4.前作に当たる『ニューヨーク1997』(邦題)を鑑賞済みである事が、本作を味わい尽くす上上での重要な要件。本作単独で観るのと、『ニューヨーク1997』の後日談として観るのとではまるでコクが違う。「牛丼並盛」と「牛丼特盛つゆだく玉入り鬼盛紅生姜」くらい違う。前作の設定と脚本を踏襲しているのですが、それがイチイチ面白いのです。監督は山田洋次かと思いました。自分が配給会社の宣伝マンなら『スネークはつらいよ・LA恋のコウモリグライダー』という邦題を提案します。そして上司から怒られます。終末世界にバカ要素がいい具合にブレンド。チープなCGが華を添えます。ラストの取って付けたような文明批判がこれまた芳しい。悪くない。悪くないです。これくらい思いっきりバカをやってくれた方がスッキリ楽しめるというもの。前作もバカでしたが、本作は大バカです。いわゆるB級映画のテイストが好きな人には、タマラナイ映画だと思います。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-07 20:14:54) (良:2票) |
3.考えてみて下さい。地震が起きただけでLAが大陸から切り離され孤島と化すんですよ?しかも、アメリカ政府はそこを自国から放棄し、また犯罪者達を隔離するための監獄としたんですね。冒頭からもの凄い事をあっさり描いている事にまず驚き。しかし、カーペンターの映画は荒唐無稽さこそが命とばかりに全くブレることなくこの映画はB級街道まっしぐらに突っ走るぜ。例えヘリが墜落しようとも、スネークは無傷で生還するぜ。そこに理由などは無いぜ。ワイルドだぜ。 ただ、これだけは言わせて! 前作ラストで「プリスキンと呼べ」と言っていたスネークさん。 今回「プリスキン」と呼ぶと「スネークと呼べ」というスネークさん。 もうどっちやねん! 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-10 16:51:46) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 この物語の細部であるとか一つ一つのシーンであるとかについて言及するとすれば、かなりイイカゲンだとは思いますが…そんなことはさておいてアイパッチをつけたカート・ラッセルがバスケをしたり、何の脈絡も無しに波に乗ったり、唐突に空を飛んだり、やりたい放題して活躍してしまうのですから面白いとしか言い様がありません。コートを取り返すとか、最後にマッチをすってタバコを吸うなんぞはお約束ですが格好良いので、むしろやらなきゃ嘘です。 たとえ誰かが現在のCG技術を駆使して迫力ある映像でリメイクしたとしても、このカーペンター監督のセンスには到底及ばず(配役にしたって絶妙だ!)、本当にただのアホ作品になってしまうでしょう。それぐらい危険な作品であることは確かです。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-11-19 18:08:05) (良:1票) |
1.カート・ラッセルがシブい!波乗りシーンが、かっこいいのか間抜けなのか悩んでしまいます。でも、面白かった! 【ぽんぽこ】さん 8点(2001-05-12 17:18:11) (笑:1票) |