4.細菌兵器に絡めた善対悪の構図、後半の主人公のスーパーヒーローぶり、あまりにも都合が良過ぎてリアリティに欠ける展開、映画を盛り上げたいのは分かるけどパンデミックの恐怖が台無し。前半の緊張感がよかっただけにもったいない。一歩間違えればこの映画のような優しさが人類滅亡の引き金になるかもしれない。人間の最期はこんな感じでやってくるのかもしれない。久々だったけど結構面白かった。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-30 23:15:02) (良:1票) |
3.最後まではらはらドキドキ。あっという間に終わります。授業で見たんですが見せてくれた先生に感謝!(時間の都合上二回に分けてみました・・・。それは勘弁してよ・・・) 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-21 22:02:01) (笑:1票) |
2.公開当時はエボラ大流行と重なってすごい話題になり、NHKの報道番組でもこの映画の映像が使用されたほどでした。で、実際に鑑賞してみると満足と不満が半々って感じでしたね。娯楽作としては非常によい出来なんですけど、そのまとまりのよさがかえって不満にもつながってるわけで。陸軍による町の封鎖などハリウッド大作ならではの迫力シーンはリアリティーを高めてるんですけど、一方で後半の都合よすぎる展開はどうかと。軍の陰謀という部分をスッパリ抜いてしまった方が面白かったと思います。なんて考えながら見てたんですけど、思えばこれはハリウッド大作。ウォルフガング・ペーターセンが監督してんだし、本来はリアリティー3割に娯楽性7割と思って見るべき映画なんですけど、エボラ事件のせいでカン違いした私も悪かったんです。要するにこれは「カサンドラ・クロス」の豪華版をやりたかったんですね。そう思えば、後半のヘリチェイスは「カプリコン1」にも見えてくるわけでして。ちなみに豪華俳優陣の中では、ホワイトハウスで「これは町ごと灰にするしかない。お前ら、自己保身のために抜け駆けとかすんなよ」と煽りまくるJ・T・ウォルシュが一番印象に残りました。ドナルド・サザーランドはちょっと作りすぎでしたね。「ア・フュー・グッドメン」のジャック・ニコルソンでもやりたかったんでしょうか。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-09-17 20:01:55) (良:1票) |
1.ちょうどこの頃、アフリカにおけるエボラ出血熱感染拡大のニュースが頻繁に報道されており、何てタイムリーなんだと思った記憶がある。あまり映画に関する造詣が深い方ではないので、この映画以前にこのようなウイルス感染ものの映画があったのかどうかは分からないけれど、凄いな、新しいな、と素直に感動した。エボラをモデルにしているのだろうけれど、実際のエボラ感染者の死に様なんて、とんでもなく凄惨。細胞壁が破壊されてどろどろに溶けた臓器を、体中の穴という穴から噴き出しながら死ぬのだから。そういうのを娯楽にしてしまうというのは本当はとても不謹慎だけれど、基本的に「人類の破滅」的な話は何かもう凄く大好きなので、わくわくしながら観れた。 【ひのと】さん 7点(2004-01-01 13:33:35) (良:1票) |