5.本作は、高校時代に英語の授業で米国人教師に見せられました。見た当時は、主役の人格にイライラしました。そこで私は、なぜ敢えてこんなボンクラの主役が立ち回る映画を見せたのか、しかもなぜ日本の高校生に、その意図は?と彼に問うたのです。期待していた答えは「日本の高校生よ、もっと方の力を抜いて気楽に生きよ」といったものでした。しかし、現に返って来た答えは「凡人がセコセコ努力しても、絶対に超えられない壁がある。どのような状況になっても、なぜか成功する人。いわゆる勝ち組。それは先天的なものだ。キャメロン、スローアンをはじめとする君等凡人は、絶対に天才フェリスを超えることが出来ない。否、理解することすら出来ないだろう。君等に出来ることは、フェリスを崇めるか、軽蔑するか、無視か、どれかひとつしかできない。しかし凡人諸君よ、絶望するな、堅実に生きなさい」というものでした。もちろんこの捻くれた解釈に対しては非難轟々でありました。こんなくだらねえ映画にそこまで無理して意味を見出したいか、云々。しかし今になると、やっぱあの米国人教師の言っていたことは真実だな、と思うに至ります。やはり超えられない壁ってのはあるのだな、と歳をとるにつれ次第に確信するのです。嫌~な映画です。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 4点(2004-03-02 01:13:12) (良:3票)(笑:1票) |
4.「シンプソンズ」のバートが、普通の家で育って高校生になった実写版…に見えてしょーがなかったです。 【ちゃいちゃい】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 20:55:46) (良:1票) |
3.わかりやすくていい映画ではないですか!
やっぱりジョン・ヒューズは馬鹿に出来ません。 【やぶ】さん 8点(2004-11-18 20:56:03) (良:1票) |
2.本当はこの映画に関しては全くのノータッチで、私がたまに行くレンタルショップの中古コーナーで見かけたりしても「あっ、この映画あるじゃん!そういえば、DVDカタログか何かに載ってたな~。でも別に興味ないし、見た事無いから、別にいいや!」みたいな感じだったんですが、↓のレビューや「つながり伝言ゲーム」でピルグリムさんが絶賛していたのを見て「見たいなあ~。」と思い見ました。さて、肝心の内容ですが、個人的には私が見てきた青春映画の中ではなかなか良く出来ていたのではないかと思います。とにかく遊び心が満載でとても楽しめます。フェリスがこっちに向かってしゃべってくる所がいいし、いろんな所をとにかく楽しく作っているところもいい。それに個人的に共感出来るセリフや(「人生は短い、楽しまなきゃウソだ」など)胸がキュンとなるセリフなどセリフにもなかなかのこだわりがある作品で面白いです。点数は【点数の配分として以下を参考にして下さい】にある「なかなか面白い作品。他人に薦められなくもない」がまさしくそうなので7点です。 |
1.フェリスのように人気者で何の悩みもないような人間には全く共感できない。普通の人間は何かしら悩みを抱えているし、世の中思い通りにならないことのほうが多いはずだ。コメディだと割り切って見ようとしても、あまりにもご都合主義の度が過ぎるとついていけない。それに、フェリスの態度を見ているとどうしても「世の中をなめるな!」と言いたくなってしまう。学校でいじめにあって死ぬほど辛いか、学校に行かないでいる時間働いているというのならばともかく、フェリスの場合は学校が退屈だからという理由からサボっている。高校生にもなってそれでは、あまりにも甘えすぎだろう。学校に行きたくても行けずに働かなければならない子供が世界中に腐るほどいるのに。フェリスの親にはもっとしっかりしてほしい。 【洟垂れ】さん 3点(2003-06-05 18:39:13) (良:1票) |