6.シンデレラってペロー童話以外にもあり、エリナー・ファージョンの「ガラスのくつ」のように独自の味つけがされた作品。 ドリューは茶髪にしていてシュワ似?の王子さま、テンポもスローでシンデレラなのに魔法使いは出さず実話としての作りでも、舞踏会のドレスは羽つきで妖精のような灰かぶり姫にフェアリー・テイルらしさが。 アンジェリカ・ヒューストンの意地悪継母ぶりが堂に入っていて、彼女のためにこしらえたのかシンミリする場面もあり、継姉のうち一人はいい子なのもうれしい配慮。 「ロック・ユー!」にチョーサーがいたように、これにはレオナルド・ダ・ヴィンチが登場し、冒頭のダニエルの肖像画は彼の「ほつれ髪の女性」(1508)をアレンジしたもの、時代はこの頃ということでしょうね。 最初と最後ではジャンヌ・モローがグリム兄弟に貫禄を示し、西洋はおとぎ話と地続きなのが感じられます。 少し地味だけど好きな人がいるのがわかる HAPPILY EVER AFTER。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 07:00:15) (良:1票) |
5.これは良かった! 久しぶりに清々しい、爽快感に満ちた映画を観ました。誰もが知っているシンデレラの話だったのもありますが、ドリュー・バリモアの元気な演技に深夜の2時に観たのに惹きこまれました。継母と長女が憎ったらしく、王子もほどよくバカなのが良い。あんなに虐げられても、我慢の限界まで継母に愛されようとしたダニエルの気丈さに、つい涙がでそうになりました。継母もやなやつだったけど、一度だけ見せた亡き夫への思いをはせた表情だけが救いのような気がします。シンデレラのお話の先入観をもって観ると、非常に楽しめる映画だと思います。勧善懲悪って、やっぱりいいなぁ!スカッとする! 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-05 08:43:29) (良:1票) |
4.あまり考えちゃいけないかわいらしいおとぎ話。フランスの設定なのに英語って妙に気になってしまうのですが、一緒にくやしがったり、私だったらこうはしない!って思ったりで面白かった。 ドリュー・バリモアが似合っていないようで妙に合っている。はまり役。 でも私だったら農民出の召使をあんなに馬鹿にするような男は、いくら王子様だって、後から謝ってきたっていやだなぁ、と思ってしまった。 だましていたっていうことに怒っていたというよりも、実は賤しい出の者だったってことのほうにショックを受けて怒っていたので。。 【るいるい】さん 6点(2005-02-09 21:56:57) (良:1票) |
3.たまたまヒマな時にCATVで観たのでそれほど腹も立ちませんでしたが、劇場へ足を運んでいたら口直しに何か別の映画が観たくなっていたかも知れません。普通に笑えるし普通に納得の行くラストなのですが、どうもドリュー・バリモアにもう一つ美貌を感じられないとキツいです。魅力的な女優さんだとは思うのですが、美貌度ではちょっと厳しいです。アンジェリカ・ヒューストンはこういう路線がちょっと板につきすぎてしまってコワイです。もう後戻りは効かないんだろうナ・・・お嬢さまなのに。 【anemone】さん 5点(2003-12-09 00:03:47) (笑:1票) |
2.ドリュー・バリモアの顔は写し方によっては、ボッティチェリの絵の女性に似ている。だからルネサンス風衣装がよく似合っていた。王子様を持ち上げちゃうシンデレラはやっぱり笑える。美しいことによってお金持ちと結婚できた継母が、美人の娘を可愛がり、あんまり美人じゃない娘に冷たくあたるというのは、良くできた設定で、単なる継子いじめじゃないところがミソ。王子様は雰囲気がなんだか庶民的で。もうちょっとどうにかならなかったのかと思う。レオナルド・ダ・ヴィンチがモナリザを持ってフランスへ放浪してきているところは、史実をふまえてのことでもあり、楽しい。 【ルクレツィアの娘】さん 6点(2003-07-23 19:28:39) (良:1票) |
1.現代風シンデレラは、主張もありつつ、かわいくて良かったです。ガラスの靴をどう使うのかなーと思っていたら、あまり出番は無い感じだったなあ。ただ、王子のキャラクターがすぐ心変わりしていまいち魅力を感じなかったのが残念かなあ。長女&アンジェリカは期待通りのおかしさで良かった! 【にっきー】さん 7点(2003-01-31 11:55:52) (良:1票) |