5.脚本、音楽ともに素晴らしい。90年代以降の邦画では最高水準。「お元気ですか~」のセリフは韓国でも有名らしいですね。ただ、間違っても、「お」を抜いてはいけない。「元気ですかっ~~!!」ではアントニオ猪木になるので・・(笑)。 【STYX21】さん 8点(2004-02-26 23:46:00) (笑:4票) |
4.岩井監督って男性なのに、なんで少女の恋心がわかるんですか~!? なんで女性の女ごころがわかるんですか~!? と叫びたくなってしまいました。もちろん、転びながら(笑) 【杏と蛍】さん 8点(2004-11-02 03:32:31) (笑:1票) |
3.私個人として、この映画は女性向けだと思っていたけれど、意外と男性にもウケるんですね。だって女性特有の甘く切ない感情じゃないですか、亡くなっても尚想いは募り、手紙を書いて送ってしまうところなんか特に。そう思っているのは私だけかな? そんなことはいいとして、とてもロマンティックな物語。中山美穂の二役(ひろ子・樹)は微妙だったけど、違いはちゃんとわかるように演じてたと思うし、何といっても柏原くんの演技が良かった。中学生の淡い淡い恋心、そしてとてもシャイな行動と言動を、彼のうつむき加減と瞳が表している。この中学時代のエピソードがとても好きです。終わり方も良かったです。トヨエツはねぇ・・・大阪出身なんですよ!みなさん知ってましたか?なのにあれほど関西弁の似合わない人って他にはいないでしょう(笑)。 |
2.嫌悪感を憶えるようなシーンがまるで無く、静かで優しい雰囲気を最後まで保っている秀作。薄いガーゼでも掛けたかのような柔らかい映像で、全体的にテンションを押さえて、良い意味で落ち着いた映画になっている。あの范文雀、加賀まりこ、そして鈴木慶一サマまで同一トーンに仕上げ、切ない、甘酸っぱい全体の空気に見事に染め上げている。すごいぞ岩井監督。同姓同名の二人が出会ったことから始まる少し不思議な物語。学校の回想シーンなどは身に覚えのあるような場面もあり、年齢を重ねた今観ると本当に微笑ましい。小樽の雪と年季の入った邸宅など、綺麗な映像とホッとするような人々の心のつながりを楽しんだ。最後のじいちゃんの活躍は天晴れです。 【のはら】さん 8点(2004-03-11 18:39:31) (良:1票) |
1.岩井の10代の描き方はひとつのブランドといえます。いたずらで机の上に置かれた菊の花瓶をたたきつけるとか、樹コンビの目を合わせない会話だとか。「好きです」みたいな台詞よりもはるかに鮮明に人物の気持ちを表している。こういった回りくどさのセンスがすばらしい。この作品はラブストーリーであるが、岩井さんにはこれからもラブストーリーを撮ってもらいたい。 |