6.《ネタバレ》 祭りがあってそっちの方に警備やら何やらで探せない。工業港の倉庫なんて普段人なんか近づかない。パソコン盗むために携帯のアンテナ壊しちゃったから携帯通じない。(最後は、弟君が携帯の通じつる所まで飛ばして状況を警察に教えたんでしょ。)無線機なんてとうの昔に壊れてる。GPSも建物の中じゃだめ。装甲車なんでそれなりの装備は積んでる。と、ストーリーはわりとしっかりした作りだと思うんだけどなあ。一人一人の登場人物の背景もちょっとした会話や台詞ですごく想像出来るんじゃないかなあ。そして、それで十分。(いちいち例示しないけど)そういう意味でも、かなりできてる映画だと思うぞ。途中、お父さんと子供が殺されたと思われるところあるけど、あれだって容赦しない相手だってところで。軽業師がやってくれると思ったんだけどなあ。とにかく、最初の30分をがまんしてしっかり見てくれ! 【蝉丸】さん 9点(2004-04-29 00:42:55) (良:2票) |
5.最初の30分は退屈しました。自分の場合、レビュワー登録をする前なら挫折していた可能性大です。滑り出しは展開に乏しく、かといって状況設定を説明するような親切さもありません。時間経過を示す描写もあまり効果的とは思えませんでした。しかし物語が動き出してからは画面に釘付けです。暗闇の中飛び交う銃弾。誰が誰を狙っているのか。状況が分かるにつれ、最悪の状況へ向かう不可避な流れの中にいることに気付きます。漠然とした不安から絶望へ。事態を打開する術を見つけられない中での銃撃戦には悲壮感が漂います。ハリウッド映画で慣れ親しんだ単純明快なガンアクションとは一味違った迫力と生々しさがありました。観る価値ありです。それだけに、面白くなる前に脱落する観客がいるとしたら残念です。とくに娯楽作品では“つかみ”は重要だと思いました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-24 17:31:29) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 「あっ今日洋画劇場スズメバチやんっ!」仕事が終わりモーレツに急いで帰りました。愛車(折りたたみ)をピットクルー並みの速さで組み立て、押しボタン式信号のボタンを連打、レビンにはね飛ばされソーになりつつ、すべて立ち漕ぎで。ハアハア5分遅れでセー---フ!(ゼエゼエ)・・パソコンをごっそりパクってうッパラッちゃってパーッといこうぜ~!な5人組が、凶悪犯の護送ドンパチに巻き込まれちゃって、友情?愛情?根性?をみつけていく。。ってな感じでなかなか私好み。急いだ甲斐アリちゃう?!・・しかしなんなんでしょ。ナンカ暗い。内容が、てゆーか画面とかwコンテナの中だから (そしてフランス映画だから)しゃーないんですけどねえ。なんか鍾乳洞の暗い感が・・見終わって「スズメバチってなんで付けたんやろ。ハチノスにされたりしてたからかな」とか妄想してたらここのレビューで「冒頭にスズメバチが・・」。「!!!!」 ・・漕いでましたよその時。ハイ。エンドロールを見逃すやつはアカン!と普段言っている私ですが、オープニングも大事なんだ!ということを勉強になったいい映画でした。 【マミゴスチン】さん 4点(2004-08-11 07:51:57) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 プロット10点、ストーリー7点、テンポ2点。登場人物が余計なことをベタベタしゃべらないのがいいですね。それなのに一人一人の感情はちゃんと表現されてる。映画館で観たかったなぁ。警備員が消防士辞めた理由がちょっとわかりにくい、っつーか判然としない。火が怖いのか?現場でやりすぎたのか? 台詞でストーリーを語らないのがフランス映画だと思います。70年代前半までは仏映画ってバンバン上映されてたからその雰囲気って周知のことだったのですが、今は一部作品を除いてチャンスが少ないからしょうがないでしょう。携帯の圏外、警察が銃撃戦に気づかないなどは、フランスの田舎や郊外を知らないと嘘くさいと感じてしまうから、余計によくわからないのでは? 場面が切り替わったとき、観ている側が人物と状況を考える必要があるシーンが多くて、感覚的にテンポがスローダウンするのがちょっとねぇ。なんかリズム音痴の演奏聞いてるみたいで、興趣が削がれました。 【shintax】さん 6点(2004-07-19 08:49:42) (良:1票) |
2.やっぱりおフランス映画ってびっみょ~。最近やっとフランス語のあの"もっひょろろすそそそたわ"(←私にはこ~聞える)って鼻から抜ける発音に慣れてイライラしなくなってきたんだけど、テンポにまだ慣れないワ。ガンマニアでは全然ないんだけどイロモノB級映画好きからするとあのコスチュームとモニターが結構イロモノアイテムでGood!!(>▽<)6 【ちっちゃいこ】さん 5点(2004-03-17 23:15:10) (笑:1票) |
1.ハイそうですね、これはカーペンターの『要塞警察』です。ラストの方なんか、そのまんまやんけ!と言いたくなるけど、ま、いいじゃないですか。カーペンター氏だって当時お金があったらこの位ド派手にやりたかったんだよきっと、だから代わりにやってあげましたよ、と言わんばかり。アメリカ人よ、フランス人に任せといていいのか? 最初の方、やたら断片的な描写で、うーん、これから何が起るんだろワクワクするなあ、という期待も殆ど萎えかけた頃、ようやく展開が見えてくる(この辺も要塞警察っぽいなあ)。わ。こんな面白い映画だったのか、と、後はもう釘付け。無数の敵に包囲され、孤立無援の攻防戦、これはもはやパニック映画の領域。何かに火をつけるなりなんなり、SOSを発信する努力をもう少ししてもよさそうだけど、あまりしないのはナゼ?でも気にしない気にしない。クライマックスの怒涛の攻撃には、もう観ててアドレナリン全開。やったね有難う。最近アメリカ人はこういうのあんまり作ってくれないんだ。この喜びを一言で表すと「いっそ9点でいかがでしょう」 【鱗歌】さん 9点(2003-11-30 15:42:49) (良:1票) |