6.ファレリー兄弟監督の映画にハマるきっかけになった映画。話もよくまとまっているし、キャメロン・ディアズのキュートな魅力をとても上手く引き出している。また、「優しい」映画だと思える。 障害者虐待と書いている方がいるようですが、これは完全に逆。どうして書いた方がそう思ったのか、僕にはまったくわかりません。この映画だけではなく、ファレリー兄弟の映画は、障害者を、障害という『個性』を持つ、一人の人間として扱っている。障害という「ハンデ(あくまでハンデであって、障害者という人間とは別の生き物ではない)」があってもいきいきと生きている姿を描くファレリー兄弟の映画は、見ていて爽やかな印象をうける。現に障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんくるそうです。 そして皆さん言われている通り、下ネタがでてくるが、もちろん下ネタが全部ダメな人はダメだと思いますが、そうでないならそう気にするほどのことはないと感じた。というのも、どれもギリギリではあるけれど、そのほとんどが『上品な下ネタ』という印象を受けたからです。最終絶叫計画やオーガスモみたいにえげつないて下品な下ネタではない。むしろ、所謂大衆的な映画で盛り上げようとしているのがバレバレの、唐突に出てくるベッドシーンよりよほど上品な感じすらした。 |
5.《ネタバレ》 ファレリー兄弟の映画だし、基本的にはバカなロマコメであることは判っているけど、本当に好きな映画だから真面目にコメントしちゃいます。この映画は非常に真面目に「愛とは何か」を突き詰めた映画だと思います。主人公テッドはプロムナイトを最悪な形で迎えてしまい、パートナーであったメリーと疎遠になってしまう。彼は13年間どうしても彼女が忘れられず私立探偵に現在の彼女の調査を依頼する。それからはメリーを取り巻くストーカーとのすったもんだが続くのですが、ラストの纏め方が非常にスマート且つ心に残る。テッドの言う通り、ストーカーたちは彼女に夢中だっただけだった。誰も彼女の幸せを願っておらず、俺が俺がと彼女を付け回すばかり。人を愛するということは、その人の幸せを願うこと。主人公のテッドは自分の幸せよりも彼女の幸せを誰よりも願うことができた。だからメリーもその気持ちに答えてくれた、ということでしょう。自分のことだけ考えてるようじゃだめなのだ。それから余談ですが、DVD特典のタマとサオがジッパーに挟まれた状況に関して真面目に考察しているメイキングは滅茶苦茶笑えるのでおススメです。心理学者や医者、弁護士まで登場してあのシーンの悲惨さに迫る!男なら背筋がゾーッとくること間違いなしです。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-18 16:18:05) (良:1票) |
4.下品で不謹慎ではあるけど、かなり笑えた。 ストーリー展開も予想を裏切る意外性があって面白かった。 まあ、ラストは期待を裏切らないハッピーエンドではあったけどね。 それにしても、犬の不遇が可哀想なんだけど、いちばん笑えた。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-02-25 16:55:45) (良:1票) |
3.ほんとにおバカ!よくある、「惨め」で笑いを誘ってないところがいい。気持ちのいい笑い。そしてめちゃかわいいキャメロン・ディアス。まぁ好き嫌い分かれるところですがね。 どうも。 【やいのやいの】さん 8点(2004-11-04 14:25:31) (良:1票) |
2.地上波初の本作を平日の真昼間に放送し、その日の夜の洋画劇場で何度も放送されてるバン・ダムのC級アクションを放送するテレビ東京をスゴいと思うのは僕だけでしょうか? |
1.これは面白い!っていうか最近かなりベン・スティラーにハマっているので、ヅラを着けたベン・スティラーが出てくるだけで笑えてきちゃうんですよね。下ネタも、かなりグッド。あと、時々登場してたギターとドラムのユニットのなんともいえない間も笑いを誘います。エンディング・ロールも、後味スッキリな感じでした。ところで障害者ネタはそんなに差別的でしょうか?あれは障害者を笑い者にしていたのでなく、あくまで「キャメロン・ディアスの気を引くためにわざわざ障害者のフリまでしてた男」がおかしいのだと思いますよ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-06-17 22:42:26) (良:1票) |