるパワーを手に入れる事。生物を覆う見えない殻を原子の力で解放し、あらゆる生の営みを超越する事。それは密林の野獣が神に向けかって上げる拳、何億年もの長きに渡って続いてきた進化という雄叫びの声なのだ。そして彼はついに成し遂げた。陰惨な沼地の汚泥で、凶悪な殺人ダコを君臨させる事に…死を賭した怪奇俳優ベラ・ルゴシが渾身の演技で送る、聖地ハリウッドへの果たし状。
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【口コミ・感想】

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1
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12.有名なエド・ウッド監督だけあって、確かにレベルは低い。しかも吹っ切れたレベルの低さではなく、普通の駄作だったところがさらに痛い。ところが、意外にも飽きずに観れてしまった。なぜか?それは多分、こちらの想像でいろいろと補わないと観ていられない映画だからなのではないかと思う。博士の望郷の想いについてとか、ロボの主人に対する愛憎とか、観ていて映画では語られないストーリーを勝手に想像で膨らませてしまった。ファミコン版の「ドラクエ」が、例えグラフィックが貧弱でも十分に面白かったのと同じ理由だと思う。それに映像は暖かみがあってそこらのハリウッドB級映画より親しみを持てた。でも大ダコは・・・やっぱりわからない。それにもともとのタイトルは『原子の花嫁』だったらしいが、ここもわからない。どちらかというとタイトルを変えるとしたら”原子”じゃなく”花嫁”の方では?ちなみに、映画中での花嫁の重要性は皆無だった。
おしりはばとびさん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-16 03:26:09)(良:3票)
11.タコ足と戯れるベラ・ルゴシ!エド・ウッドでのシーンは手抜きではなかったのだ!本当にあのままだったのだ!ちょと呆然!^^
3737さん 3点(2004-05-06 21:54:44)(笑:3票)
10.んー、きっとワタクシがアホなのだからだと思うのだけれど、なぜこの作品が「最低」映画なのか、分からんかった。出演者の演技がヘボだから?実写のタコと、動かない「タコ人形」を強引に「同じもの」としてるから?ま、そりゃそうかもしれないけれど、そんな事にいちいち突っ込んだりアラ探しをするのは、例えば時代劇を観て「カツラの線が見える」とか「刀触ってないじゃん」とか言うのと同じで、別に駄目とは思わないけどあんまり意味のないことだと思う。僕はこの作品を観て、何故ティム・バートンがエド・ウッドを愛してやまないのかが、ちょっと分かったような気がする。どちらも自分が世間から見て「異端」であることを深く自覚していて、それがどうしようもなく作品や人物に表れてしまうところが共通している。つまり「バットマン」のブルース・ウェインとジョーカーが、実はバートンそのものだったように(と僕は思っているのだけれど)、この作品の、故郷を追われたマッドサイエンティストと、彼に従う無垢なロボもやはり、エド・ウッドそのものが強く反映されたものではないだろうか。バートン版「エド・ウッド」で、エドが熱演したベラ・ルゴシに報いる為に追加されたとされている、マッドサイエンティストの故郷に対するルサンチマンを吐露するシーンは、その辺のチャラチャラした凡作なんかよりもずっと心に迫る名シーンだと、僕は思います。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-26 18:29:37)(良:2票)
9.《ネタバレ》 まさかエド・ウッド作品に9点つけるハメになるたぁ、お釈迦様でもご存知あるめェ。だが言わせて頂く。演出が最低なのは認める。ルゴシ以外のキャストの演技がテキトーなのも皆々様の仰る通り。特撮も冗談抜きでヘボい。セットも使い回しばかり。お約束のように昼のシーンを「夜」と言って強引に観客を納得させやがる(って書いてると本当に最低映画だよな…)。でも、それを押しのけるように溢れ出る物語のテーマ性、これへの感動はオイラには如何ともし難いのだ。「モンスターがフランケンシュタイン博士を改造してしまう」! こんな恐怖映画がかつてあっただろうか。これはホエール版『フランケンシュタイン』『フランケンシュタインの花嫁』へのひとつの回答であり、挑戦状でもあるだろう。この、博士改造シーンには本気で背筋が凍った。モノクロ時代のホラーはそれなりに見てきたけど、インパクトに関しては群を抜いていた。ダメダメな部分を考慮してもなお、ハマープロの凡作なんかよりよほど歴史的な価値を持っているホラーだと思う。多分、これから何回も観る作品になるだろう。
エスねこさん 9点(2004-04-23 03:31:42)(良:2票)
8.想像してた以上にひどかった。エド・ウッドの人となりは知らないけど妙な律儀さゆえか、記者に追われる側の手の内を序盤にほぼばらしてしまっている。スリルとサスペンス台無し。誉めるところと言えば、終盤の展開が結構意表突かれたのと、ヘルメットのリアルなあごヒモが妙にツボにはまって笑いが止まらなかったところくらい。
ラーションさん 2点(2004-04-07 17:03:40)(笑:2票)
7.ティム・バートンの『エド・ウッド』に合わせて、まとめて公開されたエド・ウッド御本人の映画を何本かみるにつけ、意外にも画面にある種の雰囲気というか、独特のアトモスフィアを漂わせる才に長けている…という感想を持った者として、彼を「史上サイテーの映画監督」というレッテルのもとに嘲笑い、葬り去る風潮には断固異義をとなえたいっす。そりゃあ、セットや支離滅裂なストーリーテリングはお粗末かもしれないけど、ひとつひとつの画面には、陰影に富んだ「端正さ」がある。特にこの映画は、1940年代の恐怖映画のムードをかなり良く出した、なかなかの代物じゃないでしょうか。モンダイ(?)の大ダコのシーンも…まあ、バートンの映画で茶化されるほどには失笑ものではない…こともないか(笑)。とまれ、偏見抜きでぜひ一度ご覧あれ。
やましんの巻さん 7点(2003-10-29 13:01:57)(良:2票)
6.《ネタバレ》 最低映画監督エド・ウッド監督作品で見たのは2作目。「グレンとグレンダ」は僕のクソ映画の期待に反して良かったです。そして本作も面白いと思ってしまいました(笑)
大ダコに関してはクソ映画としての期待に十分応えてくれています。いや、この大ダコのおかげでクソ映画として評価されているのでしょう。きっと「オクトパス」は本作の大ダコへのオマージュなのでしょう。
しかし、大ダコを抜きにすれば、フランケンシュタインのようなクラシックなホラー映画の雰囲気で普通に楽しめました。ベラ・ルゴシの怪演が凄かっただけに、大ダコとかなしにして、原子力か何かで単純に超人を作るマッドサイエンティストの物語にしたらB級映画としてでなく、傑作になったのではないでしょうか。あ~でも、それだとそれこそフランケンシュタインか(笑)
映画の夢さん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-16 21:57:31)(笑:1票)
5.《ネタバレ》 エド・ウッドの映画なのに意外と普通でびっくり。ものすんげぇ演技臭さと巨大タコっていうアホ丸出しな設定はエドのご愛敬ですがベラ・ルゴシが出てるだけでこんなに締まった映画になるのかなぁ~(笑)まぁその分彼が出てたかったらとてつもなくヘボヘボ映画になってただろうとは思うけどクライマックスのトンデモぶりにツッコミを入れながら観るよりエド・ウッドの映画への愛情を楽しみながら笑って見るのが一番いいのかもしんないなぁ。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-10 12:42:33)(良:1票)
4.《ネタバレ》 「プラン9」を観た後ではこれがかなりちゃんとした映画に見える。ちゃんとしてる理由はもちろんベラ・ルゴシの演技。だからルゴシが登場しない警察署内のシーンとかはかなりつまらない。巨大モンスターのごまかし方なんかは昭和の特撮で育った人間には想定の範囲内だが、その上を行ってしまったのが「教授」が押し込まれる「文字通りのタコ部屋」に鎮座する中途半端な大きさの大ダコ像。ああこんなシーンを撮るくらいなら扉の向こうでわーぎゃー言ってるだけの方が良かったのに。このへんのディテールに対する感覚の粗っぽさがエド・ウッドなんだろうな。その他は大した破綻はないのでゲテモノ映画を観ようとすると肩透かしを食うかも。ルゴシが出てこないと一向に面白くないのも辛いところ。
tubirdさん [インターネット(字幕)] 6点(2011-09-13 08:20:03)(良:1票)
3.ティム・バートンの「エド・ウッド」を観てからどうしても観たかった映画。史上最低監督エド・ウッドの名に恥じず相当な駄作とももちろん言えるが、個人的にはその味わい深さが面白かった。何よりも映画全体に映し出されるエド・ウッドという映画監督の映画に対する熱情が、彼をただのどうしようもない映画監督に留まらせなかった要因であろう。最低ではあるが、映画に対する愛は誰よりも大きかったのではなかろうか。
鉄腕麗人さん 6点(2004-01-08 19:22:27)(良:1票)
2.ティム・バートンの「エド・ウッド」を観てから一度は観てみたかった映画。個人的には世間的に言われるほどどうしようもなく陳腐なものには思わなかった。意外とすんなりと見れたし、やはりエド・ウッドという珍妙な監督の熱意が伝わってくる。
スマイル・ペコさん 6点(2003-09-09 13:15:56)(良:1票)
1.御存じエド・ウッドのクダラナくも味わいのある逸品。大ダコに襲われるシーン、タコを自ら体に巻き付けながらとってつけたような悲鳴をあげてます。笑ってしまったらもう本作の虜。まさにタコ演技。「テンタクルズ」が大変良心的な映画に思えて来てしまいます。けなされればけなされる程、価値が光る本作、全編見どころだらけです。
鱗歌さん 7点(2003-05-31 00:22:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 4.81点
029.52%
100.00%
229.52%
3419.05%
414.76%
529.52%
6419.05%
7419.05%
800.00%
914.76%
1014.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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